「売り物にならない」クラブミュージック
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- Опубликовано: 6 сен 2024
- Hoshina Anniversaryは
和楽器とElectronicで「新しい日本の音楽」を創造している音楽家です。
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今回は「売り物にならない」クラブミュージック ということで語っていきます。
このトラックはヒットする/ヒットしない以前に「公にリリースしちゃっていいの?」レベルの「売り物にならない」クラブミュージック がある。
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理由として考えられるのは、
1.キックの音が悪い、ショボい
・出てほしい100hzあたりが足りない。
・音の豊かさが足りない。
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対処として、
コンプレッサー、EQ、Bit Crusherや歪みなどで、音の加工をする。
2.音色の選択が悪い
・今だとLogic Proレベルの内蔵シンセで十分なクオリティ。
・大事なのは「コレがダサい」と分かる感覚を持っているか?
・そこのシーンで「カッコいい」とされている音を学ぶ、体感、自分の耳に染み込ませる、それを繰り返す。
・料理のように美味しいとか具材選びとか、考える。
3.Reverbの掛け方が悪い
・現在はSoftubeやEventideなどモデリングのプラグインのReverbで十分なクオリティの製品が出ているので、どんどん試す。
・最初にいい具合のReverb加減のFXやSynthを入れると、ごまかせる、曲のクオリティが上がって聞こえる。
・「なくても良いようで、ないと困る」そんなFX、空気感を加え、それを大事にしよう。
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(その他)
・他の曲と比べよう。
・Match EQを使用する
・改めてキックの太さが足りないのでは?と問い返す。
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(まとめ)
オリジナリティは大事だが、クラブミュージック は「他者目線」が大事、「こういうトラックならDJが掛けやすい」という視点も1つの考えた方として持つ。
「自分が調子に乗る」ではなく、
「他人の調子が上がる」トラックを作る
#クラブミュージック #DTM #海外リリース
いいお話でした