Plasma

Plasma / 石毛里佳
Rerformer : Percussion Group Millennium 2022
演奏者よりコメント :
　作曲者の石毛里佳は千葉県出身で、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業後、吹奏楽曲やアンサンブルの作品を多数作曲、編曲している。
　この作品は 2002 年に市立銚子高校の委嘱により、石毛里佳が初めて書いた打楽器アンサンブルの作品である。作曲した当時の打楽器メンバーにドラムの上手い子がいたので、ドラムをフィーチャーしたかっこいい曲を作曲したい！という思いで作られた。また、打楽器と言えばリズムだろう、という短絡的な発想によって変拍子を多用した曲となっている。変拍子を取り入れることにより、曲にスピード感や緊張感をもたせている。
　また、この曲は急・緩・急の 3 部構成で作られており、マリンバを主とした鍵盤楽器が提示する冒頭の変拍子の部分、トゥッティで奏される中間の壮大な部分、 最後に向かっては再度冒頭のテーマが繰り返される。
　曲中に見られる皮膜楽器と鍵盤楽器の音色の対比も特徴的である。
　今回はミレニアムフルメンバーで迫力あるかっこいい演奏をお楽しみいただきたい。
Recording Engineer : Taku Moriyama
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