この独特の鳴き声が秋のおとずれをにおわせる【ツクツクボウシ(鳴き続けるVer.)】
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- Опубликовано: 19 сен 2024
- 身近であえる昆虫写真集
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ツクツクボウシ
和名:ツクツクボウシ
学名:Meimuna opalifera
分類:節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>半翅目>同翅亜目>セミ科
分布:北海道・本州・四国・九州
大きさ:40-47mm
時期:7-10月
食料:樹液
越冬態:卵、幼虫
生息:樹林
ツクツクボウシ
つくつく法師 寒蝉 寒蟬
学名:Meimuna opalifera
カメムシ目ヨコバイ亜目セミ科に分類されるセミの一種。
晩夏から初秋に発生するセミで、特徴的な鳴き声を発する。ツクツクホーシ、オーシンツクと呼ばれることもある。
国内では北海道、本州、四国、九州に分布する。島嶼では対馬、種子島、屋久島、トカラ列島から記録されている。国外では朝鮮半島、中国大陸、台湾に分布する。
平地から山地まで森林に幅広く生息する。地域によっては市街地でも発生するが、基本的には森林性であり、薄暗い森の中や低山帯で多くの鳴き声が聞かれる。
成虫は特に好む樹種はなく、シダレヤナギ、ヒノキ、クヌギ、カキ、アカメガシワなどいろいろな木に止まる。幼虫は地中性。
大木の高い位置にとまっていることが多く、さらに体型がスリムなので見つけにくい。警戒心が強く動きも素早く、クマゼミやアブラゼミに比べて捕獲が難しい。
成虫は7月から発生するが、この頃はまだ数が少なく、鳴き声も他のセミにかき消されて目立たない。
他のセミが少なくなる8月下旬から9月上旬頃には鳴き声が際立つようになる。9月下旬には数が少なくなるが、西南日本では10月に鳴き声が聞かれることがある。
オスは午後の陽が傾き始めた頃から日没後くらいまで鳴くが、鳴き声は特徴的で、和名もこの鳴き声の聞きなしに由来する。
鳴いているオスの近くにオスがいた場合、それらのオスが鳴き声に呼応するように「ジー」と繰り返し声を挙げる。これは鳴き声を妨害しているという説がある。
オスとメスは異型。♂腹部は♀より大きい。♂腹部腹面には大きな発音器官があるが♀は小さい。♀は腹端に長い産卵管を持つ。
発生は年1回。8月中旬~10月上旬。卵期は60日型。翌年の梅雨時に孵化する。幼虫期間は飼育では2年程度だが、自然状態ではもう少し長いものと思われる。
越冬態は卵と幼虫。最初の冬を卵で越し、その後数回幼虫で越冬する。昼行性。午前中はあまり活発でなく、午後が中心。特に夕方から日没直後が最高潮となる。
成虫の天敵はハラビロカマキリ、オオカマキリ、チョウセンカマキリなどのカマキリ類、ヤブキリなどの捕食性キリギリス類、造網性クモ類、徘徊性クモ類。
ツクツクボウシの動画
秋到来?季節を感じるセミの鳴き声
• 秋到来?季節を感じるセミの鳴き声【ツクツクボウシ】
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埼玉県内特にさいたま市で発見できる生き物情報です。
地元埼玉で長年暮らしてきましたが、注意深く観察することで発見したことや
知っていた生き物の意外な一面などを発見して楽しんでいます。
基本的に採集は行っていません。
ほぼ触れる事もなく、生き物のありのままの状態を撮影しています。