「風力発電に革新」スタートアップ・斬新デザインの試作機完成 Niigata Start-UP⑯ Innovating in Wind Power generationスーパーJにいがた3月13日OA
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- Опубликовано: 7 сен 2024
- 長岡技術科学大学で生まれたスタートアップ企業が、新たな形の風力発電の開発を進めています。このほど、一般販売に向けて試作機が完成し、東京で開かれた展示会でお披露目されました。
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【過去紹介記事】
なぜこれで風車が回るのか…革新の風力発電を世界へ 長岡技術科学大学からスタートアップNew Wind power generation【NIIGATA StartUP⑥】スーパーJにいがた7月7日OA
• 【特集】なぜこれで風車が回るのか…革新の風力...
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風力発電と言えば、多くはプロペラ型。最近は、大型の設備を使った洋上風力発電の計画が進んでいます。
これに対して、プロペラにあたる部分は筒状・後ろにリング。斬新なデザインの風力発電を開発しているのが、長岡技科大で2021年に誕生したスタートアップ「パンタレイ」です。
■パンタレイ 佐藤靖徳代表
「円柱だけだと揺れはしますけど回らない…」
しかし、後ろにリングを着けると回りだします。「縦渦(たてうず)リニアドライブ」と名付けた構造。風の流れを可視化すると、うしろに渦が生まれていて、円柱を回転させるエネルギーになっています。
■パンタレイ 佐藤靖徳代表
「後ろにねじを切ってあって、円柱とリングの距離を狭めたり広げたりできるようになっています。少し距離を狭めると…止まっちゃうんですね。」
風が強すぎる際などに、回転を制御できる構造です。このメリットが小型化や素材の簡易化・さらに静穏性と安全性です。街中のビルの屋上や、家庭の庭先などでの発電を想定しています。
東京で開催された、再生エネルギーなどに関する世界最大規模の見本市「スマートエネルギーウWEEK」。一般販売に向けて制作を進めていた発電機の試作機が完成し、披露されました
■パンタレイ 佐藤靖徳代表
「円柱とリングでできている風車になっています。後ろに発電機が入っていまして、市販の三脚にワンタッチで取り付けらるようになっている。」
直径は約50cm、奥行きは80cmあまり、重さは15kgほどです。最大風速30m/sまで対応できるように設定。発電量は15Wです。
■パンタレイ 佐藤靖徳代表
「アウトドアや非常用に電源として使えるものとして試作機を作りました。」
完成までは1年を要しました。最大の課題は「設計図がなかった」こと。その課題をクリアしてくれたのが、京都のモノづくり企業のグループ「京都試作ネット」でした。多くの企業に試作を断られた末にたどり着きました。
■京都試作ネット 岡本貴利さん
「図面がないとものづくりに関しては難しい点が多くなる。これから頑張られる風力発電という社会課題を解決されるスタートアップ「パンタレイ」の力になりたいというところが一番燃えた点になる。」
■パンタレイ 佐藤靖徳代表
「バックボーンとしては、研究者としてこういうものを作っていたので、いろんなところを指摘いただきながら試作機が出来たので、そのすり合わせが大変でもありやりがいを感じながら進めていけた。」
多くの企業の担当者が訪れた見本市。関心を示す企業もありました。
■電気設備関連企業
「我々が取引しているところと協業ができないかと思い、お話をさせてもらった。」
インドの企業は、現地での販売に興味を持ったようです。
■インド企業担当者
「高価だと買えない。コストダウンが一つのポイント。風は24時間吹いているわけではないので、蓄電のシステムもあれば成功できるかもしれない。」
■パンタレイ 佐藤靖徳代表
「まだまだどうなっていくかというところはあるんですけど、リアルにリアクションがいただけるので、方向性としては間違ってないのでは。」
パンタレイのシステムは、すでにアメリカ・ドイツ・スペイン・オーストラリア・イギリスで特許を獲得しています。
風力発電を身近な文化に。
コストや部品の精査をしながら2024年度中の一般発売を目指します。
■パンタレイ 佐藤靖徳代表
「我々の製品が普及していくことでそういう文化づくりに貢献していきながら、小型風力・脱炭素全体を盛り上げていけるように頑張りたい。」
2024年3月13日放送時点の情報です。
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鳥がぶつかってもイテテで終わる様な優しい風力発電になると良いですね
素晴らしいアイデアです。成功を期待します。成功させましょう!!
パンタレイ風力発電、期待してます🎉
カンフーパンダみたいです。
これを動力で回したら扇風機のように風が出るのでしょうか?だとすればどちらの方向へ? 風を動力に変換する効率が高いのであれば飛行機のプロペラやタービンブレードへの応用ポテンシャルもあるのかなと。
パンタレイ風車は、風力にほぼ比例して発電も増加するようだから、風速30m/sの時にmax電力15Wと仮定すると、風速1m/sにつき約0.5Wの発電と推測される。私の地元の年間平均風速が、3.2m/sで1.6Wの発生電力となるから、1時間の電力量は1.6Whとなり、24時間で38.4Wh、30日間で1152Wh、12ヶ月で13.825 kWhと予想される。
風速日本一のえりも岬は、平均風速が8.1m/sなので年間の発生電力量は34 kWhと予想される。
一般的に風力発電の課題は、発電量よりも耐久性なので、その点でパンタレイは期待できるかも。
とはいえ、効率がプロペラの1/10程度しかない=同じ電力を得るためには10倍設置コストがかかる=それを覆せるほどの耐久性が無いと優位性が出せない、ってのは商業的にはかなり厳しい話かと。技術的には面白いとは思いますけどね。
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そうですよね、災害用の備蓄くらいしか、使い道はないかもしれませんね。
風力発電装置は風エネルギーを捉えて、如何に高効率に回転運動に変換する装置。
問題なのは、その「風」を安定的に得られるには、どうすれば良いのか?
自然の中で安定的に得られ無いなら、タダで安定的に発生させるシステムを構築する必要が有る。
が、そこには誰もフォーカスしないのが、風力発電がモノになら無い原因。
ならば、そこも同時に開発した機関・企業が、風力発電事業の勝者になれます。
試作機が出来ました、ってだけで肝心なことは全てこれからだろ、効率コストにパワコン蓄電池も考えないといけないし長期間運転の信頼性試験もしてないだろうし、図面がないってのは設計能力も無しでメーカー立ち上げたってことか・・・子供の発明って程度もんだな、販売できるレベルまで持って行けるのか?
どっかの企業に特許売って儲けだすビジネスモデルで行った方が良いな🥱
風力発電とは風力を奪う行為。それのせいで森林が育たなくなる。風がなくなると困る場所があるのだ。市街地やビル群のある街などできれば風が起きてほしくないところに積極的に設置して欲しい。一石二鳥だ。
風力発電設備を設置すると、風が本当になくなるんですか??
風車設置による森林伐採で悪影響があるのはわかりますが、風の減少によって森林に影響がある文献があれば教えてほしいです!!