“核の原点”の物語は今何を伝えるのか…映画『オッペンハイマー』ノーラン監督に聞く【報道ステーション】(2024年3月15日)
HTML-код
- Опубликовано: 20 дек 2024
- 日本映画の受賞で盛り上がったアメリカのアカデミー賞ですが、作品賞や監督賞など最多7部門を受賞したのが『オッペンハイマー』です。
広島・長崎に落とされた原子爆弾の開発計画を主導した男、オッペンハイマーを主人公に、今も続く“核世界”の原点に迫る作品です。
この映画は私たちに何を伝えようとしているのか。クリストファー・ノーラン監督に話を聞きました。
■監督に聞く“核の原点”が伝えるもの
映画の主人公は、理論物理学者のロバート・オッペンハイマー。人類初の原子爆弾の開発を目指した『マンハッタン計画』を主導し、3年で完成へと導きます。
今につながる原爆開発の物語。クリストファー・ノーラン監督に話を聞きました。
(Q.なぜオッペンハイマーの人生を描く映画を作ったのでしょうか)
クリストファー・ノーラン監督
「私は80年代にイギリスで育ちました。『核兵器の拡散』の時代。若い世代ではカルチャーの一部で、初めて名前を聞いたのはスティングの『ラシアンズ』の歌詞でした。『オッペンハイマーの殺人玩具』核兵器への形容があります。やがて彼と原爆の関係、人物像も知ることになります」
映画は、今に続く“核の世界”の始まりを描いています。科学者であるオッペンハイマーは、核兵器の開発という役割のもと、戦争に加担していきます。そして、自らの手で世界を変える戦争兵器を生み出すことになります。1945年7月16日午前5時29分。原爆誕生の瞬間です。
(Q.核兵器に対する意識の変化・移り変わりを感じますか)
クリストファー・ノーラン監督
「作品に着手した頃、10代だった息子は『僕らの世代は核兵器に関心がない』『脅威としての認識はない』驚きではありましたが、映画製作が終わる間に世界は変わり、地政学的状況が悪化していました」
映画の撮影中に起きたのは、ロシアによるウクライナへの全面侵攻でした。
クリストファー・ノーラン監督
「『核の拡散』『大量虐殺への脅威』人々は再び向き合うことになります。オッペンハイマーの果たした役割はとても興味深いテーマです。科学と歴史の物語であり“暗い瞬間”を描いていますが、観客に正しく響いたようです。若い人の関心を引けたのなら良いことだと思います」
(Q.だからこそ、オッペンハイマーの困難や苦悩が重要になってくるということですね)
クリストファー・ノーラン監督
「彼が関わっていた計画の困難さを、映画館で観ている人に疑似体験してほしかったのです。マンハッタン計画が進むと、原爆が世界を破壊しかねない危険性を、科学者でも完全に排除できないと彼は気づかされます。彼の複雑なジレンマに観客を引き込めると思ったのです。世界史にとって重要なジレンマです」
ノーラン監督の演出アプローチは“人物の表情”を捉えることにありました。役者たちは、言葉にできない苦しみを表情で表すことが求められました。
被害の大きさを知ったオッペンハイマーは苦悩を抱え、その後の核開発のプロジェクトから身を引くことになります。
原爆を生み出したアメリカ。映画を観た人たちは、どんな受け止めをしたのでしょうか。
映画を観た20代
「“原爆投下は偉大で愛国的”そんな話ではなく、明確に批判的ですね。『原爆開発』は力の誇示に過ぎず、不要だと思っています」
映画を観た80代
「原爆が戦争を終わらせた?終わらせていません。原爆が存在する以上、人は使おうとします」
大戦が終結して始まったのは《核の開発競争》。オッペンハイマーから始まった世界が今に続いています。
ロバート・オッペンハイマー博士(1945年)
「原爆使用のパターンは広島で決まった。しかし、原爆は侵略者のための兵器だ」
クリストファー・ノーラン監督
「“世界の転換”を導いた問題の壮大さを観客に訴えるには、人間的な要素、実在の人物の視点で感情移入させる必要があります。とても複雑な人間が、人類史の“暗黒の試み”に関わるのです。人物像と歴史上の立ち位置を観客につかんでもらいたい。在り方や行動について、それぞれに思いをはせてほしい」
■被爆者がみた『オッペンハイマー』
この映画を被爆者の方はどう見たのでしょうか。2歳の時に長崎で被爆し、現在は長崎県被爆者手帳友の会の会長を務める、朝長万左男さん(80)に、去年アメリカで映画を見た時の感想を聞きました。
朝長万左男さん
「僕ら長崎の被爆者としては、オッペンハイマーを恨む気持ちもあるわけだけど、僕はこの映画をポジティブに受け止めた。被爆者の実相が描かれていないという声もあるが、オッペンハイマーの葛藤を疑似体験することで、被爆者の苦悩や核の非人道性を感じられた」
オッペンハイマーは核開発の後、アメリカ政府が水爆を開発することに反対するのですが、それはかないませんでした。それについて、朝長さんはこう話します。
朝長万左男さん
「やはり政治家に『核兵器を廃絶する』という決定をさせるには、1人の人間ではなく、多くの国民が立ちはだからないとできないのではないかと思う。世界中の市民がこの映画を見ることが、核廃絶を進めるためにも非常に重要」
[テレ朝news] news.tv-asahi....
