MBC南日本放送 局舎が浸水【8.6水害から30年】

1993年8月6日の豪雨による内水氾濫で、鹿児島市高麗町一帯は床上浸水が起きた。
MBC南日本放送前の道路は冠水し、水かさは1.5ｍ以上。駐車場にあったラジオ中継車3台が水没。局舎前から何度も全国中継を行った。
局舎も浸水し、社員が総動員で水はけ作業を行うが、泥水はスタジオや地下の電気室まで達し、放送を継続できるかどうかの瀬戸際に。
ラジオでは災害特別番組に切り替え、安否放送を終夜行った。
🔸 撮影日：1993年8月6日19:15
🔸 場所：鹿児島市高麗町5-25
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「8.6水害」とは？
1993年8月に鹿児島を襲った豪雨は、鹿児島市を中心に甚大な被害をもたらしました。かつてない長雨に見舞われた平成5年の夏。 鹿児島市では、7月の降水量が観測史上最多の1055ミリを記録しました。 この長雨に局地的な集中豪雨が重なったのが8月6日でした。
2時間で180ミリの局地的な豪雨で稲荷川、新川が相次いで氾濫。そして、中心地を流れる甲突川まであふれ、街は完全に水没しました。夕方の帰宅時間と重なり、人々はあちこちで立ち往生。竜ヶ水地区では55か所でがけ崩れが発生し、列車が土石流に巻き込まれ、車は1200台が身動きとれず、一時3000人が孤立しました。県内で約120 人が亡くなった1993年の夏から30年。当時の教訓や記憶が薄れていく中、いのちを守るために今できる備えとは？ 当時の映像を振り返ります。
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