【海の豊かさを守る】難しい“魚の養殖”も次々成功 「海水魚」と「淡水魚」が共存できる“魔法の水”
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- Опубликовано: 21 окт 2024
- 日本テレビが「地球にいいこと、人にいいこと」を考える『Good For the Planetウィーク』略してグップラ。今回は「海の豊かさを守る」取り組みについて取材しました。
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岡山市の大学にある水槽の中にいるのは、海で生息をする「海水魚」のカクレクマノミと、川や池などで生息する「淡水魚」の金魚です。この不思議な光景を実現しているのが“魔法の水”と呼ばれるもので、水産資源を守ることにつながると注目されています。
岡山市のスーパー「グランマート津高店」で人気なのは…
買い物客
「ウナギ好きなので楽しみにしている」
香ばしいタレとふっくらした身が食欲をそそる“日本のソウルフード”ウナギの蒲焼きです。実は、岡山の大学が開発した、画期的な“魔法の水”を使って養殖した、絶滅危惧種の「ニホンウナギ」なのです。
去年には、大手回転寿司チェーンのくら寿司で販売もされました。
岡山理科大学 山本俊政准教授
「今のSDGsにかなった養殖のやり方はコレだと思います」
地球に優しい、新たな養殖のスタイルを生んだ“魔法の水”とは─
◇
そのヒミツを探るべく「news every.」が訪ねたのは、海とは縁遠そうな岡山市の山の中。山奥にあったのは「岡山理科大学」の実験施設です。
岡山理科大学 山本俊政准教授
「海水なしでも(魚が)育つことを証明したい」
“魔法の水”を作り出した山本俊政准教授に案内してもらった先には…
岡山理科大学 山本俊政准教授
「これ金魚(淡水魚)です。それから、これはカクレクマノミ(海水魚)です」
淡水魚と海水魚が同じ水槽で共存する、本来あり得ない光景が広がっていました。不可能を可能にした“魔法の水”が難しいとされてきた魚の養殖を次々と成功させています。
岡山理科大学 山本俊政准教授
「こちらが世界初の陸上養殖ベニザケです」
ベニザケは成長時期によって川と海を行き来するなど、特殊な生態から養殖が難しいとされてきましたが“魔法の水”によって見事成功しました。
こうした希少な魚も、自然に生息する数を減らさず、私たちがおいしく食べることができる、まさに「海の豊かさを守る」ことにつながっているのです。
そのヒミツは…
山本准教授
「実はこの“白い粉”にヒミツがあります」
“白い粉”を水に混ぜるだけで“魔法の水”が完成。水道水でもOKだというのです。人体にも、もちろん害はないということなので、飲んでみると…
記者
「海水よりぜんぜん塩の味がしなくて、すごく薄いです」
その正体は…
山本准教授
「魚にとって必要最低限の成分を、この中に入れています。それはナトリウム・カリウム・ カルシウム」
実は海水魚も淡水魚も生きるために水から得ている栄養素は同じで、ナトリウム・カリウム・カルシウムなど。その3つを入れたうえで、もっとも重要なのが、「塩分濃度」です。
淡水魚・海水魚どちらも、体内の塩分濃度は1%ほど。山本さんは、魚の体内と同じ塩分濃度の水を作れば、どちらも生きられるのでは、とひらめきました。
山本准教授
「ただ単純に薄めるのではなくて、任意にモル比(濃度)を変えてやる。ここに難しさがあり、時間がかかった。砂漠の中の金の粒を拾うようなもの」
こうして作り上げられた“魔法の水”には、2つの大きな特徴があります。
■“魔法の水”の特徴・その1 「魚が大きく早く育つ」
1年間淡水で育ったベニザケと、“魔法の水”で育ったベニザケを比較すると、“魔法の水”で育ったベニザケの方が、3倍以上大きくなっていました。通常、出荷まで4年ほどかかるベニザケを約1年半で出荷できる大きさまで育てることができるのです。
その理由は、全体の3割とも言われる塩分調整に使うエネルギーが体の成長に回されるからだとみられています。
こうした技術が、漁獲量が減少するなどしている、日本の水産資源を守ることにつながると期待されているのです。
■ “魔法の水”の特徴・その2 「水を替える必要がない!」
2つめの特徴が…
──どのくらい(水を)交換していないですか?
