仏教を聞く本当の理由【後生の一大事を説くブッダ】

Поделиться
HTML-код
  • Опубликовано: 10 сен 2024
  • 子供のころ、死ぬのが不安で、「死がこわい」「死にたくない」「死んだらどうなる んだろう」と、そんなことを止めどもなく考えてしまう夜が怖く、眠れなかった、という人はけっこうあります。
    それが大人になると、仕事の悩み、お金の心配、人間関係の問題に追われているうちに、いつしか死の怖さは記憶の片隅に追いやられ、「死」は誰でもやってくるのだし、大した問題ではない、と考えるようになります。
    年齢を重ねるほど、死が近づくのだから、子供の時より死が切実な問題と感じられていいはずですが、実際はその逆で「死んだら、死んだときだよ」「ぽっくり死ねたらそれでいい」と死を軽く考えるようになります。
    なぜ大人になると子供の時より、死を軽視するようになるのでしょうか。
    理由の一つとして考えられるのは「今まで生きてこれたのだから、これからも生きられる」と経験からくる自信です。
    この夏、相次ぐ自然災害に襲われた日本列島でした。
    西日本の豪雨では、何十人の人が亡くなり、その多くは高齢者でした。
    緊急避難勧告が出されていたものの、「たかが雨」でないかと、まさか家が流されてしまう事態は想像できず、その油断が甚大な被害を招きました。
    もしこれが、「大地震で津波が来る可能性があります。皆さん高台に逃げましょう」という緊急避難勧告なら、脳裏に大震災の映像が呼び起こされ、従った人も多かったのではないかと思います。
    あるいは北朝鮮との有事が勃発し、ミサイル警報が出たとか、何百年ぶりの火山爆発で何々村の人は全員避難してくださいと言われれば、大惨事だとあわてて避難した人が多かったでしょうが、今回の場合は、いつも見慣れているただの「雨」です。
    雨足がいつもより強く、長く降っている、というだけで、この雨の災害で死ぬ、とはちょっと想像できなかったのかもしれません。
    「今までもこんな豪雨で、緊急避難速報が出て避難したことあったけど、何にもなかったじゃないか」という過去の経験から来る油断もあったでしょう。
    これは高齢者だけの油断とはいえず、マスコミも、集中豪雨の前にあった大阪地震の度重なる注意勧告の報道に比べると、明らかに災害当時の呼びかけは少ないものでした。
    豪雨の次に日本列島を襲ったのが30年ぶりという酷暑でした。
    40度を超える暑さに多くの高齢者が熱中症で亡くなりました。
    家の中にいながら熱中症で亡くなっている高齢者も多くありました。
    熱中症対策にマスコミや行政から、こまめに水分を取るように、部屋のクーラーを入れるように、と忠告されていたのですが、「クーラーは嫌いだから」「家の中に入れば大丈夫だろう」とそれに順わず、今までの経験からいつものようにし、熱中症で亡くなりました。
    これも「ただの夏の暑さでないか」という油断があったのだと思います。
    年齢とともに免疫機能も低下し、体力も低下しているのですが、今まで大丈夫だったんだ、これぐらいは今までもやってきた、という思いから、不安にはならなかったのでしょう。
    人間は必ず死ぬ。
    誰しも分かりきっていることですが、今までも生きてこれた、数々の事故や災難にあったけれども死ななかった、これからだって、まだまだ生きられるだろう、と自分の経験から「まだまだ死なない」と思い込んでしまうのです。
    豪雨で水に流されて亡くなった方、酷暑で熱中症でそのまま気を失って亡くなった方、台風で亡くなった方、土砂崩れで亡くなった方、それら亡くなる人は皆、災害が起きるその時まで、「まだまだ生きておれる」と思っていた人ばかりでした。
    それが思わぬ最後の瞬間に「まさか今日が死ぬ日だとは」と唖然として死を迎えたのです。
    人は死ぬときになって初めて、まだまだ生きておれるという思いは間違いだった、と骨身にしみて己の誤りを知らされ、その時に子供の頃ぼんやり感じていた「死がこわい」「死にたくない」「死んだらどうなってしまうんだろう」の恐怖が明確なものとなって、その人の眼前に突きつけられます。
    これを仏教では「後生の一大事」といいます。
    -----------------------------------------------------------------
    20回の無料メール講座はこちら
    -----------------------------------------------------------------
    peraichi.com/l...
    ↑無料メール講座では、仏教に説かれている「生きる意味」の答えを明らかにしています。
    登録された方には、特典小冊子「あなたを幸せにさせない5つの間違った常識」をプレゼント!
    -----------------------------------------------------------------
    RUclipsチャンネル登録はこちら
    -----------------------------------------------------------------
    / @bybuddhism
    -----------------------------------------------------------------
    ブログ 
    「生きる意味がハッキリ分かる親鸞の教え」
    -----------------------------------------------------------------
    shinran-mail.com/
    -----------------------------------------------------------------
    自己紹介
    -----------------------------------------------------------------
    shinran-mail.c...
    (自己紹介)
    1988年早稲田大学を中退し、仏教講師の道を目指す。
    浄土真宗親鸞会で仏教講師の資格を取得、全国各地で公開講座を始める。
    2010年からメールマガジンをはじめ、読者12000人の仏教最大級のメルマガ執筆
    2014年からは全国をつなぐオンライン講座の動画レクチャーでも活動中。
    -------------------------------------------------------------------------------
     プレゼント
    -------------------------------------------------------------------------------
    ◆小冊子「あなたを幸せにさせない5つの間違った常識」  
     peraichi.com/l...
    #生きる意味を親鸞に学ぶ無料メール講座はブログから登録ください

