トランペットでダブルハイCまで完全攻略!ハイトーンの壁を突破する方法

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  • Опубликовано: 27 дек 2024

Комментарии • 18

  • @TonpyTV
    @TonpyTV Месяц назад +1

    すばらしい動画でした!
    3ヶ月前からトランペットを始めました、
    早速吹きたい(=只今、真夜中なので吹けない)
    明日トライします!

    • @ProgettaSaloon
      @ProgettaSaloon  Месяц назад +1

      コメントありがとうございます!
      ぜひチャレンジしてみてください!始めて3ヶ月ということなので、今はトランペットを楽しむための大切な時期ですね。焦らず、@TonpyTV さんのペースで練習を続けてみてください!
      野球応援を想定してトランペットを吹かれているんですね!その目的に合わせて少しアドバイスをさせてください。ご存知かもしれませんが、野球応援で重要なのはハイトーンよりも「煽る爆音」と「煽る音色」です。そのためには次の3つがポイントです。
      1.大量の息の吹き込み
      2.口周りの筋肉
      3.楽器の工夫
      大量の息を吹き込むには、体の強さが必要です。端的に言えば、体がどれだけ「大きい」かがポイントです。大きくする方法はお好みで!ちょっと太るのも良し、筋肉をゴリゴリにつけるのも良し。ぜひ体づくりも楽しんでみてくださいね!
      それ以上に大事なのが、大量の息をしっかり支える「口周りの筋肉」です。トランペットの小さなマウスピースに一気に息を吹き込むと、どうしても唇が開きがちになりますよね。でも、この動画でもお話ししましたが、唇が開きすぎると音が出にくくなります。もしかして、野球応援で「大きな煽る音を出したいのに、音が掠れてしまう…」なんて経験ありませんか?それはこれが原因です。
      だからこそ、口周りの筋肉を鍛えるトレーニングは欠かせません。焦らず、基本のいい音を出す練習を続けながら、少しずつ筋肉を強化していきましょう!
      次に「楽器の工夫」についてですが、これは色々な考え方があります。その中でも、一般的なのが「重量」を調整する方法です。野球応援はトランペットの使い方としてはかなり極端なので、楽器も少し「極端」に振ってみる必要があるんですね。つまり、思い切って重くするか、軽くするか、です。
      まず、重い楽器についてですが、これは上級者向けです。僕もあまり使わないのですが、扱えれば重厚感のある響きが得られます。とはいえ、基本的には軽い楽器をおすすめします。攻撃中は吹きっぱなしになることが多いので、軽い方が断然楽です。マウスピースも浅めで小さいものを選ぶと良いでしょう。
      ただし、この軽いセッティングでいきなり野球応援のように大きな音を出そうとすると、息のエネルギーを楽器が受け止めきれず、音が出にくくなることがあります。なので、練習用には標準的なマウスピースを使い、本番用と使い分けるのも一つの手です。
      少しお節介なアドバイスだったかもしれませんが、楽しい応援に向けたご参考になれば嬉しいです。お困りのことがあれば、いつでも気軽にご連絡ください!これからもチャンネルの応援、よろしくお願いいたします!

  • @國井研二
    @國井研二 14 дней назад +1

    「壁」のお話、その通りだと思います。
    さらに私はF→Gにも壁を感じてます。ここ越えてA、HiB♭は比較的安定してなるのですが、どうもGはツボがつかめずミストーンしてしまうことがあります。
    音を狙うだけではやはりダメなんでしょうか?

