「森にかえる 」わさび農家智さんの50年後の夢

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  • Опубликовано: 5 авг 2024
  • 2019年、静岡県下田市のわさび農家飯田智哉さん雅子さん夫妻が、「くぬぎの森づくり」をはじめました。お母さんの実家跡地に植えられた杉が成長し、その伐採を機に雑木の森へと、くぬぎ480本をおもに様々な果樹にバイオトイレやビオトープ。敷地を流れる小川は飲み水に利用し、夏場には子供たちの自然のプールにもなります。その森は、杉の伐採こそ重機を用いましたが、その後は樹木の植栽からトイレ、ビオトープもみんな手作り。森には欠かせない夏場の下草刈りも、仲間との協働作業。みんな食べものとキャンプ道具を持っての『結作業』。智哉さんは言います。「おれの子どもたちがやるかやらないかはわからないけど、おれが死んだ後も、だれかやりたい人がこの森を守ってくれたらいい。この森は、ここに来る人みんなのものだから」。そして、ここに集まり、この森を育て育てられるのは人ばかりではなくて、虫や鳥、魚やカエル、目に見える、目に見えない生きものすべて。かつて、人々の暮らしは森とともにあり、そのことが土砂崩れや大水を防ぎ、海を肥やしました。それが、智哉さんの50年後の夢なのでしょう。今回、結作業の一日を中心に小さな動画を作りました。この森の物語が大きくつながっていくことを願いながら。

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