Комментарии • 29

  • @yakusan-cg1sq3qc7r
    @yakusan-cg1sq3qc7r 6 месяцев назад +7

    菊谷先生 本日もありがとうごさいます。
    本日話された内容は、先生が以前紹介してくださった高森先生の御著書『人生の目的』(現在購読中)に書いてありスッ~と頭に入ってきました。
    生死の一大事・後生の一大事を解決した本当の幸せがあることを教えたのが仏教でその一大事を解決しなさいと教えているのがお釈迦様である。
    本日も貴重なお話をありがとうごさいました。

  • @user-kn5oz4el6b
    @user-kn5oz4el6b 6 месяцев назад +9

    人の死を耳にしますといずれは我が身におとずれるのだろうと言うと心に思います。何時の日か現実は必ず来ますから他人事とは思えません。まさに眼の前に虎が居るような感覚になります。菊谷先生、貴重なお話をありがとう御座いました🙇‍♂

  • @user-rb2ko3rz5h
    @user-rb2ko3rz5h 6 месяцев назад +7

    ライオン🦁とチーターと虎の狩の仕方を死に例えるのはわかりやすいですね。どんな人にも死との縁が必ず来ますね。人間は死を言われると嫌がります。😢菊谷さんいつも大事なお話をありがとうございます。🙏

  • @user-rf6wy3bu2d
    @user-rf6wy3bu2d 6 месяцев назад +7

    菊谷先生いつも大切なお話と大変尊い有り難い説法に心より深く感謝申し上げます。〜明日ありと思う心に酔いしれ騙されて無常の殺鬼にさらわれていくのですね。死は前よりしも来らずかねて後に迫れり。後の世と聞けば遠きに似たれども知らずや今日もその日なるらん。一切衆生のありさま過去の業因まちまちなり また死の縁無量なり これみな先世の業因なり 更にのがるべきにあらず。されば 人間のはかなき事は老少不定のさかいなれば 誰の人もはやく後生の一大事を心にかけて 阿弥陀仏を深くたのみまいらせて 念仏申すべきものなり。〜弥陀の不思議の救いに値うためにも聞法正精進していきます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。釈尊出世の本懐の中の本懐〜大無量寿経〜阿弥陀仏の御本願〜一向専念無量寿仏〜信心正因称名報恩〜南無阿弥陀仏〜三戸拝🙏🙏🙏

