飛鳥宮 ～国のはじまり～ 《明日香村》

飛鳥宮 ～国のはじまり～
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ごあいさつ
わたしたちの明日香村は、宮殿・寺院・古墳そして石造物などの多くの遺跡と自然が織りなす豊かな風景が「日本人のふるさと」として親しまれています。
先人から受け継いできた貴重な文化財や心癒やす原風景を後世に引き継ぐため、明日香村では様々な保存整備事業や環境整備事業が実施されています。
それら事業の一環として、明日香村と関西大学は平成１８年２月に地域連携に関する協定書を交わしました。
そして、連携活動のひとつ「古代遺跡再現事業」として、『石舞台～巨大古墳築造の謎～』（平成２４年）、『飛鳥寺と飛鳥大仏』（平成２５年）、『水落遺跡と水時計』（平成２７年）を制作し、これに続く第４作として『飛鳥宮～国のはじまり～』が完成いたしました。
前３作と同様、関西大学文学部 米田文孝教授の監修により、現代にも続くはじめての納税制度など様々な枠組みがはじまり、まさに国のはじまりである飛鳥宮の様子をＣＧ映像で分かりやすく表現し、併せて解説書をご活用いただくことで、より一層理解を深めていただけるとものとなっております。
小学校・中学校の児童・生徒の学習用そして明日香村への遠足や修学旅行の事前学習用資料として、幅広くご利用いただければ幸いです。
明日香村は「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界遺産登録を目指し、飛鳥地域の魅力を広く発信していくことに努めています。
この作品をご覧いただくことで、今日まで守られてきた文化財やすばらしい景観を、より多くの方に身近に体感していただけることを願っています。
最後になりましたが、このＤＶＤ及び解説書の制作につきまして、ご指導、ご協力を賜りました先生方をはじめ、多くの関係機関のみなさまに厚くお礼申し上げます。
平成２９年３月
明日香村長 森川 裕一
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明日香村ホームページ
www.asukamura.jp/