    • @ProgettaSaloon
      @ProgettaSaloon  12 дней назад +1

      コメントありがとうございます!
      確かにGの音は当てるのが難しいですよね。 @國井研二 様が難しいと感じる理由を伺ったお話の中から考えてみます。
      AやHigh B♭が比較的安定しているのも、やはり倍音の距離感に起因するものなのではないかと思われます。というのも、一般的な運指、1,2でGの音を取るとき、使用している倍音は第7倍音です。かたやFの音は第5倍音です。第6倍音はこの動画でも言及している通り、音程が悪く音楽の中では使いづらい音であるため、一般的な運指では飛ばされ使われません。一気に倍音をひとつ飛ばさなければならない為、難易度は多少上がります。
      一般的にトランペットはピストンを押せば押すだけ音が当てづらくなるものです。試しに同じF5の音を開放と1,3の運指で何度か吹き比べてみてください。当てることに関しては1,3の方が難易度が高い(他の音に外れやすい)はずです。これは隣の倍音との距離感に起因するものです。
      これら2つの要因から、確かにF#5からA5あたりの音はコントロールしづらい音と言えます。
      試しにHigh B♭から半音階で下りてきてみてください。難しさは少ないのではないでしょうか?
      これらを解決するには、注意深くリップスラーの練習などをするより他はないのですが、例えばG5(のような音も含む)は2の運指、1,3の運指でも取ることができます。そしてこういった替え指の方が『音を出す難易度』(音を当てる、ではないことに注意)は低い場合が多いです。
      G5の音を出すエネルギー自体はどんな運指でも大きく変わりません。これらの替え指をうまく練習に取り入れながらエネルギーの感覚を掴んでいくと、正しい音のツボを良い音程でミス無く演奏することに繋がっていくのではないかと思います。
      やってみた感想やさらなる質問等がありましたら、ご遠慮なくコメントやLINEをいただければと思います。今後とも当チャンネルをよろしくお願いします!

  • @atsushiyahagi
    @atsushiyahagi Месяц назад +1

    お世話になっております。今回の動画は、ハイベーまでの仕掛けができた人にとっては壁を乗り越えるためのすごく良い教示になってます。特にハイベーに当たらずその下の倍音にあたってしまう人は、倍音の幅をイメージするだけで壁が乗り越えられると思います。

    • @ProgettaSaloon
      @ProgettaSaloon  Месяц назад +2

      いつもコメントありがとうございます!
      今回の動画が多くの方にとってハイB♭の壁を乗り越える助けになっていると感じていただけて嬉しいです。倍音の幅をイメージするポイントは、多くの方にとって有益だと思っています。今後も皆さんのお役に立てるようなコンテンツをお届けしていきますので、引き続き応援よろしくお願いします!

  • @ProgettaSaloon
    @ProgettaSaloon  Месяц назад +1

    ご視聴ありがとうございます!
    動画作成の参考にさせていただきますので、困っていること、質問がありましたらどうぞコメントを残していってください!

  • @しをん-w5i
    @しをん-w5i Месяц назад +1

    投稿お疲れ様です。「壁」という表現は非常に納得しました!
    質問なのですが、例えば私は音出しをするときにはhighFまでほぼ確実に当て、ロングトーンすることができますが、曲中ではhighDesとhighDの間に壁を感じています。この、「自分の音域」と「使える音域」にギャップを縮めるためにはどのような練習が効果的でしょうか。宜しくお願いします。