山本准教授
「2年です。風呂水だったら恐ろしいものがありますね」
“魔法の水”をきれいにしているのは「バクテリア」です。海水と比べて最低限の成分しか入っていないので、バクテリアが働きやすい環境になっているのです。
2年前に入れた水も、きれいなままです。こうした水を替える必要がないという、その特徴から、海のない内陸の国「モンゴル」での海水魚の養殖にも成功。肉食がメインのモンゴルに、“魚を食べる”という選択肢が増えました。
岡山理科大学 山本俊政准教授
「モンゴルの大草原で、すしを食べたら涙が出ました。本当に感動します」
“砂漠の国”での養殖も成功させた“魔法の水”。常識破りの研究から目が離せません。
(2024年6月5日放送「news every.」より)
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#岡山理科大学 #山本俊政准教授 #塩分濃度 #養殖 #グップラ #日テレ #newsevery #ニュース
前に見た時は水槽レベルだったのに、開発に進んでいてすごい
わかる、結構前にもニュースになってたよね、その時は水槽レベルだった
成長が早いのと
水を頻繁に入れ替えする必要がないっていうのは
ガチで凄いな
この分野にまだこんなに革命的なものが残ってるのがすごい
山本先生、大学時代にお世話になりました。面白くてバイタリティに溢れる方です。この水の研究は人類の未来を変えると思っています。ずっと応援してます!
本人にメールしてあげて
こういう技術を増やしていってほしいなぁ
これずっと興味あって待ってた!ついに実用化まで来たか!
食糧問題だけじゃなくてペットとしても面白いことできそう
家でも金魚とクマノミ共存させたい…
オールブルーは岡山にあったのか
ひとつなぎの大秘宝・・・
このコメントを探していた
これはほんまにすごい
メダカと金魚とクマノミが泳いでたのはすごいと思った
メダカは普通の海水でも生きるけど金魚はすごいな
小並感
凄すぎる研究結果。
すげー面白い
周囲の環境に合わせて出ていく水分・塩分量を調整してるだけだもんな魚類
言われてみりゃ確かにって感じだけど、それを実現できてしまうのがすごいわ
画期的!!
輸入食材の消費を減らすための技術なら大変好ましい。
同じ技術で中国で養殖した方が結局安いだろうけど輸入食材は減らないと思う
@@tse1692「安い」の計算範囲に依るよね。
輸入先に何か問題が起きて、今まで輸入で節約できていた分以上に高くつく可能性もある。
日本がどれだけ成長しても給料変わらんみたいにどれだけ養殖が確立されても食糧依存は変わらんやろな
汽水域(河口)では、マゴチ、ヒラメ、カマスをルアーで狙っていると、時々ブラックバスやコイが釣れますよね。
素晴らしすぎる。
まじですごい!!
まるで魔法のような素敵なお水
科学は素晴らしいもの。 まだまだ先があり将来が変化する。
好適環境水のおおまかなレシピは公開されてるからヤマトヌマエビ水槽で使ってるゾ
知財というモノに敬意を持たない国に技術を盗まれないように、よろしくお願いいたします。
様々な観点から知財化はされないと思います。
SDGsが〜とか、モンゴルの内陸で養殖を〜っていうところを見るに、知的財産として保有するのではなくて、世界の文化レベルを上げるために情報公開しそう!
画期的でカッコ良すぐる!
素晴らしいね
これは凄い
因みに鮭の成長速度差だけど、単純にスモルト化した個体は成長ホルモンがドバドバになるシステムを獲得するってだけの話よ
塩分濃度と関係あるんですか?
@@it3273あるよ。塩類細胞が海水を察知して、海に下ったと勘違いして、成長ホルモンを出す。
海に下る生活環を持つマス類は大体そうなる。
ちなみに、鰻は繁殖シーズンだと思って性成熟する。
好適環境水でしょ?結構昔からあるから別に珍しくはないけど
魚が長生きしなかったり繁殖できなかったりって問題があったのに
それを改善したはすごいな
すげぇ!