8:51
個人的に朝長氏の言葉がご最もだとしか言えない。
彼のような立場の人間がこう思慮深い見解をみせてくれることが今後の日本や世界にとっても貴重で有難いことだと考える。
当時には日本ドイツを含めて世界中で核爆弾を開発しようとしていました。
オッペンハイマーがやらなくても、いつか必ず誰かが作っていたでしょう。
現在に繋がる核開発競争を生み出したという意味で、世界中の人に関係がある物語だと思います。
8:51
個人的に朝長氏の言葉がご最もだとしか言えない。
彼のような立場の人間が(感情論にせず)こう思慮深い見解をみせてくれることが今後の日本や世界にとっても有難いことだと考える。
朝長ではなく朝永でしょう。
他のインタビューで聞いてスゲーって思ったのは、TENETもオッペンハイマーに繋がる問いかけだったこと
TENETの問いは「それが発明されなかったことにできるのか?」という問い。それが世界に解き放たれた意味を考えさせる映画って言ってた
「知識が物事を変えてしまう」
もう物事を変えられてしまった世界。その世界に生きてる我々が考えなければならないんだよ!とノーランに言われてる気がする
アメリカに住んでるけどこの映画公開されてるときにアメリカのニュースでも日本で公開の予定が立ってないって報道してたなぁ。無事公開されるみたいだけど、やっぱり色々問題があったから遅れたのかなって思う。
日本にとっては非常にデリケートな題材ですからね。
各所の理解や在らぬ誤解なんかを招かないように慎重に公開に向けて動く必要があったのかもしれませんね。
モラル的にあれだし、それよりも世界同時公開が7月下旬になってたから公開やめたと思う。
@@麿R 正直観てないんで、内容はあまり知らないんですけどやっぱあったんでしょうね。
@@麿R というか日本人の評論家も別のチャンネルで話しているけどオッペンハイマーが
史実と違って映画で脚色されているのが問題視されている。そもそもアインシュタインが反対して
いたのにオッペンハイマーは無理やり完成させるために手紙で協力を要請していた。それが映画でない。
民間人大量虐殺の東京大空襲をサラッと流しておいてヒトラーのホロコーストとその非道さはしつこく描写。
しかもトリニティ実験の爆発はガソリンを大量に燃やしただけにしか見えず、超高温の火球が爆発する神の火には見えない。
どちらにせよ不愉快だった。
個人的にはノーラン監督は現代で最高の映画監督だと思ってます
監督だけじゃないで。脚本から製作(プロデュース)まで手掛けてるよ。
(といかそもそも著名な映画制作者(filmmaker)に監督だけの人なんていないけど。)
@@a-film-lover-around-here聞いてねえよw
この映画は素晴らしいと思ったと同時に、この映画からなぜアメリカの「バーベンハイマー」という流れになったのか、何も変わってないのかと悲しくなった
F.ルーズベルト大統領とイギリスの W.チャーチル首相の「ハイドパーク覚書」
↓
”原爆は『日本人』に使用する”と書かれている
彼らから言わせると
米国による
日本への原爆(広島・長崎)投下・東京・大阪・愛知・神戸各地への空襲も
”人道に対する罪”ではないってこと
次の世代の教訓へ活かされる事を願うばかり
感情論抜きにして、日本人は観るべき映画だと思う。当時の原爆開発というか、世界的な科学競争の最先端が肌身で感じられる良い映画だと思った。敢えて感情論で話をするなら、日本人なら多分当たり前に知っているハダシのゲンみたいな、被害の描写が全く無かったのが残念。あくまで死者数の数字のみ。
本人視点で、被害状況はラジオでしか出てこない
だから現実は見ようとしないし映画を観る人間も事の重大さは感じないだろう
この映画は研究・開発政策の現場を描いていますが、全ての社会課題と解決政策は関わり合います。
今では技術による富の生産・安全を助ける技術的政策、経済・社会活動における富の配分・投資を
助ける経済・社会政策に加えて、富を作って分ける人間自身の維持・向上を助ける保健・教育政策、
人間の活用・参画(国際化や民主化)を助ける行政管理政策も重要なので、全ての向上を願います。
この人どっかで見たことあるなと思ったらクリスチャンベールが演じるバットマンの監督の人だったのか😱
日本からしかこのカウンター映画は作れないだろ
欧米人にはこの後に「この世界の片隅で」をセットで見てほしい
個人的にははだしのゲンを読んで欲しいですね。映画では描かれなかった核兵器の残酷さやアメリカに対する当時の人々の怒りや憎しみも理解してほしいです。
@@えぐぞーど 罪を憎んで人を憎まず
この世界の片隅でって海外でもめっちゃ評価されてて、賞とか結構受賞してたりノミネートされてたりするよね
あと「火垂るの墓」な。
被害者面するな
