◆ある女の生涯 ~能「巴」の物語によるファンタジー(作曲:松下倫士)A Woman’s Life(Tomohito Matsushita)〈陸上自衛隊中央音楽隊〉YDOM-F12
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- Опубликовано: 16 янв 2024
- 女武者の勇敢さや愛情・悲しみを表現。松下作品至上最大級の感動的なクライマックス!
【フル音源】
ある女の生涯 ~能「巴」の物語によるファンタジー
作曲:松下倫士
A Woman’s Life Fantasy on the Noh play “Tomoe”
Composed by Tomohito Matsushita
Grade:4
Time:6:50
楽譜の詳細(編成など)はこちら!
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演奏:陸上自衛隊中央音楽隊
指揮:2等陸佐 副隊長 柴田昌宜
Performed by Japan Ground Self-Defense Force Central Band
Conducted by LTC Masanori Shibata
《作品紹介/Program notes》
この作品は永島学園松江西高等学校吹奏楽部の委嘱で2023年に作曲しました。「能をテーマにした作品を」との依頼を受け、今回は「巴」を題材として選びました。
「木曽の山里の僧が、旅の途中で近江の国(滋賀県)の琵琶湖のほとり、粟津原(あわづがはら)に着くと、松陰の神前で一人の女が泣いていた。僧が理由を尋ねると、ここは木曽義仲が神として祀られている場所で、実は自分も亡者だと明かし、姿を消す。やがて里人が僧に、義仲と巴の物語を語って聞かせ、涙していたのは巴の霊だろうと伝えます。巴は義仲に仕えていた女武者であった。
僧が経を手向けていると、巴の霊が甲冑姿で現れた。粟津原の合戦での義仲の最期を語り、女だからという理由で、共に討ち死にできなかった執心を訴え、弔いを乞い、姿を消した。」
作曲するにあたって、巴の義仲に対する愛情や、勇敢に戦う場面、そして義仲との最期の別れ、義仲の優しさを受け止めながらも共に死ぬことができなかった悲しみ、そして最後は浄化されていく様子を表現しています。小編成ならではの繊細さを大切にしながら演奏していただけたらと嬉しいです。(松下倫士)
《演奏》 陸上自衛隊中央音楽隊
Japan Ground Self-Defense Force Central Band
陸上自衛隊中央音楽隊は、1951年(昭和26年)6月、陸上自衛隊の前身である警察予備隊の音楽隊として発足し、以来72年にわたり日本を代表する吹奏楽団として歴史を積み重ねてきた。防衛大臣直轄の音楽隊である中央音楽隊は、国賓・公賓の歓迎行事での特別儀仗演奏を延べ100ヶ国、1,500回以上行い、これらの功績により2015年、「内閣総理大臣特別賞状」を受賞した。
また、過去のオリンピックや天皇陛下御即位に伴う祝賀御列の儀など、国家的な行事にも数多く参加し、首都圏で開催される定期演奏会及び室内楽演奏会、全国各地へのコンサート・ツアーやオフィス街におけるコンサートのほか、自衛隊音楽まつり、陸海空自衛隊合同コンサート、ジャパン・バンド・クリニックへの出演、CD録音など多彩な演奏活動を行うとともに、全国の陸上自衛隊音楽隊員に対する教育も担当している。
更に海外での活動として、韓国(2002年、04年、11年)、フィンランド(2014年)、英国スコットランド(2017年)、スパスカヤ国際軍楽祭(2019年)への参加や、米国陸軍軍楽隊・海兵隊音楽隊、ドイツ連邦軍参謀軍楽隊との共演、フランスでの室内楽演奏、ミッドウエスト・バンドクリニックへの出演などを行うとともに、2015年からはパプアニューギニア国防軍軍楽隊の能力構築支援を行うなど、音楽を通じた国際交流に貢献している。
《指 揮》 2等陸佐 副隊長 柴田 昌宜
Conductor:LTC Masanori Shibata
大阪音楽大学卒業(トランペット)、同大学専攻科修了(指揮)。
2003年、陸上自衛隊に幹部候補生として入隊し中央音楽隊配属となる。
2007年から第15音楽隊長(那覇)を務めた後、中央音楽隊を経て防衛省陸上幕僚監部広報室で陸上自衛隊の広報を担当。
2017年から中部方面音楽隊長(伊丹)を務め、2023年3月から現職。
この間、モーツァルテウム音楽大学マスタークラスにて指揮のディプロマを取得するとともに、東京藝術大学での研修や国際指揮者コンクールへの参加など国内外で研鑽を積む。
また米国防総省(ペンタゴン)での海兵隊軍楽隊との合同演奏会やパプアニューギニア国防軍軍楽隊の育成支援など防衛交流にも貢献し、CDの録音協力としても日本コロムビアやブレーンから多数のアルバムが発売されている。
2021年からは故郷兵庫県加古川市の観光大使も務めている。
これまでに、指揮を下野竜也、松尾昌美、夏田昌和、P.ギュルケ、作曲法を川島素晴の各氏に師事。
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5:47 ここが美しすぎる
1:49 サックスsolo
コンクールで金賞取る以外、何の価値も無い曲。
松下さん、10年くらい前だと全編を無調で通したり、曲想の転換を工夫したりと硬派な面もありましたが、完全に魂を売ってしまった感がありますね。
こういう曲がコンクールに勝てるからと全国に広まるのは癌細胞が広まることと何一つ違いは無いように思われます。吹奏楽を愛するものの一人として、この商売に対しても、商売に乗せられる人に対しても、等しく残念です。
作曲者や曲に文句しか言えないのですね、高校生として見ても恥ずかしいです