【ルート解説】最短コースで登る丹沢山(塩水橋~天王寺尾根~塩水林道周回) How to climb Mt. Tanzawa in the shortest course

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  • Опубликовано: 4 авг 2024
  • 2023年3月29日、神奈川県の日本百名山「丹沢山」に登りました。最短コースで登ることができる「塩水橋」登山口から天王寺尾根を経由して登頂、下山は塩水林道を経由して塩水橋へ戻る周回ルートです。
    【チャプターリスト】
    0:00 オープニング・塩水橋へのアクセス
    1:37 塩水橋~登山口
    3:59 登山口~天王寺峠
    7:14 天王寺峠~天王寺尾根分岐
    12:00 天王寺尾根分岐~丹沢山山頂
    18:39 丹沢山山頂~塩水林道出合
    21:35 塩水林道~塩水橋・エンディング
    【登山口までのアクセス】
    秦野からヤビツ峠を越えて宮ケ瀬湖へ続く県道70号線に架かる塩水橋が登山口となります。東京側から向かう場合は宮ケ瀬湖から約15分、秦野側から向かう場合は国道246号線の「名古木」信号から車で約45分程度で塩水橋に到着します。宮ケ瀬湖側は2019年の台風19号の被害により通行止めとなり、2022年3月に一旦解除されましたが、工事のため全面通行止めになっていました。5台程停められる駐車場へも入れない状況でした。そして、2023年3月27日、ついに県道70号線が全線開通しました。
    現在はどちらからでもアクセスできますが、県道70号線は大部分がすれ違い困難な山道であり、さらにヤビツ峠周辺は冬季は凍結しやすいので、宮ケ瀬湖側から行く方が楽です。
    【駐車場情報】
    ★塩水橋付近の駐車スペース
    県道70号線の塩水橋の付近、塩水林道のゲートを挟んだ北側に5台程停められる駐車場あり。無料。トイレ無し。塩水橋を挟んだ宮ケ瀬湖側にも2台程停められるスペースあり。土休日はすぐ満車になる。
    ゲートの秦野側に8台程度停められる路肩のスペースあり。(迷惑駐車はお止めくださいという看板が立っているが、黙認されているようです。)ここ以外の路肩はすれ違い用なので駐車不可。林道のゲートを塞ぐような駐車は不可。
    【ルート概要】
    ①塩水橋~天王寺峠(CT:1時間)
    塩水橋から県道70号線を秦野方面に少し進んだところにある塩水林道のゲートの脇を抜け、舗装された塩水林道を400mほど歩きます。やがて右手に分岐となる橋が現れます。右の橋は塩水林道経由で丹沢山7.4㎞、左は本谷林道経由で丹沢山6.2㎞です。登りは最短コースである左へ進み、下山は右の塩水林道から下ることにしました。
    本谷川に沿って続く本谷林道を30分歩くと左手に吊橋が見えてきます。吊橋の手前の右側に天王寺峠への登山口があり、ここから天王寺尾根に取り付きます。ここまで続いた舗装路は山道に変わります。針葉樹林の中の急な階段や沢筋を行く荒れ気味の道を標高差150mほど登ると、尾根上のコルに飛び出します。ここが天王寺峠です。
    ②天王寺峠~天王寺尾根分岐(CT:2時間)
    天王寺峠から天王寺分岐までは、尾根上に続く一本道を2時間程歩きます。木に囲まれた尾根で、南側は植林された針葉樹、北側は広葉樹が多いです。木々の隙間から大山や丹沢三峰が眺められるポイントもあります。
    アップダウンを繰り返しながら1時間ほど進むと「モチゴヤノ頭」というピークに到着します。ここが天王寺尾根のほぼ中間地点です。モチゴヤノ頭通過直後は少し岩場がありますが、大部分はアセビやブナに囲まれた明るい尾根道です。やがて丹沢らしい木の階段が現れ、「檜ノタツマ」というピークに登り切って少し進むと塩水林道経由のルートが合流する「天王寺尾根分岐」に到着します。下山はこの分岐を塩水林道方面に下る予定です。
    ③天王寺尾根分岐~丹沢山(CT:45分)
    分岐を丹沢山方面に直進し、きれいなブナに囲まれたなだらかな尾根道を歩きます。木の階段を登っていくと、尾根の左右が崩落し展望が開けた場所「大崩ノタツマ」に出ます。鉄のハシゴや鎖が設置された岩場を乗り越え、丹沢三峰や相州アルプスなどの東丹沢の山々や東京方面の市街地の眺めを楽しみながら明るい尾根上を進みます。
    明るいブナの尾根の上に続く丹沢らしい木道や階段を進むと、右手に丹沢三峰を経由して宮ケ瀬湖に下る分岐が現れます。この分岐を通過し、比較的平坦な道を5分ほど進むと丹沢山山頂に到着します。
    丹沢山山頂には宿泊もできる立派な「みやま山荘」があり、今日のルート上唯一のトイレもあります。山頂の西側には広大な丹沢山塊の山々の向こうに富士山の姿が眺められます。また、山頂から北側に続く道を少し下ると、延々と続く丹沢主脈の笹の道の先に、神奈川最高峰の蛭ヶ岳の姿が認められます。
    ④丹沢山~塩水林道経由~塩水橋(CT:約2時間半)
    丹沢山山頂から天王寺尾根分岐まで来た道を戻ります。天王寺尾根分岐を堂平方面に左折し、塩水林道まで標高差400m以上ある斜面を1時間程かけて下ります。途中、沢を渡る箇所がありますが、水もなく道標がしっかり整備されているので安心です。
    沢を渡ってから、植林された針葉樹林の中を延々と下っていきます。やがて舗装された塩水林道に出たら、あとはゴールの塩水橋まで舗装された林道歩きです。ですが、大きく湾曲した長い舗装路を一部ショートカットすることができます。塩水林道に出た所にある堂平雨量計小屋の右脇の踏み跡に入り、細い山道を下って沢を渡ると再び塩水林道に出られます。舗装路歩きに比べれば歩きにくいですが20分ほど時間を短縮することができます。ただし、かなりの急傾斜が続く道なので、こちらから登る場合は距離が増えたとしても舗装路を歩く方が楽かもしれません。
    長い塩水林道をひたすら歩いていくと本谷林道との分岐、そして塩水橋のゲートに戻ることができます。
    【感想】
    最短コースで登る丹沢山。最短とはいえ累計標高差は1400m越え、距離は13㎞、コースタイム7時間と、なかなか登りごたえのあるコースでした。単調な林道歩きが長々と続く区間もありますが、山頂まで続く天王寺尾根は美しいブナ林や周囲の眺望が楽しめる上、木道や鎖場など道に変化もあり、すばらしい尾根歩きを楽しむことができます。塔ノ岳経由で登るルートとは違って人も少なく、静かで山深い雰囲気を味わうことのできるルートでもあります。
    登山口である塩水橋へはマイカーか徒歩でアクセスする必要がありますが、県道70号が全線開通した今こそチャンス。百名山ハンターの方にもおすすめのコースです。
    【BGM】
    Song1 : from hotaru sounds(www.hotarusounds.com)
    Song2,4,5,7 : from MATSU( / matsu_ma2sound )
    Song3 : Green Forest - Riot(RUclips Audio Library)
    Song6 : Kevin Graham - Breaking Through(Vlog No Copyright Music)
    Song8 : Roman Müller - Easy Life (Vlog No Copyright Music)
    【YAMAP活動記録】
    yamap.com/activities/23222508
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