この春閉校…最後の卒業式を前に“たった一人”の男子児童が見つけた夢 「子ども向け絵本作家に」地元幼稚園で一足早く叶う
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- Опубликовано: 15 фев 2024
- 北海道紋別市の郊外にある、この春に閉校する小さな小学校に通う唯一の児童、6年生の古屋智貴くん。
「最後の卒業生」として、歴史ある学び舎からの巣立ちまであとわずか。
学校や地域の人たちに支えられる中で、古屋くんは、将来の夢を見つけたようです。
大谷選手から贈られた3つのグローブを手にしたのは、たった一人の児童です。
オホーツクの紋別市にある小向小学校。
唯一の児童、6年生の古屋智貴くんです。
教室では、担任の小橋百合香先生と2人っきりの授業です。
戦前から酪農を中心に発展した紋別の小向地区。
中学校も併設していた最盛期には、300人以上の児童・生徒が通っていました。
しかし、過疎化で児童数も減少。
古屋くんが入学した時に、7人いた児童も、いまは1人になりました。
そして、この春、古屋くんは、「最後の卒業生」として小向小学校を巣立ちます。
古屋智貴くん(去年12月・閉校式)
「小向小学校は人を集め、人に愛され、人を育てる場所でした。ここで過ごした思い出と経験を力に、僕はこれからも強く生きていこうと思います」
とはいえ、6年生で1人だけになった古屋くん。
寂しくなかったか聞いてみると…。
古屋智貴くん
「6年生になってからは、たくさんの人と話をして、文章力とか話す力が鍛えられた。鍛えられたことによって、6年間の中では、6年生が一番楽しいです」
たくさんの人。それは、地域の人たちとのふれあいでした。
自分で日程を考えた遠足に、バテながらも登り切った登山。
この1年、先生の手を借りながら、児童1人ならではの、さまざまな出会いを経験。
そして、秋には、伝統芸能にも挑戦しました。
先生や地域の人たちも総動員しての「最後の学芸会」です。
暖簾のかかった楽屋でポーズをとるのは小向小、唯一の児童、古屋智貴くんです。
地域の人に教えてもらった古典落語「時蕎麦」で高座をつとめあげました。
担任 小橋百合香先生
「(6年生での)1年の伸び幅は大きかったと思う。その中でも判断力がグッとついたと思う」
普段は静かな時間が流れる小向小学校。
自分を見つめる時間が長くなった6年生で、将来の夢を見つけました。
古屋智貴くん
「1年生から4年生くらいまでは、将来の夢が無かったので。最近は、幼稚園の子たちとか、小学校低学年向けの絵本を作る作家になりたい」
古屋くんが描いた夢が、一足早く叶いました。
先生たちと一緒に、教室で手作りした絵本を、市内の幼稚園児に読んであげることにしたのです。
古屋智貴くん
「自分は(担任の)小橋先生に教えられる側だったが、逆に教えるのはどういう気持ちなんだろうということを知った。結構楽しい気持ちもあるし、大変な気持ちもあると分かった」
6年を通じて人生の目標を見据えるまでに成長した古屋くん。
小学校卒業、そして学び舎との別れが近づいています。
古屋智貴くん
「(今年に入って)1月が終わるのが早すぎて、そういえば、もう2か月後って中学校なんだと思って。悔いなく過ごしていこうとは思っています」
卒業後は紋別市内の中学校に進学予定ですが、生徒数は約200人。
先日、学校見学に行ったとのことで、「大きな学校は大きな学校で楽しそうだ」と話していました。2024年02月16日(金) 18時31分 更新
#北海道 #ニュース #HBC
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古屋くん 輝いてるし、将来 が楽しみだよ😊
古屋君は園児たちを盛り上げるのも上手いし、論理的に物事を考えられててすごいと思います。
すごく礼儀もいいし、話していて楽しかったですよ!
古屋くんは、ご家族や先生方、地域の方々に温かく見守られ、のびのびと元気に成長して本当に素晴らしいですね。
教育の原点を見て感動しました。
新しい環境でも頑張って下さい!
わたしこの学校でした
7人いた友達がどんどん少なくなっていった写真をみたら すごく切なくなってしまった…
自分も学年10人程の少人数小学校で育ってとても 楽しい小学生時代をおくれました。 そして今はその小学校も閉校してしまっているのでめっちゃ共感しました。