[PianoBGM] 哭いてるみたいに | 作業 勉強 散歩 創作活動 chillout relax etc...

[@Finity-w7q]

멜로디가 진짜 최고에요!!!!
뭔가...비오는 숲속을 혼자 걷고 싶은 느낌이 들네요....😊
이번에도 진짜 최고!!!항상 좋은 노래 감사해요!!!!❤❤❤

[@Ciel.84660]

250文字の物語
ああ、雨が降ってきたわ……
きっと、私の代わりに泣いてくれているのね。
でもこれからどうしましょう。
愛する彼はもういないのよ、私。
……この街明かりは、私と空を慰めてくれているのかしら？
だとしたら残念ね。
ちっとも慰めになっていないわ。
……でもそうね、これで赤い手は元に戻るわ。
仕方ないじゃない。
いくら愛する彼でも、頷いてくれなかったんだもの。
私は素直な人が大好きなの。
重度の照れ屋さんは受け付けないわ。
……あら、どこかから救急車とパトカーのサイレンが聞こえてくるわ。
何か事件でないといいのだけれど、物騒ね。

[@Yu-chanu]

一人、雨の中ベンチに座っている。傘もささずに。街の灯りを眺めている。涙も拭わずに。きらきら光るテールランプが目を刺した。痛い。痛い痛い痛い痛い痛い。ああなんで、こんなことに。なんでこんなに心が痛いの。眩しい街を見つめると心が軋む。苦しい。ああ、わたしはひとりぼっちなんだなあ。なんて思って、独り嗤う。
「……風邪をひいてしまいますよ」
後ろから声が聞こえて、頭のてっぺんを濡らす氷雨がなくなった。頭上を見上げれば、傘が擡げられている。
見知らぬ誰かが、わたしに傘をさしてくれている。なんで、どうして優しくするの。どうせ、どうせみんなわたしのことを捨てるくせに！誰もわたしのことなんて大切にしてくれないのに！期待させるようなことして、わたしを苦しめないでよ。
……もういい、もう疲れた。ここから飛び降りたら、全部終わる。それでいいや。
わたしはふらつく足でフェンスに足をかけて、前に向かって倒れ込んだ。
つもりだった。私はなぜか、宙に浮いている。傘をさした先ほどの彼が、空中に浮かんだまま、わたしの手を掴んでいる。
「……死なせない。雨の日はこうやって、命を断とうとする人が多いんだ。死ぬのが救いだと思わないで。そんなものに縋るくらいなら、僕と来てください。綺麗なものを、世界を、景色を、これでもかというぐらい見せますから」
ふわり、風に揺られる。彼の顔が見える。
あなたは、死神？それとも、神の使い？それとも、ーーーわたしを、救ってくれる人？
最後の可能性に賭けてみてもいいかもしれないなんて思ったのは、ーーーわたしを残して死んだはずの、最愛の彼と、あなたの顔がそっくりだったからかも、しれない。
「終末ランデヴー」