花後がキモ！球根をむっちり太らす４つのコツ

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球根を太らせる肥培育成方法をマスターして、来年以降も開花を楽しもう
＜まずは環境チェック＞
温暖地ではうまくいかないことが多い。寒冷地、冷涼地では、花の後にいかに球根を太らせるかがカギ
＜掘り上げのタイミング＞
◎地上部（葉や茎）が３分の２ほど枯れた頃
・地植え…３、４年に１回 球根が混みすぎてきたら花が咲きにくくなったら
・コンテナ・鉢植え…毎年掘り上げて植え替えたほうが生育も花もよく咲く
＜球根をむっちり太らす４つのコツ＞
① 花が散ったら摘み取る
・種をつけさせないため
・花首から摘むと種がつかない
②花後、直後にお礼肥を施す
・新たにできる球根の肥大を助ける役割
③葉は枯れるまで切らない
・光合成により養分を球根に届ける役目
・カラカラになるまで乾燥したら茎と根を取り除く
・葉の長い水仙などは葉をまとめておく
④育てている最中は肥料が不要
・与えなくても球根の養分で育つ
・与えてはダメ、というわけではないが、せっせと与えると球根が腐る
＜毎年掘り上げが必要な植物＞
・大きめの球根、熱帯原産の春植え球根（ヒヤシンス、チューリップ、ダリア、カンナ）
→植えっぱなしは根が腐ることも。毎年秋の霜が降る前に掘り上げる
＜毎年掘り上げなくても大丈夫な植物＞
・小型の球根植物（クロッカス、ムスカリ、水仙、原種チューリップ、スノードロップ、ハナニラ）
→数年植えてたほうが花つきが良い
＜掘り上げた球根の保管方法＞
◎乾燥貯蔵（春植え＊グラジオラス他、秋植え＊チューリップ・ヒヤシンス・クロッカス・ムスカリ・スイセン）
・風通しのよい日陰につるすか置いてしっかり乾燥
・球根の貯蔵適温は２０℃
・腐れている球根はエチレンというガスを発生。周りの健全な球根にも害を及ぼすので見つけたら出来る限り廃棄
◎湿潤貯蔵（春植え＊ダリア・カンナ、カラー　秋植え　ユリ）
・乾いたオガクズ・バーミキュライト、ピートモスなどに入れ、穴を開けたビニール袋にうめる