2023.12.27【奨励賞(第4位):bandχ】第14回愛知県高等学校軽音楽大会

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  • Опубликовано: 22 дек 2024
  • ※ 緑高校軽音楽部クリエイト部門撮影
    11月末に実施された「予選大会」を勝ち進んだ、愛知県内の25バンドがアンサンブルを競う「第14回愛知県高等学校軽音楽大会」が開催されました。
    会場は愛三文化会館(大府市勤労文化会館)。
    昨年までは名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)にて開催されていましたが、改装工事に入ったため、第13回大会からこちらの会館が使用されています。
    本大会は25校から25バンドがエントリー(愛知県立岩倉総合高等学校は棄権)。
    オリジナル曲での参加は、伝統校の名経大市邨や名古屋市立名東、愛知県立旭丘など7バンド。
    コピー(カバー)曲での参加が17バンドとなりました。
    緑高校軽音部から出場した band χ(カイ)は Superflyさんの「タマシイレボリューション」で出場です。
    この曲は、イントロからアウトロまで、疾走感とカッコ良さをずっとキープしていなければならないため、実はとても難しい曲。
    なぜか全国の高校生バンドがやりたがるのですが……。
    でも、ヴォーカルにパワフルな声量が備わっていなければならないし、プレイヤー全員に楽曲を理解できるだけの知識や理解力、そして基礎的な技術が備わっていなければ、練習していてもなかなか上手くはなりません。
    band χ は、きちんと曲の特徴を把握し、各パートの意味と演奏の際における自分の役割を理解できるようになったことが、奨励賞受賞(コピーバンドとしては第一位)の理由だと思います。
    厳しいこともたくさん言いましたが、頑張ってみんなで乗り越えてきました。
    プロが演奏する映像を見て、それに自分を重ねることで、あたかも演奏している自分がカッコ良く思えてしまう。これが高校生バンドの「罠」なのですが、これを克服するためには自分たちの演奏を他者に見てもらい、その感想、意見を演奏に活かすことしかありません。
    これが部活動としての「軽音楽部」のあり方の一端だと思います。
    本来、バンド演奏というのは自分の自己満足のためのものではなく、他者に向けての芸術的営みです。
    高校生諸君が行うバンド活動が「自分たちが楽しめればいい」という自己満足のためであるのであれば、別に学校の予算を使って活動をする部活動に所属する必要はありませんし、そもそも大会に出る必要もありません。
    これからも、時々音楽の原点に戻りながら、心の底から「良かったよ!」と言われる演奏、すなわち、どれだけ直向きに練習してきたのかが見える演奏を心がけてほしいと思います。
    本日は3年生や保護者の皆さんにも来ていただきました。
    いつも応援ありがとうございます!
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