早くもトランプ旋風、日本株にWパンチ

今週マーケットを動かしたのは、アメリカのトランプ前大統領でした。共和党の大統領選候補に正式に指名され、政権奪還の可能性の高まりを投資家が意識するなかで、トランプ氏の発言や姿勢が与える株や為替、商品相場への影響を解説します。
半導体相場に急ブレーキ
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まさに絵画『民衆を導く自由の女神』のように劇的な写真だった（しかもより力強い。日本の政治家だったら頭を抱えて逃げることで精いっぱいで、似たことをできるとすれば田母神くらいしか思いつかない）。トランプ（元大統領・大統領候補）は日本円安をまえまえから問題視してきたからね。ただし日本株安といっても、現地生産は進んできておりすでに日本は円安外貨高をもってしても貿易赤字体質であり、陸運や製紙など内需系にとっては株高要因。あと、米日とも株価指数の推移が移動平均からみてスピード違反状態だったので「パンチ」「株安」が自律調整の範囲内。