  • @user-vr7ep9de7o
    @user-vr7ep9de7o 6 месяцев назад +7

    死の虎が迫ってくるのをわかっていながら、ひたすら広野を進んでいかなけれっばならない、それが人生である。その生死の一大事を解決なさい、というのが仏教の根幹の教えなんですね。菊谷先生、今日も貴重な教えをありがとうございました。

  • @user-yz4wb6tn7j
    @user-yz4wb6tn7j 6 месяцев назад +5

    今日もありがとうございます🙇

  • @user-qi1cu1qp7j
    @user-qi1cu1qp7j 6 месяцев назад +2

    32年前氷見で菊谷さんにお聞きした事を思い出しました😊ありがとうございます

  • @ehikaru3502
    @ehikaru3502 6 месяцев назад +4

    人の寿命は人の感覚からしたら長くもあり、短くもあります。いつ終わるか分からない時の中で、喜怒哀楽に耽り、気づけば自分が亡き者になる。
    そのように人々は悠久の歴史を迷走し続け、無常に身を任せるだけの迷子のようです。
    仏眼に映る命の雨たちが、その救いに一人でも多く預かれることを願っています。

  • @user-sg1ht9ls6p
    @user-sg1ht9ls6p 6 месяцев назад +3

    今日の菊谷さん凄く元気ですね、嬉しいです

  • @user-om3rw4sh3k
    @user-om3rw4sh3k 6 месяцев назад +4

    尊い,お話し、ありがとうございました。

  • @user-ex5gu3zo6p
    @user-ex5gu3zo6p 6 месяцев назад +4

    今日も深いお話しありがとうございます

  • @sugamasayoshi65
    @sugamasayoshi65 6 месяцев назад +3

    遠くの国や地方のニュースで人が死ぬというのは驚きませんが近所の人が亡くなった、あるいは会社の人が病気などでなくなるとなるとショックを受けます。まさに身近な虎ですね、次は両親、ひょっとしたら自分も長くないんじゃないか。後生の一大事ですね。
    今日もありがとうございます🙇

  • @user-pr6wt3wm7x
    @user-pr6wt3wm7x 6 месяцев назад +4

    ありがとうございます。

  • @user-pw3ki8lk8c
    @user-pw3ki8lk8c 6 месяцев назад +4

    いつも説法を聴かせて頂き、ありがとうございます。精進して参ります。
    合掌

  • @user-qr6lz9rk9h
    @user-qr6lz9rk9h 6 месяцев назад +2

    🌃☁️ 👍️👊❗️⤴️・・・ご苦労様です。
    合掌🙇

  • @ksc4850
    @ksc4850 6 месяцев назад +5

    ありがとうございました!
    (菊谷隆太先生動画視聴メモ)
    ★仏教を聞く本当の理由【あなたが人間だから】
    1.白骨(猛虎のいる無人の荒野、旅人=人間)
    2.無常の風(猛虎、突然やってくる)
    3.後生の一大事(生死の一大事の解決、無上の幸福)

  • @user-gu8ft4tg3c
    @user-gu8ft4tg3c 6 месяцев назад +3

    こんばんは。💮🤱🏵🤱今日も、ありがとうございます。🌼🤱💐🤱

  • @kartierbe6937
    @kartierbe6937 6 месяцев назад +3

    인생의 목적을 지난 달에 주문해서 읽고 있었는데, 이 유튜브가 같은 내용이어서 진짜 놀라게 됩니다. 감사합니다.

