【日本文学の朗読】豊島与志雄『小説中の女』~星雲から星々の形体が凝結してくるように次第に一つのまとまった人物像が刻み上げられる~
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- Опубликовано: 20 окт 2024
- #青空文庫#短編小説#朗読#女声
*作品紹介*
「サンデー毎日」1923(大正12)年7月初出の作品です。
作家である主人公は、次に書く小説の中に登場する「みさ子」という女の面影を探っていました。
友人の家から帰る途中、汽車の中でその「みさ子」にぴったり当てはまりそうな女性を見かけます。
果たして、その女性をもとに小説が出来上がるでしょうか。
どうぞお楽しみ下さい。
「小説中の女」朗読ありがとうございます。今日は少し出かけていて、みなみさまの朗読にいま気づきました。今から拝聴させていただきます。感謝です。
11時に起こしてください
おはようございます☀豊島氏の作品ってなんとなく不思議と感じてます。今回の「小説の中の女」も拝聴しながら、美紗子、美沙子、美佐子どの字を書くのかしらとか、和服なら襟足のホクロは映えるなぁとか、まして水色の半衿ならとか、取り留めないこと考えてました。自身では読まないであろう作品の朗読ありがとうございます。プロローグの画面ステキです❤
齋藤敏子様
おはようございます。
「小説中の女」をお聴きいただき、ありがとうございます。女性は「みさ子」と表記してありました。
豊島与志雄氏の作品は、独特で不思議なところが多いですね。なんといっても「ジャン・クリストフ」の訳者であることがすぐ頭に浮かびます。
@@roudoku-minami ジャンクリストフの訳者の方やったのですね~巌窟王ですよね〜知りませんでした。みなみさまにはいろいろ教えていただけます。感謝です🙏
@@roudoku-minami 私の友人に美紗子さんが居て必ず「糸編の美紗子よ」と言います
質の高い朗読で新たな文学との出会いを下さりありがとうございました。
汽車に乗り合わせた現実の女性を通して小説のために構想中の女性を客観的に色付けしていくとともに、ふたりの女性から見た作家自身をも客観視するユニークな随筆。
小説には現実的な要素が含まれていないと読者から遠すぎて共鳴できない。かといって、非現実な要素がまったく無いと夢や逃避を読者に提供できない。小説はそのバランスのせめぎ合いが醍醐味であると私は思います。その葛藤自体を描いた随筆だと本作を咀嚼しました。解釈が私には難しい作品でした。
テトラテマ様
「小説中の女」をお聴きいただき、ありがとうございます。
自分の内部に全くないものに出会ったとき、共感は生まれにくいと私も思います。
その自分の内部も、自分では把握しきれないものに違いないので、何かしら新しい感動なりが生まれたとき、そこに未知なる自分がいたのかもしれないと思います。
[小説中の女]細身で憂いのある姿。歳は27歳の方が魅力的では…。さり気ない視線に気づいていた。やはり…人目を引く素敵な美沙子だったー。👋
濱武MOKO様
「小説中の女」をお聴きいただき、ありがとうございます😊
小説家の妄想はすごいですね。そして、折角イメージの中の女性に近い人を見出したのに、
現実のその人とは親交を結ぶ気はないようです。ある写真家が、「撮影中は完全にモデルさんに
惚れ切っている。しかし撮影が終わった途端に、その気持ちはすっと消えてしまう」と言っていました。
こそこそ隠しても意味がなさそうですから言ってしまいますと、その写真家とはわたくしです。
伊達政宗様
「小説中の女」をお聴きいただき、ありがとうございます。
妄想あっての小説家なのでしょうね。
👏👏👏😀😀😀