OBのプロ野球選手が集結 横浜高野球部渡辺元智前監督の功績を讃える集い/神奈川新聞（カナロコ）

今夏限りで勇退した横浜高野球部の渡辺元智前監督（７１）を慰労する「半世紀の功績をたたえる集い」が２３日、横浜市内で行われた。
　会場には渡辺元智前監督が育て、プロ野球で活躍する横浜高野球部OBが多数駆け付け、高校時代の思い出や感謝を述べた。
◆１９９８年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたメンバーの一人、横浜DeNAの後藤武敏さん。
「春のセンバツで優勝して学校に戻った最初の練習で監督さんは、高い山に登って、次にもっと高い山に登るには一度下山しなければならない、その下山の仕方を誤ると大変なことになると言われました。その経験が僕の人生の糧になってます」
◆１９８０年の夏の甲子園の優勝投手、愛甲猛さん。
「横浜高校野球部でまだ、名球会に入った選手はいない。平田新監督には名球会入りするような選手を育ててほしい」と新監督を激励。
◆２度の首位打者に輝いた元横浜DeNAの鈴木尚典さん。
「監督さんのおかげでプロ野球選手になれました。現役は終わりましたが、第二の人生は（渡辺）監督さんのような指導者を目指します」
◆第１回WBSCプレミア１２の主軸を担った横浜DeNAの筒香嘉智さん。
「監督には野球を始め、礼儀に始まり礼儀に終わることを指導していただき、今のプロ生活でもすごく生きています。これからも監督さんの名に恥じぬよう、精一杯努力していきます」
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