    • @ProgettaSaloon
      @ProgettaSaloon  Месяц назад +2

      コメントありがとうございます!そして「壁」という表現に共感していただき嬉しいです!
      ご質問の「自分の音域」と「使える音域」のギャップについてですが、僕が一言でアドバイスするとしたら『どれだけ具体的に再現できるか?』がポイントだと思います。
      例えば、絶対に外さない「チューニングB♭」を吹くときの感覚を思い浮かべてください。意識せずとも当たり前に吹けるのは、その音を出す感覚が体にしっかり染みついているからですよね。立つことや歩くことと同じように、自然に再現できる状態にまでなっているんです。「使える音域」を「再現性のある音域」と言い換えてみましょう。
      例えば、チューニングB♭を吹くとき、以下の点をどれだけ意識していますか?
      ・息はどれくらいの量吹き込んでいますか?
      ・準備でどれくらい吸っていますか?
      ・その息の速度はどれくらいですか?
      ・息の温かさはどれくらいですか?
      ・吹き込む角度はどれくらいですか?
      ・その時の姿勢は?
      ・立っていたら身体のどこに重心を置いていますか?座っていたら?
      ・アンブシュアはどのように意識していますか?
      ・・・
      思い付きで書いてみましたがまだまだ要素はあると思います。このように、どれだけ細かくその感覚を「具体的」に「再現」できるかが重要です。highFまで確実に当てられているということは、しをんさんはかなりの上級者だと思います。もう一歩深掘りして自分の感覚を観察し、それを再現できるよう意識してみましょう。
      練習方法についてですが、今回の動画で紹介したオリジナルエチュードもとても効果的だと思います。ただやり続けるだけでも効果が出るように設計したつもりです。同じフレーズを繰り返しながら、自分の息や姿勢、力の入れ具合などを細かく観察してみてください。それが再現性のある「使える音域」への道を開くカギです。もちろん今使っているお気に入りのメソッドがあればそれでも構いません。
      他にも何か気になることがあれば、またコメントでも構いませんし、LINEで直接質問していただいてもOKです!エチュードの楽譜をお渡ししていますので、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
      トランペットの練習、引き続き楽しんでくださいね!

  • @hidekisatou8
    @hidekisatou8 Месяц назад +1

    旧刻印バックの1Cでトリプルハイの音域を確実に吹くためピッコロトランペットを買ったのですが、楽器の能力的な壁もあり安定しません。何か対策方法ありますか?後45年間近くほとんど吹いてないので持久力が無くなっています。ロングトーンですかね?。故中山冨士雄先生からモーリス・アンドレを超えろと言われたのを真に受けてますがこのままだとホラ吹きになりそうなのでよろしくお願いします。

