お金持ちに人気のゲレンデヴァーゲンって何が良いの？｜2011年型 メルセデス ベンツ Gクラス G550 ロング

「何時かは欲しいアメ車」の番外編「何時かは欲しい輸入車」です。
今回紹介するのは『ゲレンデ』とか『ゲレンデヴァーゲン』と呼ばれるメルセデスベンツのクロスカントリー4WD、Gクラスです。
車両の詳細は下記の通り。
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2011年型 メルセデス ベンツ Gクラス G550 ロング
・車両本体価格：598万円
・走行距離： 3万6465km
・排気量：5461cc（V8 DOHC）
・ミッション：MTモード付7AT
・駆動方式：フルタイム4WD（デフロック付）
・ボデイカラー：オプシティアンブラック
・内装：ブラックレザーシート
・D車/左ハンドル
・新車価格：1340万円
今回はメルセデスベンツの中でも異彩を放つGクラスです。
Gクラスは、NATO制式採用の軍用車両であるゲレンデヴァーゲンを民生用にアレンジした車両であり、車両としての成り立ちはハンヴィをルーツに持つハマーH1に似ています。
Gクラスを一言で言えば「質実剛健」、あるいは『無骨』。良くも悪くも、日本人がイメージするベンツとは見た目も内容も大きくかけ離れています。しかし、そんなGクラスはメルセデスベンツの数多あるモデルの中でも非常に高い人気を誇っているんですよね。
ベンツというのは中古車になった際の値落ちペースが早く、とくに大排気量エンジンを搭載したモデルの値落ちの速さは、アメ車の比ではありません。そんなベンツの中で、Gクラスの中古車だけは高値安定。いくら古くなっても価値がゼロになることはありません。
アメ車ワールドが、たまにベンツの中古車を取材するのは、ぶっちゃけ安いから。ベンツの中古車には、アメ車ファンでも無視できないほどの圧倒的なコスパの高さがあるからです。
そういう意味では、はっきりと割高な印象のあるGクラスは、アメ車ワールドで取り上げる意味のないモデルなんですけどね（笑）
今回、Gクラスを取材したのは、動画中でも言っている通り、同じ日に撮影したキャデラックエスカレードと年式が同じで走行距離も同じくらいであるにも関わらず、エスカよりも200万円も高いプライスを付けたG550ロングを見て「そんなに良いの？」と興味を持ったからなんですが、実は複線となる出来事もありました。
先日、ハマーH2の取材をした際に、撮影に協力してくれたショップのスタッフが「H2を購入された人の中には、次に乗り換えるクルマが見つからない人が結構いるんですよ。ハマー以上の存在感を持ったクルマというのは滅多にないので。そんな中でベンツのGクラスの新車に行く人はけっこういますね」と聞いたんですが、その時に「面白いな」と思ったんですよね。
というのも、ハマーH2がデビューした時に全く逆の話を聞く機会が多かったからです。つまり、「ゲレンデヴァーゲンからH2に乗り換えるお金持ちが多いんですよ」という話をよく聞いていたんですよね。で、現在はその逆の状況が起こってるという。これってつまり、ハマーとGクラスは同系統のライバルということ。で、その事実を検証するためにも、久々にGクラスに乗ってみたいと思ったわけです（笑）
◾️取材協力
・BUBUさいたま
TEL：[phone]
住所：埼玉県さいたま市南区内谷1-7-1
・BUBU光岡自動車
www.bubu.co.jp
TEL：[phone]
◾️撮影＆編集：田中享
◾️アメ車ワールド
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（チャプター）
0:00 動画開始
0:49 外装解説
8:20 V8エンジン
10:02 内装解説
17:55 試乗インプレッション
25:27 総論結論
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