県立高校で卒業式 牛津高校では10年の歴史に幕を閉じる学科も【佐賀県】 (23/03/01
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- Опубликовано: 9 фев 2025
- 1日、ほぼ全ての県立高校で卒業式が開かれました。このうち、小城市の牛津高校では製菓や食品加工などを学ぶフードデザイン科が10年の歴史に幕を閉じることになり、最後の生徒が卒業式に臨みました。
県内では1日、県立高校32校で卒業式が開かれ、約5350人が学び舎を巣立ちました。
このうち小城市の牛津高校では、3年生122人が式に臨みました。
牛津高校にはこれまで4つの学科が設けられていましたが、フードデザイン科は少子化や他の学科と学習内容の重複などがあったため、今年度で閉科となり最後の卒業式となりました。
卒業式に先立ち、2月28日は閉科式が行われました。
【牛津高校 江頭かおり校長】
「学科という形ではもう無くなってしまいますが、フードデザイン科の精神はこれからも牛津高校にあり続けることは間違いありません」
【フードデザイン科代表 古川咲希さん】
「黙食の中でも食空間を豊かにする技術、後輩がいない分、誰かじゃない、自分で動く自主性。少人数でも仲間と協力する力。フードデザイン科の閉科と新型コロナウイルスのまん延という二つの出来事によって想定外の学びを与えてくれました」
最後の卒業生を含め、これまで302人が巣立ったフードデザイン科。
【卒業生】
「コロナで普通の高校生活ではなかったけど、みんなのおかげで楽しく過ごせました。ありがとう」
1日、10年の歴史に幕を閉じました。
【フードデザイン科担任 副島由希子先生】
「生徒たちのためにと思って頑張ってきて、生徒たちも誇りをもってフードデザイン科の最後の学科生ということで、頑張って3年間成長してくれたなと、きょうしみじみと感じた」
【卒業生】
「後輩はいなかったけど、その分このクラスがどのクラスよりも元気で、この科でよかった」
「最後のフードデザイン科の生徒として胸を張って生きていきたい」
「いろいろな先生から忍耐力・技術を学んだので、それを今後に生かして頑張りたい」
こんばんは牛津高校フードデザイン十年幕は