    • @ProgettaSaloon
      @ProgettaSaloon  Месяц назад +1

      コメントありがとうございます!ピッコロトランペットに挑戦される姿勢や、音楽に対する熱意がコメントから伝わり、とても素晴らしいと思いました。45年ぶりに楽器を手にされ、さらにピッコロトランペットという挑戦的な選択をされたことは、本当に素晴らしいことだと思います。私のような若輩者で恐縮ですが、少しでもお役に立てればと思い、お返事させていただきます。
      お話の中にいくつか大切なポイントが含まれているのですが、ここではコメント欄という限られた場ですので、少し絞ってお答えさせていただきます。
      1. 1Cでなければならないのかについて
      まずは、現在お使いの1Cについて再考されるのも一つの方法です。「1Cでトリプルハイを吹きたい」とのことですが、もしよろしければ、なぜ1Cでなければいけないのか、その理由をお伺いしたいです。というのも、マウスピースにはそれぞれ想定された用途や特性があり、例えば1Cは主にB管やC管など大きなトランペットで、プロフェッショナルな大編成の中で豊かな音色を求められる場面を想定したモデルになります。もちろん、「1Cでは不可能」と申し上げるつもりはありません。ただ、仰るように安定しないということであれば、少し視点を変えてみてもよいかもしれません。
      たとえるならば、「とても小さな豆をツルツルした箸でつかむ作業」といった感じでしょうか。もし目的が「豆をつかむこと」なのであれば、スプーンを使う方が断然楽で、効率的に進められます。事実、モーリス・アンドレ氏もセルマーのピッコロトランペットを愛用されていましたが、マウスピースはバック換算で6程度のサイズ、深さもE程度だったと言われています。
      ピッコロトランペットの設計自体、大きなトランペットとは異なる特性を持っており、適したマウスピースを選ぶことが演奏の安定性に大きく影響します。以前の動画でもマウスピース選びについてお話しているものがありますので、もしよろしければ、そちらも参考にしていただければ幸いです。
      ruclips.net/video/LRTA2w85QyU/видео.html
      2. 持久力について
      持久力をつけるには、ロングトーンが非常に効果的です!持久力のトレーニングとしては、ロングトーンを無理のない範囲で、少しずつ時間を延ばすことをおすすめします。少しだけ専門的なお話をすると、筋肉には「筋力」「大きさ」「持久力」の3つの要素があり、筋肉の種類には「速筋」と「遅筋」の2種類があります。それらを鍛えるには「どれだけの負荷をかけるか」と「どれだけの時間をかけるか」の2つの視点が大切になってきます。
      「筋力を鍛える」ためには、高い負荷で短時間行うトレーニングが有効ですが、この方法では持久力を鍛えることはできません。一方で、持久力を伸ばすには、あまり無理をしない強度で長い時間吹き続ける練習が必要です。そのため、まずは自分がどんな状況でも安定して100回吹けば100回当てられるような音で、ロングトーンに取り組むことをおすすめします。
      また、持久力には2種類あることもポイントです。ひとつは口周り、つまりアンブシュアに関わる筋肉。もうひとつは呼吸に関連する筋肉群です。後者についてはあまり語られることが少ないですが、こちらも非常に重要です。例えば、メトロノームを使って「4拍吸って8拍吐く」といった練習を取り入れ、自分にとって無理のないペースを見つけることで、呼吸筋を鍛える準備ができます。このように負荷が軽いテンポからスタートし、それに合わせてロングトーンに取り組むのが良いでしょう。
      さらに、1.でお話しした内容とも関連しますが、1Cのマウスピースを例えるなら、まるで100kgのダンベルを扱っているようなものです。まだ100kgのダンベルを持ち上げられない状態で、それを使ってトレーニングを続けると、筋力はつくかもしれませんが、持久力を伸ばすのは難しいかもしれません。少し軽い負荷からスタートすることが、結果的には効率的に持久力を伸ばす近道になると思います。
      3. ピッコロトランペットについて
      ピッコロトランペットと大きなトランペットは、例えるなら短距離走と長距離走のような「異なる競技」と考えてみていただけると分かりやすいかもしれません。どちらも「走る」という共通点があるように、どちらも「吹く」という点では共通していますが、それぞれの特性がかなり異なります。
      例えば、ピッコロトランペットは非常に高い音域を吹いているように思われがちですが、実際にはそこまで高い音を出しているわけではありません。それよりも、倍音の間隔が違うことによる難しさが大きなポイントになります。ピッコロトランペットの練習は、高い音域への挑戦をしながらも、倍音間隔の違いを意識することが重要です。そのため、大きなトランペットとピッコロトランペットは単純に「どちらが簡単か」という比較ではなく、「どちらが自分に合っているか」という感覚に近いものがあります。
      ピッコロトランペットと大きなトランペットを並行して練習することは、双方の演奏技術を高めるうえで非常に有効だと考えます。ただし、それぞれの練習では目的を明確にし、道具や練習メニューを最適なセッティングにして取り組むことが重要です。それが結果につながる大きな鍵になります。
      残念ながら、ここではサトウさんを直接拝見することができないため、より具体的なアドバイスを差し上げるのが難しいのですが、私のチャンネルではピッコロトランペットやマウスピース選びなど、関連するテーマについて幅広くお話ししています。ぜひ、そちらをご参考にしていただければ幸いです。ブランクがある中で高い音域を目指されるのは並大抵のことではありませんが、確かな知識と練習法で、きっと成果を感じていただけると思います。
      ruclips.net/video/72lmMrb3tZM/видео.html
      ruclips.net/video/iLArH_3h3aA/видео.html
      ruclips.net/p/PLnUU3QFsNxCGJotS_UXfb9Ap0Ud0BZ9rb
      ご自身のペースで、無理なく練習を続けていただければと思います。引き続きお力になれることがありましたら、いつでもご連絡ください!もしまた個別にご質問がございましたら、RUclipsのコメント欄や他の方法でもご連絡いただければと思います。今後とも当チャンネルをよろしくお願いいたします!