02:32 白い粉😮
すごすぎる
この粉欲しい!!
海水水槽手間かかるもん。
もし一般的に売ろうとしたら、現時点ではとても高額な物になりそう
@@kimagureharu材料は高価な物では無いからそんなに高く付かないんじゃないかな。海水の素と同じくらいでは
海水水槽は嫌気濾過進んでるじゃないですか
何年も前からあった研究らしいがな
なんで広まらないのか
管理が難しいとか、施設を入れ替える予算がどの業者にも無いとか、跡取りが居ないからとか
膨大な利権がからんです。
@@東の三河どこの利権やねん
こんな前例がない技術をそんな早くに実用化とか無理なだけやん
資金も要るし
養殖は出来るけど、繁殖までは出来ないのでしょうね。
結局、今までのウナギ漁と同じく、海での稚魚の採取が必要になる。
つまり、稚魚が不漁なら養殖も出来ない
小さい規模ならまだしも、大規模に変えたり作ったりするのは知識もいるし莫大な金がかかる。やってから実は不可能でしたってなったら色々終わる
なるほど、すげーなこれ
研究はするけど採算はとれないからって感じなのかな
人工汽水ってことか。うなぎ釣りに行くとどっちでも釣れるし生きれるってことやね
人間も大きくできるのかな
「スルメイカ」と「もんごういか」、「アワビ」、「アサリ」、「ハマグリ」の陸上養殖も実現して頂きたいです。
この技術がどんどん発展していったら鑑賞魚を飼う時のアクアリウムにも色々とハードルが減って多様性が広がりそう。
汽水に近いってこと??
天然と比較してみれば、天敵がなく、伸び伸び育てることが出来るため、食べる時期が良いでしょう。!
できてる可能性もあるかもしれませんが、費用と場所の問題が解決できれば、伊勢エビも可能だと思います。
てっきり海水魚は海の、淡水魚は淡水と体内塩分濃度が同じだと思ってたけど、あいつら無理してたんか
これすごいな
淡水系の寄生虫とかはどうなんのかね?
卵から完全養殖するから関係無いのかな?
現在の養殖の淡水魚でも寄生虫の危険性はありませんよ。
ろ過した水を使用している養殖なら寄生虫の心配はない自然の水をそのまま使用している養殖なら寄生虫の心配がある
後追いで調べたのですがこの溶液の中では寄生虫は生存できないようです
外来種の泥抜きとかに使えないかなぁと
水産では資源大国とも言えるし、もっと研究開発盛り上がってもいいよね
スゴい…🎉
これ凄すぎる!!
これ使えばピラルクとジンベイザメが泳ぐ水槽とか見れるのかなー?出来たら凄い!
ジュラシックパークなるて。笑
直前にシラスウナギの養殖の動画みてたけど,これと組み合わせたら面白いことにならないかな
ノーベル賞もの😮
今度こそ隣国に盗まれないように守ってほしい
すごい発見
塩分濃度でなく塩濃度
これで成長の遅い根魚を育てたらどれくらいの早さで成長するんだろうか?
ノーベル賞どうぞ
この水を商品化させて、池で鯛とか鮃なんか飼えると面白そう。
昆虫食べよう!って言ってるどっかの誰かさんより、
ず~~~~~~~~~~~~っと合理的な研究ですね
歴史的には昆虫食のほうが食料飢餓の対策だったけどな
@@七宮まみ
そういう理屈ならそうですね
コオロギも食べてないってわけでもない
ようですが、美味しいとされるイナゴ
の方が良いのかも
セミはエビとナッツの味がするとか
特に羽化したてが美味しいらしい
食べてみたいけど、怖いな
@@Su_Koko んなもん食べる必要ないよ
昆虫食の工場、すぐ潰れたわけだし
賭けてもいいよ100年経っても、虫がメイン食材になる事は無いって
@@tatsuhikoize
いや、普通に珍味として
味が気になるなぁ、って
これがオールブルーか
わくわくするなそれ
海無し県でもブランド魚ができますね!
