3.朝焼けの空に - なかにしあかね「朝焼けの空に」より / Chor Glanze

Поделиться
HTML-код
  • Опубликовано: 4 фев 2025

Комментарии • 1

  • @シュワ子
    @シュワ子 11 месяцев назад +2

    朝焼けに一羽の鳥が羽ばたいた
    それは僕らのまなざしのようだった
    未来に向かって
    どこまでも飛んでいく
    透明な僕らのまなざしのようだった
    ああ
    この空を誰が見つけたのだろう
    ああ
    この夜明けは誰のために広がっているのだろう
    億万年の悲しみを吸い上げ
    繰り返される日々を見下ろしてきた空
    数多(あまた)の憧れを宿し
    遥かなる道を差し示す空
    空は
    見上げる者にのみ開かれた未来だ
    僕らは
    朝焼けの翼を追った
    雲のように形を変える光を見つめた
    彼方の空に
    歩むべき方向を真っ直ぐに見据えながら
    未来が
    脈動のようにして
    僕らの中にある
    僕らはそのことを信じた
    この朝焼けの空に