  • @user-qr5ch8ju4v
    @user-qr5ch8ju4v 6 месяцев назад +2

    「我が人生に悔いなし」と死ぬ時言いたいと思う人が沢山います、昔は私もそうなりたいと思っていましたが、今は違います。「いい人に成りたい」「偉い人に成りたい」というのも煩悩に過ぎない。儒教やキリスト教はそれです。
    「仏教だって同じ、戒律が有るだろう」という人は仏教を知らない人です。法然上人は誰でも来る人を選ばなかった、当時仏門に入る事は大変だったそうです、比叡山の僧は勉学だけ、修行だけで何もしなかった、食事などの生活は全て寺男「出家時に連れてきた郎党」が行い生活を支えていたそうです。寺男はのちに僧兵とも呼ばれるようになった。待遇改善のために蜂起し、僧侶にストライキ「暴力を伴った」を起こし寺院を占拠した事が記録に成っているそうです。僧侶たちは当然立ち向かいましたが負け戦、要求をのむ形で収まったが、収まらないのが僧侶達です「生意気な悪人たち」とその後何回も僧侶のえら男排除攻撃が起こりましたがすべて負け戦だった。僧兵の暴挙が天皇も悩ましたのは「労働争議」という事も有りそうです。僧侶は寺男たちを救済する訳が無かった時に、法然上人は受け入れたのです。これが親鸞上人の説いた「善人は往生できるのだから、悪人も往生できるはずです」という教えの原型です。親鸞上人は法然上人の開いた仏道を率先して実行した、法然上人の直弟子と言えます。良い人は必ずしも「いい人ですね」と思われていない、「我が人生に悔いなし」という事は誰でも出来るが「あんなもんで悔いが無いとはよく言うよ」と思われる人がほとんどです。

  • @user-om5cs2wt4x
    @user-om5cs2wt4x 6 месяцев назад +4

    地獄の沙汰も金次第!嘘ですね!徳を積む事が真実ですかね😅人生は私には難しいです。全てに感謝します。

  • @user-is6vv1ut5j
    @user-is6vv1ut5j 6 месяцев назад +1

    「会者定離ありとはかねて聞きしかど、昨日今日とは思わざりけり。」法然聖人とお別れする時に、親鸞聖人がうたわれた歌ですが、親鸞様の仰る通り、誰もがいつかは死ぬんだと分かっていても、まさか、まさか今日亡くなるとは…、離れるとは…と驚き、嘆き悲しむ…。現実は無常ですね。でも、法然聖人が「別れ路のさのみ嘆くな法の友、また遇う国のあると思えば」とうたわれましたが、このやりとりこそ、お互いが阿弥陀様のお慈悲に救われた身なればこそですね。この世での別れを嘆くことはない。阿弥陀様のお慈悲を頂く私たちは、再び、お浄土で会う世界があるのだから。これこそ、死という無常の風が吹き荒れても、一条の光のように、私たちの心に暖かな灯を与えて下さる。

  • @user-dv7kd6sx7p
    @user-dv7kd6sx7p 6 месяцев назад +4

    永遠の眠りにつくのか、それとも極楽浄土が本当にあるのか。

  • @117neko
    @117neko 6 месяцев назад +2

    南無阿弥陀仏m(__)m

  • @user-om9tz5wr8v
    @user-om9tz5wr8v 6 месяцев назад +2

    最近の癌はゆっくりじわじわ亡くなっていく人が多いみたいです… 。😢

  • @user-kv5ew8yr9z
    @user-kv5ew8yr9z 6 месяцев назад +3

    この世は、諸行無常と言う
    事ですね、さぁ今夜もあなたと菊谷ルーティン😊

  • @yuumetal2363
    @yuumetal2363 6 месяцев назад

    9:13 鳥山明が今日亡くなりました。 ショックです。
    今回の話もおもしろかったです。
    ありがとうございます。

  • @hiroshifactory6751
    @hiroshifactory6751 6 месяцев назад +2

    死に対して警戒心が働いている時は 死とは特別なものかもしれません 実際の死とは意外と道理として捉えられます 命の生の結論が死ではなく 死の結論に命の生があります 命は無常という名の循環です 生が幸福ではないのと同じく 死が不幸ではなく無常の時間のひとときです 落ち着いた気持ちが持てると心にゆとりと優しさが生まれ 温かい気持ちで人に接しられます それも幸福の一つです 慌て者は不幸です ありがとうございました

  • @user-sb7rq5jj9w
    @user-sb7rq5jj9w 6 месяцев назад +4

    私はむしろ早く白骨になりたいです⛄霊魂はその時今より自由でしょうから❗もちろん、三毒なんかありません❗死は私にとっては霊界に帰ることです❗違いますか?☺️

  • @yo-ta4465
    @yo-ta4465 6 месяцев назад +3

    寿命の虎が来るか、病気の虎が来るか、事故の虎が来るか、事件の虎が来るか、