ヴィオラの魔王 須田祥子 ~ビオラは歌う3 Erlkönig Sachiko Suda レコ芸特選盤

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  • Опубликовано: 10 сен 2024
  • 須田祥子 待望の3rdアルバム ビオラは歌う3 レコ芸2019.7月号で特選盤に選出。
    世界的に珍しいヴィオラ版の「魔王」(F.Schubert Erlkönig)
    特筆すべきは4つのキャラクターを"音色"と、なんと"音程"で弾き分けています。
    特に息子の”声”をどんな風に弾いているのか注目です!
    バレエの大定番プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」は以前からコンサートでとりあげ、満を持してレコーディングに取り組んだだけあって、この作品でもまるでストーリーが見えてくるかのようなアプローチとこだわりが強く感じられます。
     英国の女流作曲家クラークのヴィオラ・ソナタは、作曲コンクールでブロッホとヒンデミットの作品より優れていたにもかかわらず、女性であったために優勝を取り下げられたという曰く付きの作品ですが、今やビオラの代表的な傑作として認知されるようになりました。同じ女流ヴィオリストでもあったクラークに共感した須田の深い思いがこの演奏から熱く伝わり、決定版ともいえる名演になっています。 
    日本の作品が2曲収録されています。「落葉松」は合唱の名曲であり「赤とんぼ」は童謡ですが、いずれも日本の情景と日本の心を表しており、後者はこのCDのために松本望が編曲しています。
    小品が含まれると「聴きやすい小品集」と軽く受けとられがちですが、このアルバムでは曲の大小を問わずこの楽器が持つ“音の本質”と“可能性”を模索し、小品の枠を超えたヴィオラの曲として真正面から向き合う骨太な演奏になっています。
     3度のレコーディングを経てさらに深く熟成した、須田祥子の今をお聴きください。
    ヒンデミットが実際に使っていたヴィオラと弓を使用しています。
    「内に外に烈しい音楽を紡ぐ、須田さんの演奏美学がストレートに伝わってくる。」(奥田佳道)
    3rdアルバム ビオラは歌う3
    ① シューベルト:魔王
    ② シューベルト:君こそは憩い
    ③ プロコフィエフ:バレエ組曲「ロメオとジュリエット」抜粋
    ④ 小林秀雄:落葉松
    ⑤ クラーク:ヴィオラ・ソナタ
    ⑥ 山田耕筰:赤とんぼ
    須田祥子 (ヴィオラ)
    松本 望 (ピアノ)
    CD:MF25903 発売日:2019年6月25日/定価:¥2,800+税
    録音:2018年3月20-23日 神奈川県立相模湖交流センター

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