プルーストの食卓

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  • Опубликовано: 14 окт 2021
  • マルセル・プルーストといえば、マドレーヌのエピソードを思い出します。
    『失われた時を求めて』の中で、主人公は寒い冬の日、熱い紅茶にマドレーヌを浸して口に含んだ瞬間、「素晴らしい快感に襲われ、何か貴重な本質で満たされ」たと感じます。
    最初はそれが何かわかりませんが、しばらくすると、幼いときに叔母さんががハーブティーに浸して出してくれたマドレーヌの味だと気づき、その瞬間、思い出が「一気に、全面的に、生きた姿で」現れてきます。
    この匂いを嗅ぐことにより過去の記憶や感情を思い出す現象を、今では、「プルースト効果」と呼ぶこともあります。
    そんなプルーストの食卓を巡る番組です。

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