【声優の朗読】健忘家のとっさの言い訳が意外な結果に~山本周五郎・作『蕗問答』【時代小説】
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- Опубликовано: 9 фев 2025
- 「―あ、新九郎め、小言の種を忘れたな。」
青空文庫より『蕗問答』(山本周五郎)を朗読しました。
チャプター
00:00 一
07:11 二
13:43 三
21:04 四
今の時代、容姿を悪し様に言うのはもちろん良くないこととされ、最近では「ルッキズム」という言葉で差別意識だとされています。
ですがほんの少し前まで、ことに女性の容姿はその人の価値として取り扱われており、今よりもあけすけに言われたものでした。
過去の作品を扱うと時折こうした描写にひやりとすることも多いのですが、そこはその時代の価値観のこと、ご容赦ください。
秋田蕗の砂糖漬けは昔ほどではないですが名物として今も作られているそうで、作られだしたのは実は明治以降、西洋文化が流入してからだそうです。
この物語に限らずですが、こうした話を読んでいるとついフィクションであることを忘れてしまいそうになります。
それほど説得力のある作品、ということなのですね。
#山本周五郎 #時代小説
音楽:
www.bensound.com/
dova-s.jp/
真らしき嘘は申せ。嘘らしき真を申すな。この意味深い言葉、心に刻み、残りの人生を愉しみたいと思います。少し賢くなった気分です。ありがとうございました🌠
ご視聴ありがとうございます。
楽しい話ですが深い言葉もある、いいお話でした。
ホッコリするいい話でした。ハンドクみたいな新九郎さん瓢箪から駒の嫁取り、世知辛い世の中で良い朗読聴けてほっとしてます。ありがとう。
ご視聴ありがとうございます。
楽しんでいただけて、嬉しいです。
いつも寝る前に拝聴するのですが、発声が穏やかで聞き易く、お話もハッピーエンドなものが多いのが良いです。有難うございます。
ご視聴ありがとうございます。
楽しんでいただけてとても嬉しいです。
聴きながらクスクス笑ってしまいました。ほっこりした気持ちにさせていただきありがとうございます。
ご視聴ありがとうございます。
すべて丸く収まる、不幸になるものが誰もいない結末はホッとしますね。
オコゼだろうが有能で殊勝な浪江さんは、掘り出し物でしたね。殿様も新九郎さんも良い人で楽しく聴きました。砂糖漬けの蕗(アンゼリカ)は昭和の洋菓子の飾りの定番、シャリシャリした歯触りで大好きでしたがそういえば最近は見かけません。
ご視聴ありがとうございます。
容姿をとやかく言うのは良くないですが、それをものともしない彼女の魅力がこの物語の要ですね。
生まれて半世紀を秋田で育ちました(今も違う所で育ち続けております)秋田蕗、自然の物は知らないけれど、父の職場で育てていました。懐かしく思いました。
ご視聴ありがとうございます。
秋田蕗、身近にあったんですか、いいですね!
私もクスッと笑えました😊何とも可愛らしい
性格ではありませんか
何事も表に出せば早く解決するし、もっと可愛らしいのでは?と思えるのでした😅
のどかな良き時代の良い人達のお話、とても安らぐ事が出来ました
気分良く眠れそうです
有難うございます♥️
ご視聴ありがとうございます。
本当に、可愛らしくしかも大変有能でしたね。
良い結末で良かったです!
最近こちらのRUclipsに気が付き、チャンネル登録いたしました。
ヨウさんの声、とても聴きやすく、他の作品も次々と聴いています。
周五郎は若い頃にかなり読んだつもりですが、まだまだ知らない作品が多くて、こうしたRUclipsがある事には感激しました。
一つ、他の短編でも気づいた事ですが、「しゅくちゃく」と読んでみえる箇所、あれは「祝着」(しゅうちゃく)ではないでしょうか?
この「蕗問答」、とてもユーモラスで楽しかったです。
ありがとうございました。
(なのはな22)
ご視聴ありがとうございます。
また、ご指摘ありがとうございます。
読み間違えなどは聞き手が「?」となって没入感を妨げてしまうので気をつけているのですが、まだまだ未熟ですね。
これからも精進してまいります。
容姿の優れぬ女子をそのまま言葉に表すに若干の抵抗あり 当方の虫の居所悪しきための評価なり ヨウさんの朗読に免じて許す
ご視聴ありがとうございます。
今で言うコンプライアンスでは全くアウトですが、残念ながらそう警告しなければならないほど人の容姿をあげつらう行為は今もなくなりません。
美醜、というあまりに曖昧な物差しで人の価値を測る愚かさを逆に山本周五郎は指摘したのではないでしょうか。
おこぜはおこぜのままで大変優れた人物であり、それを認められる幸せを掴んだのでしょう。