魚が減ってきていて、今後養殖が主体になってくると言われている今。この技術はすばらしいですね。
特許はとっているのでしょうか
簡単に言えば汽水の水に近いんかな?そう感じた
海に囲まれた国で、海がつくれるようになった、、
観賞魚用ならあまり値段気にせず売れるからいいね。
この大学オーキャン行ったけど、この研究してるゼミの人まじで可愛かった
てことは家庭で用意できる水槽で空気さえ送れれば、魚を飼うことも簡単になるってことかな?
だとしたら水替えもいらないし魚への環境も良しでわくわくするな
これは技術情報を守らねば
こーやって流出していくんだなーと
マジで世紀の大発見じゃない?謎の圧力で研究が消されないことを祈る
銚子駅にあるよね
昔から有るんじゃん汽水の濃度にすりゃあ淡水魚も海水魚も一緒に入れられるってのは、
慣れさせる必要は有るけどさ、
一時期、ペットショップで両方入れて店員の技術が高いってプレゼンしてたぞ
要は塩分とミネラルの黄金比でしょ?塩分少なめミネラル多めにして水で薄めて淡水魚と海水魚が共存できる環境作り
これ海水を淡水で薄くして濃度調整すれば、全く同じにならん?
この技術が進めば養殖や漁業だけやなくて農業も発展する
サンマをお願いします・・・・
どこかの駅のホームで金魚とマダイが混泳してて、あーたぶん汽水なんやろなーとか思ってたのが、実はこれやったんかな?
内陸での養殖産業には物凄い技術だけど
鰻の種の保存については結び付かないよね
やはり鰻の完全養殖の量産技術の確立が
早く望まれるよね
ウナギも淡水と海水を行き来する魚だからこの水が通用するとしたら何かしらのメリットがあると思います
水質管理が楽になるとか、成長が速いから難所だった工程をクリアしやすくなるとかポジティブに想像してしまいますが
これ思いついたのは学生だったと記憶してたけど、准教授が思いついたことになってる。
岡山理科大、、大したものです。あとイカやタコの養殖はできないかな?
@@bkb_650 さん どちらも減っていますよ。スルメの高騰を考えたら分かるでしょ?
@@ラデイチャック タコは知らんけどイカは無理。養殖の難易度が高すぎる。いくつか成功事例があるけど基本的にデリケートすぎるので採算ベースに乗せられない。
問題が有耶無耶になった加計学園グループだけどな。
不可能を可能にした”魔法の水”・・・その秘密は加計学園の”白い粉”😆
アオリイカの養殖は成功してるはずですよ
この大学の話題何年も前からやってるけどいつになったら大量生産化するんだ
汽水かと思ったけど違うのか
陸で言うと酸素濃度みたいなもんか?マジでノーベル賞ものでは?
海水淡水どっちもいける水って10年以上前にどっかの水族館で見たぞ
水槽養殖しか出来ないのはメリットであり、デメリットでもあるな。
4:17淡水で育てたらそれはもうヒメマスなんよ
ヒメマスよりベニザケの方が大きいのは当たり前じゃね
塩分濃度じゃなくて塩分な
寄生虫の問題は?
もっと詳しく
その水でアロワナ飼いたい!
これノーベル賞だろ
紅鮭って淡水で養殖したらヒメマスになるだけじゃね?🥴
タラバガニとか伊勢海老でも陸上養殖出来ないかなぁ🤔
魚の値段が下がりますように🙏
ウナギの養殖って人工孵化が課題じゃなかったっけ?
オールブルーと呼ばれるようになる日が来そう
「白い粉」…「魔法の水」…みんなハッピー…
濾過装置も簡単なものなのかも
家庭で簡単に出来ればいいんだけど難しそう。
魔法の水魔法の水としか言わないけど「好適環境水」ね。メディアならそのくらい伝えろよ。
デメリットが何も無い様な内容ですね
紅鮭よりヒメマスの方が適切じゃない?
メダカはダツ目だから海水には強いんだってな
オールブルーだ
いつになったら商業化できるの?
陸上養殖はコストがかかりすぎるからなかなか広がらないんよ
1%の海水やとなんかあかんのけ?
こち亀でなんか見た気がする