男心と秋の空、コイする季節になりにけり
HTML-код
- Опубликовано: 9 окт 2024
- 令和5年10月21日、濃尾野鯉会の10月例会が開催され、私は3年ぶりに揖斐川の山崎樋管に竿を構えました。
このポイントは、竿が出しやすく大鯉の実績もあるので、揖斐川の中では比較的人気が高く、問題は野鯉がどれだけ警戒心を持っているかという事です。
まずは、いつものように水中カメラを投入して様子を見ると、すぐにウグイやニゴイの群れが寄ってきましたが、野鯉らしき姿はほとんど見られません。
その後、本エサを付けて午前中アタックしましたが、アタリは見られず、早めに見切りをつけて、大江川へ移動することにしました。
移動した大江川のポイントは、万寿橋のたもとで、このポイントも3年ぶりくらいになります。
橋の上流は禁漁区になっていて、下流側は柳と桜の木が生茂り、殆ど竿を出せる隙間がありません。
以前は、対岸の堤防に車を乗り入れて野鯉を狙うこともできたのですが、今はびっしりブッシュに覆われて、とても釣りができる状態ではありません。
したがって、最近はあまり攻められていない筈で、このエリアの野鯉のプレッシャーは少ないだろうと思い選んだのでした。
しかし、水中カメラを入れると、カメラに映るのはニゴイとフナばかりで、野鯉はほんのわずかなものでした。
勝負は、夜釣りだと決めて、夕方にエサを打ち換えると、日没間際にもうアタリ!
勢いよくラインを引き出す獲物に野鯉だと確信し、竿を手にすると、やはり重い手応えが返ってきました。
橋脚の掛かりに入られないよう、慌ててラインを巻き取り、ファイトすること約5分…
無事にネットに収まった獲物は、バランスの取れたきれいな雄鯉です。
スケールを当てると84センチ(8.3キロ)の大鯉です。
しかし、アタリはこれっきりで、期待した夜間は音無しに終わり、移り気な秋の野鯉の難しさを感じた釣行となりました。