    • @hidekisatou8
      @hidekisatou8 Месяц назад +2

      アドバイスありがとうございます。旧刻印の1Cは、楽器との相性で音質が変わりますが、基本的に好きな音質であること、どんなマウスピースでも吹くためのウェイトと思っています。元々如何に無駄な力を抜くかが私の課題で、したので最終的には御指導いただいてる筋肉強化が必要であると思いますが、年ですので要領よくする方法がないか検討していきたいと思っています。
       あらためまして、ありがとうございました。

    • @ProgettaSaloon
      @ProgettaSaloon  Месяц назад +1

      コメントありがとうございます。旧刻印の1Cについてのご意見、非常に参考になります。力を抜くことや要領を良くすることについては、拙作では以下の動画がおすすめです。具体的な力の抜き方について解説していますので、よろしければご覧ください。
      ruclips.net/video/2DwLiQ4mvoY/видео.html
      また、こちらの動画では、おそらくサトウさんの求めるアプローチに近い方法を紹介しています。ご参考になれば幸いです。
      ruclips.net/video/y8Jxsx04SVg/видео.html
      引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

    • @hidekisatou8
      @hidekisatou8 Месяц назад +1

      連続時間委して5~10分トリプルHiB♭をズート出し続けると翌日他の音にも支障がでました。高音は息のスピードが基本的に関係すると「金管楽器を吹く人のために:原著The art of brass playing」に書かれていたはずで、高校の時たまたま御世話になったドイツ留学直後の大倉先生も言っていたように思います。効率よく音を出すためのアンブッシャの調整と思っていますがいかがでしょうか?何せ古い話ですので・・・・・。

    • @ProgettaSaloon
      @ProgettaSaloon  Месяц назад +1

      @hidekisatou8
      コメントありがとうございます。
      サトウさんのお悩みにお応えしたいという気持ちはとても強いのですが、もしかすると僕の説明が不足していた部分があったかもしれません。大変申し訳ありません。
      トリプルハイB♭を長時間出し続けるという練習方法についてですが、これは筋肉に非常に大きな負担をかける方法です。以前お伝えした「筋肉の持久力」という話に関連しますが、サトウさんの練習方法は、例えるなら「100キロのダンベルを100回上げ下げしている」ようなものだと思います。もちろん、それ自体が全く意味がないわけではありません。ただし、筋肉に過度な負荷をかけすぎると、筋肉が回復しきれず、逆に弱くなってしまう場合があります。特に年齢を重ねると筋肉の回復力が若い頃とは異なるので、この点を考慮して練習内容を調整することが重要です。
      偉そうなことを申し上げるつもりはないのですが、効率的で長期的に続けられる練習を見つけていただけたらと思っています。そのために、まずは「短時間で、負荷をかけすぎない」練習法を取り入れることをおすすめします。
      例えば、高音域を出すために短いフレーズを繰り返す練習を取り入れてみることをおすすめします。例えば、無理のないチューニングB♭あたりの音でロングトーンを行う練習や、リップスラーをゆっくり丁寧に行うことで、自然に筋力や持久力を養うことができます。ほんの数秒間高音域を出したら休む、というサイクルを取り入れるだけでも筋肉に無理な負荷をかけずに効果的な練習ができます。このような基礎的な練習は、ハイノートを出すための筋肉を鍛えるだけでなく、安定した音を出すための基盤を作る助けにもなります。
      別の方からいただいたコメントの表現がわかりやすいと思いましたので引用させていだだくと、「出せる音」と「使える音」は違う、という考え方はとても重要だと感じています。サトウさんも筋持久力をつける必要性を感じていらっしゃっていましたので、無理をしない範囲で効果的な練習を取り入れるのが良いかと思います。
      ファーカス氏の著書について触れてくださった点、とても共感しました。僕も大好きで何度も読み返している本です。ただ、ファーカス氏の教えが素晴らしい一方で、それだけではカバーしきれない部分もあると感じています。例えば、アンブシュアを支える筋肉や舌の使い方、呼吸筋の動かし方など、息以外の要素も重要です。大倉先生のレッスンは僕も一度だけ受講した事があり、大倉先生もその点について触れられていて、改めてその重要性を痛感しました。
      もう一つお伺いしたいのが、「モーリス・アンドレを超えろ」という中山先生の薫陶についてです。この「超えた」と言える基準は何を指すのでしょうか?例えば音色、表現力、または技術的な高さなのか。この基準が明確になることで、練習内容や目指す方向性がさらに具体的になるのではないかと思います。サトウさんが思い描く「到達点」について、ぜひ教えていただけたら嬉しいです。
      僕の過去の動画では、アンブシュアや呼吸法、リップスラーの練習方法など、細かいポイントを掘り下げた内容もアップしています。少しずつでも構いませんので、ご覧いただけると何か参考になる部分があるかもしれません。
      ちなみに、僕が行っているレッスンでは、動画でお伝えしきれない内容を個別のペースや状況に合わせて掘り下げています。もし一度試してみたいとお感じになりましたら、お気軽にお問い合わせください。
      サトウさんの探究心には本当に感銘を受けています。これからも一緒に探求していけたらと思っていますので、引き続きよろしくお願いいたします!

