【ヒノキヤの小屋裏収納】屋根裏の空間を収納スペースとして有効活用!

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  • Опубликовано: 26 янв 2025
  • 建物の屋根下に存在する空間は、多くの場合あまり使われません。しかし、ヒノキヤの家づくり思想であれば、この空間を有効活用できます。なぜヒノキヤはこの空間の活用を積極的に提案できるのか。ヒノキヤグループ社長、近藤が解説します。
    今回は、『オプション一番人気~階段で上がれる(※)小屋裏収納』がテーマです。
    ※一部地域では階段の設置ができない場合があります。
    当社で2階建ての住宅をつくる方の約8割の方が、『小屋裏収納』をオプションで設置されます。かなり大きなスペースをとれる大人気の商品です。 なかなか捨てられない物ってありませんか?お子さんの小さかった時の思い出の品や趣味で集めていたものなど、ずっと持っているけれど毎日見るわけではない物。これとは別に、旅行用のスーツケースや、冬しか使わない加湿器など、たまにしか使わない物もあるかと思います。そういうモノを収納するのに、この小屋裏収納は非常に便利なスペースです。
    ▼小屋裏収納の特徴
    ①小屋裏収納は、2階建て住宅の場合、法的に『2階の面積の半分まで』作れます。例えば30坪の家で1階が15坪、2階が15坪とすると、小屋裏は7.5坪ですから、かなり広いスペースになります。
    ②小屋裏の面積は、床面積に算入されません。そのため固定資産税の対象面積になりません。
    ③2階の上に小屋裏収納を作っても、3階建ての建築物にはなりません。(3階建ての建築物は別途構造計算が必要となり、建物の金額が上がります)
    ④ただし、天井の高さは1.4メートルまでと決まっています。あくまで収納スペースであり、部屋としては使えない点にご注意ください。
    ⑤自治体によって取り扱いが異なりますが、ほとんどの地域で、小屋裏収納への階段を設置できます。
    ▼小屋裏収納の設置場所
    小屋裏は建物のどの部分に作るかということですが、写真の屋根の三角の部分です。まさに屋根裏のイメージですが、この三角の部分に作ります。写真左は『切妻屋根』というポピュラーな屋根ですが、こういった形状のものには設置できます。写真右の『片流れ屋根』にも作れます。こうした屋根形状の建物であれば、小屋裏収納を作っても作らなくても、この空間が存在します。もともと単なる屋根裏である空間を活用するため、非常に低コストで作れるということです。逆に言うと、こういう屋根の家なのに小屋裏収納を作らないというのは、ちょっともったいないと言えます。
    ▼小屋裏収納を設置できないケース
    一方、小屋裏収納を作れない屋根の形状もあります。
    ①陸屋根という、まっ平らな屋根の場合は、2階の上に空間がないため設置できません。
    ②非常に勾配が緩い屋根。このケースもスペース的に懐がなく、設置できません。
    ③寄棟屋根。四方から寄せる屋根の形状です。こういう屋根もスペース的にかなり厳しく、作れたとしても非常に狭い面積になります。
    このようなことから、小屋裏収納の設置は、『切妻』、または『片流れ屋根』の形状をお勧めします。
    ▼ヒノキヤで『小屋裏収納』を提案できる理由
    ヒノキヤグループでは、2階建ての家を作るほとんどの方に、小屋裏収納の設置をお勧めしています。しかし、他の住宅メーカーが当社と同様にお勧めしているかと言うと、必ずしもそうではないんです。先ほども申し上げましたが、こういった屋根下の空間は元々あるわけで、ここを使わないのはもったいないことだと我々は考えています。では、なぜ他のメーカーがあまり積極的にこの小屋裏収納を提案しないのか?ヒノキヤではなぜ提案できるのか?それには以下の二つの理由があります。
    【理由その1:屋根の構造】
    我々は在来木造建築なので、 どんな屋根でも作ることができます。ハウスメーカーで特にプレハブメーカーなど、工場で生産する以上、もしかすると屋根の勾配や形が制約されている可能性があります。こうした屋根の形状の制約がある場合、小屋裏収納のようなものは作れないと考えられます。
