【ゆっくり解説】ナポリタンの歴史(紀元1000年~昭和時代)

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  • Опубликовано: 16 окт 2024
  • #ゆっくり解説 #雑学 #ナポリタン
    ナポリタンのルーツについて、パスタとケチャップの歴史から解説しています。
    パスタの歴史は奥深く、本来なら北イタリアと南イタリアの歴史をそれぞれ解説したいところ、かなり省きました。
    トマトケチャップの歴史についても、思ったよりも奥深く、相当省きました。それでも長い。長いよ。
    ということで
    【補足情報】
    ・明治時代、輸送コストが現在とは比べ物にならないほど高かった当時は、ケチャップに限らず輸入食材自体が高級品だった。
    ・明治時代から輸入食材を販売していた㈱明治屋の記録によると、1908年(明治四十一年)のトマトケチャップの値段は、一本35銭だった。今の貨幣価値に換算すると、ケチャップ一本が2000~3000円くらい。
    ・トマトについては生産量が少なすぎて超高級品。
    ・明治41年にカゴメが製造したトマトケチャップについても、それまでなかった真っ赤なソースが忌避され国内で全く売れず、保存食として海軍が使用するくらいしか需要がなかった。
    ・戦前のおいては、テレビもないので、西洋料理の料理本からレシピを学ぶ時代。ケチャップを使用するような料理は、当然そんなお高い料理本を手にするような一部の家庭にしか採用されなかった。
    ・フレンチの付け合わせパスタはあくまでフレンチであり、イタリアンではないから、そもそもアルデンテにすることは求められていなかった。よってフランスのパスタは基本柔らかめ。
    ・シチリア王国の時代、特にナポリの人々はコシの強いパスタを好んだ。硬さの好みは、現代においても、北は柔らかめ、南に降りてくると固めに調理する。
    【参考文献】
    「1時間でわかるイタリア半島2000年の歴史;パスタから見つめるイタリア半島」 勝関美樹

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