【癒しのSAX】秋桜/山口百恵

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  • Опубликовано: 7 мар 2024
  • 秋桜
    山口百恵
    今宵、名曲の向こう側に思いを馳せて。
    深キョンが好きだ。
    いやいやのっけから何を言い出すんだこのおっさん、と
    お思いだろうが、深田恭子さんと言えば印象深いのが
    2009年に公開された映画「ヤッターマン」で
    ドロンジョ様役を演じたことだろう。
    ドロンジョ様と言えば配下のボヤッキーとトンズラーを
    アゴでこき使うがらっぱちな女王様キャラクターだが
    それをあの愛らしい深キョンが演じるの?と
    そのギャップが当時大いに話題になったものだ。
    さて、僕は少し世代がズレているので
    当時のことはわからないが、
    山口百恵さんもこのようなギャップ、つまり
    当時中学生という年端もいかない少女が、
    「青い果実」とか「ひと夏の経験」とか
    ややもすれば今じゃダメだろうという過激な歌詞を
    歌い上げるというギャップを武器にして
    その人気を不動にしていったわけだ。
    ご本人がそれを良しとしていたかどうかは分からないが…
    そんな百恵さんが1977年にリリースしたのがこの曲。
    当時、何で百恵ちゃんがさだまさしさんの曲を歌うのか、
    同時にさださんもなぜ百恵さんに曲を書くのかと
    大いに疑問視されたそうだ。
    そんな疑問とは裏腹にこの曲は大ヒットを記録した。
    「秋桜」を「コスモス」と読ませるのは
    この曲が初出とされているのは有名な話だが、
    半世紀近く時が過ぎた現在のパソコンやスマホでさえ
    コスモスと打つと「秋桜」に一発変換されることからも
    当時の人気ぶりを窺い知ることが出来る。
    さだまさしさんは当時「ワル」なイメージだった
    百恵さんの後ろに、しとやかで女性的な一面を見いだし
    この曲を書いたのだそうだ。
    デビュー当時のギャップとはまた逆のギャップで
    ヒットにつなげたさださんのセンスは本当に素晴らしい。
    年老いた母を残して明日嫁ぐ女性が抱く、
    わがままな自分を今まで育ててくれた母への
    感謝と後悔が入り交じった気持ちを、
    おだやかな小春日和という情景にド・マイナーな
    曲を充てた事で醸し出される独特の切なさで
    見事に表現している…あぁ、歌詞を見るだけで
    ほろりと涙が落ちそうになる。
    現在は結婚観や親子関係が様変わりして
    このようなシーンはあまり見なくなったが、
    失われつつある情景だからこそ
    そこに思いを馳せることが出来るのかも知れない。
    今宵、そんな切なくも美しい情景を肴に
    グラスを傾けてみてはいかがだろう。
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