「OIM - 新時代」OIM-A9 の新機能のご紹介

弊社では、今春OIM-A9をリリースする予定です。OIMではOIM-A8から解析ソフト上で保存されたEBSDパターンの再指数付けができるようになっています。従来のHough変換に基づいた指数付けは、高速に動作させることができ、非常に有用な手法です。しかし、この手法は不鮮明なパターンに対しては、精度の高い指数付けは困難となってしまいます。この問題を解決するために、シミュレーションパターンに基づいたDictionary Index法をOIM-A8.6で導入しました。しかし、計算が非常に重くあまり実用的ではありませんでした。OIM-A9では同じシミュレーションパターンに基づいた指数付けですが、パターンの参照方法を改善し、従来のHough変換法に基づいた遜色のない速度で指数付けが可能なSpherical Index法を開発し組み込むことに成功しました。本セミナーでは、このSpherical Index法を中心にOIM-A9の機能を紹介します。