私はアメリカで初公開されてすぐに映画館へ行って日本人ただ一人(長崎出身)アメリカ人の観客に囲まれながらこの映画を見ました。途中怒りが込み上げて涙が出た。原爆の話にしてはあまりにも完璧で美しすぎる映像、編集。有名な映画監督がオッペンハイマーの哀れな人生を語っても私には全く響かない。原爆によって一瞬で亡くなり、語る人生を奪われた日本人が一体幾人いることか。私のように被曝の影響よって親から遺伝疾患を受け継いでいる人もいるし、これからだって新たに生まれてくるだろう。まだ原爆の被害は終わっていない。あの映画を見て日本人に悪いことをしたと思うアメリカ人がどのくらいいるだろうか。少なくとも私と一緒に鑑賞したアメリカ人の観客の中にはそういった人は見受けられなかった。映画の中に日本に関する描写が全くないのだから当然と言えば当然。アメリカ人の観客はオッペンハイマーの人生に注視していただけ。そもそもこの映画は日本人を憐れむとかそういった内容の話ではなかった。
日本で全国公開してほしい。そして実際に自分の目で見て判断してほしい。肯定的な印象を持たせようとするこのニュースだけで良い映画だと決して思わないでほしい。
原爆フィルターを外してノーラン映画として見て欲しかったな😢
なんていうか、科学者の伝記だから実際のように日本人はラジオでしか出てこないらしい
なんかすごい怒ってるけど、伝記映画であって別に原爆をメインテーマにした作品じゃないんだからそらそうだとしか…
同感です。ノーランは反核兵器のためにこの映画を作ったと言ってますが核の恐ろしさなんか全く描かれてない。トリニティ実験のシーンも実際の記録映像よりもショボいし東京大空襲はサラッとしか触れないのに、ホロコーストやヒトラーの行いにはしっかり何度も触れている。
ノーラン監督は反核映画作りに失敗したとしか思えません。これは単なる伝記映画です。アメリカのやった非道さ、核兵器の恐ろしさが全く伝わってきません。
ただの会話劇でした。
この映画のタイトルは、これは原爆の映画ではなく、オッペンハイマーを主人公にした伝記だとあなたに伝えています。あなたがこの映画に何を期待しているのかは分かりませんが、監督はあなたの期待に応える必要はありません。
色んな考え方が併存することを許容せず何故、認識に優劣を付けようとするのでしょう。ポリコレで汚染された国々において、その汚染の影響を受けた一部の方々に対して、世界は広く多様に満ちていること。そして考え・発言し・行動することは(法令に反しない限りにおいて)自由であることを思い出して欲しいと切に願います。
ゲラゲラ笑ってみてるアメリカ人が多くてビックリしたな。流石に毎日戦争してる国だから凄いなあ
まぁ、オッペンハイマーの愛人の下りは、日本人でも笑うと思う。
スタンリー・キューブリックとオリバー・ストーンのハイブリット監督だと思ってる
ノーラン監督のバットマンシリーズ好き
共同脚本・監督・共同製作のダークナイト トリロジーだね。
三作目がひどすぎるよねあれ
3作目も良かったけどな
2作目が強すぎた
爆弾が最終的に使用可能になった時には、熟慮の後にだが、多分日本人に対して使用していいだろう。なお、日本人には、この爆撃は降伏するまで繰り返し行われる旨、警告しなければならない)チャーチル ルーズベルト
ハリウッドや洋ゲーのフォールアウトもそうだけど核兵器をアメリカは日本に
使ったことを半永久的に肯定し続ける。一方で黒人への非道な行いはポリコレで
反省する。そして中国との対立が激しくなったのか、ベトナム戦争のゲームすら
開発禁止にする。アメリカは昔からダブスタの国だと割り切って見ると理解できる。
この映画はアメリカが核を使ったことを肯定なんてしてないですよ。
@@鶏-q3s でも被爆者の顔や放射能の恐ろしさはまったくないんでしょ。それじゃ映画見た人達はオッペンハイマーは強力な爆弾を作ったとしか思わないよ。そして第二次世界大戦の映画に固執している時点で戦争を止めるどころか連合国が世界を救ったと現実逃避したいと見える。
@@鶏-q3s でも被爆者の顔や放射能の恐ろしさを描いていないと聞いたよ。それじゃ映画見た人達はアメリカは強力な爆弾を作ったという印象残りそう。
@@鶏-q3s 被爆者を描いていないと人に使用したことは肯定したと思われそう
時期的に考えても日本へのメッセージというよりかロシアはヨーロッパに核を使うなよという警告に見える映画だったな
日本で公開されない理由がわからない 飛行機で見たけど全く日本に関係ない
本当その通りです。あくまで科学者オッペンハイマーを描いた伝記映画なのですから。
私も見た。本当その通り。日本は全く関係ない感じで描かれた映画。
むしろ日本に一番関係あるんだけどね
そして29日に公開。やっとだよ
0:23 Yumi Tokunaga
興味関心から点けた火におののくサルからあまり進化してない人類の性を描きたかったんじゃないかな?
