オールドレンズとは何?いつから?フィルム時代?一眼レフカメラは? | オールドレンズの語源の由来と定義をわかりやすく解説
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- Опубликовано: 7 фев 2025
- オールドレンズって何?いつから?オールドレンズの語源の由来と定義をわかりやすく解説します。
「レンズ構成がコンピューター設計される前の収差が残ったレンズをオールドレンズと呼称する日本特有の造語」である。フィルム時代、一眼レフカメラ時代は特に関係ない。「コンピューター設計されていないか、収差が残っているか。」が重要。
そもそも「オールドレンズ」というワードはoldlens.comの中の人岡田氏が作り出した造語、和製英語で日本で普及した言葉である。
一般的にNew=新品、Old=中古という意味。製造から100年以上経過した年代物で芸術性が高く歴史的価値がある骨董品やなどにはアンティークが用いられる。アンティークコイン、アンティーク家具など。
ビンテージワインから始まったビンテージという言葉は、現在ではビンテージジーンズやビンテージギターなど様々な物に対して使用される。
クラシックは古典的、伝統的という意味がありバッハやモーツァルトなどのクラシック音楽が由来。
オールドは中古という意味なので現行の最新の新品レンズを購入して1回使用してすぐ売ったら中古品扱いになるのでつまるところオールドレンズになる。
しかし、我々が日本人が呼称するオールドレンズの意味はそれとは違う。
オールドレンズの定義は収差が残っているフィルムカメラ時代のMF(マニュアルフォーカス)レンズを意味する。レンズ構成がコンピューター設計される前の時代のレンズとも言える。
MC(マルチコーティング)が施されていても収差が残っているレンズは数多く存在するので、MCはオールドレンズの定義ではない。
オールドレンズの魅力は「滲み、グルグルボケ、バブルボケ、虹ゴーストやフレアー、二線ボケ、周辺減光」などの「残存収差」である。これらの収差は現代では忌み嫌われているが、この収差を好んで作風に取り入れると、エモい写真が撮れるのだ。
フィルムカメラでは現像するまで撮影した映像が確認できなかったが、デジタルカメラでは撮影時に液晶モニターを見るとゴーストやフレアーなどの光の映り込みやボケ具合、滲みも確認出来る為、収差を活かして作風に取り込むことが可能になっている。
特に若い世代がSNSで収差を取り入れたエモい写真を投稿して人気を集め、流行している。
この収差が残った昔のレンズを日本では「オールドレンズ」という呼称で認知されている。しかし、海外では「Classic Lens」や「Vintage Lens」と呼ぶので「Old Lens」は単なる中古レンズなので注意が必要だ。
どんな時代のレンズでも残存収差があるレンズを「オールドレンズ」という便利な言葉で統一できるのはとても便利だ。
この動画はブログでも読めます。oldlens.jp/what-oldlens/
Carl Zeissのdistagonはオールドレンズではないのですね...
コメントありがとうございます オールドレンズの定義についてはあくまで僕の見解です。DistagonはContarexなど初期のものはオールドレンズと呼べると思いますよ。西Zeissのレトロフォーカス型で正真正銘オールドレンズだと思います。1975年以降日本で製造されたものは富岡製ではないかと予測されます。(富岡がヤシカ傘下に入った為)