    【理由その2:断熱の方法】
    一番大きな理由が断熱の問題です。小屋裏収納を季節を問わず利用できる空間にする場合、ヒノキヤグループのように屋根を断熱しないと夏は暑くて使えない空間になってしまいます。多くの会社は屋根自体の断熱はしておらず、2階の天井の上を断熱する、つまり小屋裏空間の下を断熱するのが一般的です。では、断熱を変えれば良いのではないか?という話なのですが、断熱は基本的な施工部分であり、建物によって断熱箇所を変える事を住宅メーカーはやりたくないんです。このような理由から、2階の天井を断熱することを標準としている会社は小屋裏収納は勧めない会社が多いようです。
    ▼屋根の断熱がしっかりしていないと使えない空間
    小屋裏というのは屋根の三角のところにあります。ヒノキヤグループのように屋根断熱を行っていれば、ここを比較的快適な空間にすることができます。しかし、2階の天井で断熱するとどうしても小屋裏というのは暑くなってしまう。せっかく小屋裏収納があっても、なかなか夏は暑くて入ることができず、結果的に使わないスペースになってしまいます。よく建売住宅などで、天井を開けてはしごが出てくるような収納がついている場合がありますが、これなどはまさに夏暑くて登れず、結局、収納としてとってあるけれど使わないスペースになってしまった、という話を聞きます。
     天井の上を断熱する会社は、小屋裏自体の断熱ができないため、積極的には設置を勧めないという事情があると思われます。しかし、ヒノキヤグループでは、小屋裏収納を設置するしないに関わらず、すべてのケースで屋根を断熱することが特徴です。したがって、小屋裏収納は作らないと損!というぐらいに思っていただけるのではないでしょうか。
    ▼小屋裏収納スペースへの階段設置について
    小屋裏スペースに登れる階段の設置ですが、これは一部認められていない地域もあるのですが、多くの地域で認められています。階段があればまるで3階に上がるような感覚で物の出し入れができ、多少重たいものでも両手で持ってあげることができます。これがもし梯子だったら、両手で持って上がるのは難しく、やはり結果的に使わないスペースになってしまうことがあり得ます。
    ▼小屋裏の空調について
    すべての建物で屋根断熱をしているとはいえ、やはり夏はどうしても上層部は暑くなってしまいます。ヒノキヤグループでは色々な工夫で、少しでも暑さを緩和するご提案もしています。ひとつは24時間換気。この換気の空気は小屋裏にも全て上がるので、小屋裏の空気も常に新鮮な空気に入れ替わるよう設計します。また、Z空調の冷気を小屋裏に上げることも可能です。そのほか、冷房までする必要はないが暑さを多少緩和したいという方には、Z空調で冷房している2階の空気を、2階の天井からファンで小屋裏に送るというシンプルな方法をお勧めしています。こちらを活用すると、高くない費用で夏場の小屋裏スペースを快適にすることが可能です。
    ▼小屋裏収納と青空リビングの両立プランも
    以前ご紹介した、屋上空間の『青空リビング』という商品と、小屋裏収納のどちらも欲しいという方がたくさんいらっしゃいます。そこで、小屋裏と青空リビングの両方をセットにした『オールインワン』というプランもご用意しています(※スペースはどちらも多少狭くなります)。
    桧家住宅の展示場では『オールインワン』の展示もたくさんあります。小屋裏収納と屋上の青空リビング両方を見てから考えていただけると、より良い住宅が作れるのではないかと思いますので、是非参考にしてください。
    【このチャンネルについて】
    ヒノキヤグループの膨大なデータから、家づくりに役立つ情報を社長自ら定期的に発信していきます。是非チャンネル登録の上、次回以降もご視聴ください。
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    #ヒノキヤ #小屋裏収納 #青空リビング

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