被害者視点の広島長崎尺で考える話じゃないと思う
ゴジラも核の恐怖から生まれた映画だ
まさかの山﨑貴×オッペンハイマーの会談があると言う事実。
そして、2024オスカー受賞者同士と言う事実...
ヒトラーでも映画じゃ英雄にも聖人にもなれるからな-W
そして、あなたはこの映画の内容を知らないはずです。
@@kagami3665 必要もねえ-w
映画の内容の評価はさておき、日本人には感情的に無理でしょう。
原爆を体験した日本人には、海外の方々のようには客観的に見られないと思います。
主語でかいな
@@miles2706 本当だよ。こいつの言う"日本人"と一緒にしないで欲しいわ😅
原爆を体験した日本人にはってほとんどの人が原爆体験してないけど。
広島、長崎を描いてない以上「核の悲惨さを伝えたかった」って言う資格はないんだよな。
被害者面するな
あくまでオッペンハイマーの一人称だから
まあ実際核の悲惨さを伝えるような映画ではなかったよね
はき違えるなよ。あくまで"科学者オッペンハイマーの生涯を描いた伝記映画"であって、"広島・長崎における原爆投下を描いた戦争映画"ではないんだよ😅
オッペンハイマーは日本の惨劇を見ていません。投下されたこともラジオで知りました。資格がどうこうの話じゃない
日本も核兵器を保有すべきですね。
わかります。
盗品サイトですよ
何が?
世界一内容の薄いインタビューを重要人物にすることで定評のある内村の略奪婚嫁。もうやめてくれ。
中山まな様
伊東智美MIXI6とCIA
何を言ってるの?
金儲けの為に報道ステーションがオッペンハイマーの宣伝するのは終わってる気がする。
何が問題なんだよ😅
@@a-film-lover-around-here 日本維新の会に通報しました。
彼は果たして遊星歯車のレールスレッドで核弾頭同士をぶつけたかだね…👽
思考停止フードは、常に受身で他人のせいにするから!
核は確かに問題だが、アメリカが核を開発してなかったら自由な世界を守れただろうか?
核が悪を倒したという現実にも目を向けるべき。
そのような現実があるから核が拡大傾向に向かってしまう。つまり放っておけば核は拡大する一方だということ。
世界を焦土と化す核という兵器をいかにして抑制的に扱うかが重要で、そのためにはこのような映画も役割を果たしてくれると思う。
核が強い力を持つという現実は前提として持っているものではないか?
いや本当にその通りだよ。もし同時に開発を進めていたドイツか日本が実験を成功させていたら、想像できないほど恐ろしい未来が待っていたよ....
日本がいつから悪の国になったのか?その証拠は?日本は民間人を何十万人も大量虐殺したのかね?
悲劇云々は抜きにして、原爆のような兵器を開発できる人間って凄いなぁと思う。その背景にある戦争というものが、科学の発展には必要な要素なんだと改めて感じた。
平和ボケは罪だな。
多くの意を唱える著名人がハリウッドを離れている
ハリウッドにおいて新しい規範にかんして
あらゆる映画において
LGBTQIA+のインクルージョンないしは多様性のノルマを果たすよう敷いている
これはアカデミー賞に選出されるためであり
俳優の才能よりも
このような基準が優先される
そのため多くの俳優や女優達がハリウッドから撤退している
マーク・ウォールドバーグらが
ハリウッドを捨て
ラスベガスに新たなハリウッドに代わるスタジオ(小●性・愛や悪魔崇拝のない)を建設する計画を発表した
オッペケペー節?🤞🥺ピエッピ
この作品は日本で大ヒットする。
これは断言できます。
咥えタバコは不適切。公開延期にすべき🚬
(24/3/16)
そんなことにいちいち反応してたら芸術と娯楽は成り立たないよ。
ノーラン、直近の3本は失敗作だった