  • @w7seriesfan301
    @w7seriesfan301 Месяц назад +1

    HighB♭を超えると唇が振動しなくなるのですが、原因ってなんなんですかね?またそれの解決方法などがあれば教えてもらいたいです。
    使ってるマウスピースはバックのコマーシャル5Sです。自分の持ってる1番浅いカップを使っています。コメントだけだとわからない部分もあるかと思いますが、教えてもらえたら幸いです!

    • @ProgettaSaloon
      @ProgettaSaloon  Месяц назад +2

      コメントありがとうございます!
      まず、解決方法を先に簡潔にお伝えすると、「現在できる音域でのリップスラーを注意深く継続し、徐々に音域を広げていく」ことが最も効果的だと考えます。また、前提となる知識は多ければ多いほど良いので、もしよろしければ、僕の他の動画もお時間がある時にご覧いただけると嬉しいです。そこからさらにヒントを得ていただけるかもしれません。
      いくつかの原因が考えられますが、ここでは特定にこだわることは避けたいと思います。というのも、原因を特定しようとすることで、かえって @w7seriesfan301 さんの上達の妨げになってしまう可能性があるからです。そのため、仮説を立てながら進めていく形にさせていただきます。
      以下にお伝えするアイデアは、どれも比較的表面的なアプローチです。本質的な部分には個別のアプローチが必要な場合もあるため、その点をご理解いただいた上で読み進めていただければ幸いです。
      コマーシャル5Sを使っていらっしゃるということから、以下のようなことを求めておられるのではないかと推察しましたが、いかがでしょうか?
      ・あまり小さすぎるマウスピースだと窮屈に感じる
      ・息ができる限りスムーズに流れてほしい
      ・浅いマウスピースを使ってハイトーンを楽に出せるようになりたい
      ・音が薄くなるのは避けたい
      ・芯のあるしっかりした音を出したい
      これらは、上級者の方やそれに近づいている方が抱える共通のお悩みだと感じます。 @w7seriesfan301 さんも同じようにお考えではないでしょうか?
      僕もその気持ちはとてもよくわかりますし、共感いたします。ただし、特徴の強いマウスピースを扱う場合、それ相応のテクニックが必要になることがあります。ことわざの「策士策に溺れる」ではありませんが、マウスピースの選択が逆に足かせとなってしまう場合もあるのです。
      もし普段使いのマウスピースが別にあるのであれば、まずはそちらで練習を重ねることで基礎をより安定させる選択肢も考えられます。もちろん、最終的には @w7seriesfan301 さんご自身がどのような音や演奏を目指しているかによりますので、無理のない範囲で試行錯誤してみてください。
      浅いマウスピースでハイトーンが引っかかる場合、唇がマウスピースのカップにくっつき、振動が止まってしまっている可能性があります。この現象は、特に浅いマウスピースを使っている場合によく見られます。
      確かに、テクニックの一つとして唇をすぼめるように動かし、マウスピースの内径を意図的に小さくすることでハイトーンを出しやすくする方法があります。ただし、この動きが過剰になり、唇をすぼめすぎてしまうと振動が止まってしまうことがあります。
      もしこのテクニックを意図的に使っている場合は、「すぼめすぎていないか」を確認してみてください。一方で、意図していない場合は、本能的に唇をすぼめてしまっている可能性があります。この場合は、意識的に口角を横に引っ張るようにすると、唇がカップの底から離れ振動しやすくなり改善につながることがあります。
