「御殿場にはコシヒカリしかない」知事発言に非難の声 トップとしての自覚は?不適切な発言繰り返す

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  • Опубликовано: 7 ноя 2021
  • 川勝知事が参院補選の応援演説で御殿場市に対して「コシヒカリしかない」などと発言したことについて、各方面から、非難の声が上がっています。知事から市長への謝罪はあったというものの、収束には時間がかかりそうです。
     <10月23日 川勝平太知事>「あちら(御殿場市)はコシヒカリしかない。だから飯だけ食って、それで農業だと思っている。こちらにはウナギもある。カキもシラスもある。三ヶ日みかんもある。肉もある。野菜もある。浜松餃子もある」
     問題となっているのは10月の参院補選での川勝知事の発言です。対立候補が元・御殿場市長だったことに関連し「御殿場市にはコシヒカリしかない」などと揶揄しました。
     <御殿場市民>「思ったことを全部言っちゃうから、こういうことになる。謝罪してもらいたい」「御殿場はいいところいっぱいあるし、物だけじゃないので、県知事がそういうことを言うのは寂しい」
     その後、知事は御殿場市の勝又市長に謝罪しましたが、勝又市長は特定の自治体を貶めるような発言に「遺憾だ」としています。
     <御殿場市 勝又正美市長>「やはりそれ(謝罪)だけで遺憾の意が消えたわけではないので、市民の感情を市長として汲まなければいけないという中でしっかりした対応をしていきたいというのが今の現状」
     御殿場市議会も12月定例会の初日に、発言の撤回と謝罪を求める決議を議案として提出する方針です。
     問題発言があった応援演説の場にいた国民民主党県連の榛葉会長も11月7日、不適切だったと指摘しました。
     <国民民主党県連 榛葉賀津也会長>「少しヒヤッとした。知事の発言には正直残念だと思います。県民を分断したり、 地域によって、土地や住んでいる人を揶揄するような発言は極めて不適切だと思う」
     一方、県議会では8日、各会派の代表者が会合を開き対応を検討しました。
     <自民改革会議 野崎正蔵氏>「謝罪や撤回というよりも抗議文になるのか分かりませんけど、議会としての意思をちゃんと知事に対して示すということ」
     しかし、さきほど開かれた会合では一部会派が反対したため意思統一が図られず、結局、議会として知事に意思表示することは見送られました。
     <県議会 宮沢正美議長>「今後の対応については各会派ごとに議論して、問題意識を持っている会派は知事に申し出なり抗議をしていただきたい」
     県議会最大会派の自民改革会議は知事への抗議文や不信任決議案も視野に入れた独自の対応を取る方針を明らかにしました。「コシヒカリ発言」に対し、県にはこれまでに326件の苦情が寄せられているということです。
     川勝知事はこれまでも菅前総理や自民党会派を念頭に置いた不適切な発言があり、たびたび問題になっていました。ただ今回の発言は政治家や一部の政党に対してではなく、地域や職業を対象にした発言です。県のトップという立場を自覚するべきという声があがっていて川勝知事の丁寧な説明が求められています。
    11月8日 SBSテレビ「ORANGE」放送
    #オレンジ6

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