      「ハイトーンを吹くには息のスピードを上げることが重要だ」と耳にされたことがあるかもしれません。この考え方には一理ありますが、その理由を少し掘り下げて考えてみましょう。
      ハイトーンはエネルギーの高い音域です。息のスピードが上がることで、一定時間に流れる息の量が増えるため、結果として音に必要なエネルギーが得られます。ただし、この過程で問題が生じることがあります。
      普段の音域では、唇が息の流れに対してバランスを保ち、適切に振動して音を作り出しています。しかし、ハイトーンを出そうとして「もっとたくさん息を吹き込まなければ」と思いがちです。その結果、唇が息の力に負け、振動が止まってしまうことがあります。これにより、息だけが楽器に流れ込んで音が出なくなる、という症状が起きることがあるのです。
      この問題を改善するには、「息のスピードを上げる」という意識だけでなく、唇をしっかり閉じる力を意識的に高めることが重要です。息と唇の力のバランスを取ることで、唇の振動を保ちながらハイトーンを出しやすくなります。
      ハイトーンを出す際には、必要以上に多くの息のエネルギーを使っている可能性も考慮する必要があります。これまで様々な方の演奏を拝見してきましたが、多くの場合、その音を出すために十分すぎるほどの息を吹き込んでいるケースが見受けられます。
      この点を改善するための一つの方法として、あえて息を吸わないで練習するというアプローチがあります。具体的には、リップスラーなど音域を広げる練習を始める前に、一度息を全て吐き切った状態で、そのまま息を吸わずに演奏を試みてください。
      もちろん、この練習は苦しいと感じるかもしれませんし、実際の演奏では推奨される吹き方ではありません。しかし、この方法を取り入れることで、音を出すのに必要なエネルギーが意外と少ないことに気付ける可能性があります。
      リップスラーが苦手であれば、これまで取り組んできた別の音域拡張練習を続けていただいて構いません。ただし、息を吸わない状態からスタートしてみるという点を一度試してみてください。これは、息のエネルギーと唇のバランスを見直すきっかけになると思います。
      無理のない音域でもハイトーンでも、唇が息によって振動させられているという点は基本的に変わりません。つまり、本来息以外の要素は大きく変える必要がないはずなのです。
      そこで、一度「絶対に外さない音域」と「ハイトーン」を注意深く比較してみてください。何か違いはありませんか?
      例えば、以下のような動きが無意識に起きている可能性があります。
      ・顎が引っ込んでしまう
      ・肩が丸まって萎んでしまう
      ・体が仰け反ってしまう
      もし、こうした違いがある場合、それが問題解決のヒントになるかもしれません。
      自分で気付くのが難しい場合は、鏡を使ったり、スマホで自分の演奏を撮影して確認してみるのも効果的です。もし可能であれば、実際に見せていただければ、より具体的なアドバイスをお伝えできるかと思います。
      継続することが大事、とよく言われますし、僕もそれを強く推奨しています。ただし、間違った方法で継続してしまうと、残念ながら「できなくする練習」をしているのと同じことになってしまいます。
      現時点でうまくいっていないのであれば、少なくとも今の方法に改善の余地があるということです。ですから、まずは「やり方を変えてみる」ことが必要です。そうすることで、少しずつ正しい方法にたどり着けるはずです。
      今回お伝えしたいくつかのアイデアを、ぜひ試してみてください。自分に合うものを見つけることが上達への近道です。そして、何かわからないことや新たな気付きがあれば、遠慮なくまたご連絡ください。
      音楽の道は試行錯誤の連続ですが、その過程があるからこそ成長があります。一緒に頑張っていきましょう!応援しています!