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考えすぎかもだけど、最後のアオサギの警告は唯一のファンへのメッセージだと思ってる。「あのね、子供時代のファンタジー体験なんて忘れなさいよ、普通はそんなの忘れて大人になるんだから」「でもまあ、少しだけなら良いんじゃない?」 って言う感じで宮崎監督がツンデレであるなら、素直にファンにありがとうって言えないんだなと納得できます。
この解釈好きです!あんな作品を作っておいて考えすぎなんて存在しないので安心してください!
その考え方、好きだな
私は夏子さんの「お前なんて大嫌い」は、本音だとは思わなかったな。夏子さんがマヒトを帰そうと思った時の言葉なのかな、と。そういう必死に帰してくれようとする夏子さんの愛情を受け取ってマヒトも夏子さんをお母さんとして受け入れられたのかなと。
人が産まれること、生きることを全肯定した映画だと思う。自分が火事で死ぬ運命にあっても「素敵じゃないか!お前を産めるなんて!」と言ってくれる母がいるし、「子どもたちにこの世は生きるに値すると伝えたくて、映画を作ってきた」と宮崎駿引退会見での発言がこれでもかと伝わる作品。
すげーわかる!隠喩とか何よりも、命の素晴らしさ、人間讃歌が何よりのメインテーマだと思う!辛いことはあっても「どう生きるか」が大事ってシンプルなメッセージを感じたわ
わかる。ネットの発展で他者評価に晒されまくって自己肯定感が下がってる現代人をモロにターゲットにした人生讃歌の映画だと思う。
そうそれ、悪意や不幸という自然を受け入れた主人公たちと悪意の無い純粋な世界で地獄を作り上げた大おじの対比からもそうだと思う善意の業や、命の汚さも含めた生きるということの肯定
@@cellcolor2270 そう思うと、もののけ姫と伝えたいメッセージはガチで一緒なんだよな。エゴまみれで呪い呪われの人生だけどそれでも「生きろ」
本当に最近は 高望みして、些細な事で勝手に絶望して、軽々しく[死にたい]とか言って、それに対してなんか言うと [ お前はのんきで恵まれてなんの苦労してないから分からないんだ]みたいな事を言ってくる奴が多いからね。 頑張って働いて税金さえ納めてりゃそれだけで偉いから、幸せになって贅沢三昧出来て当たり前 出来なきゃ社会や政治のせい。 だから自殺したいくらい辛い。みたいな人が多い。
この映画の賛側の人は、一回で全てを理解出来なくてもよくて何かしら感じ取るものがあればいいって思うタイプの人かも
まさにそれ。もののけ姫だって歴史知識や神話知識がなきゃメインストーリーすら理解しきれないけど、アシタカとサンのストーリーだけでお釣りが来る面白さだったし、今作もそんな感じ。わかんないことがあればまた観ればいいし、勉強すればいいだけ
手放しに肯定もできないし否定もできない作品。大人の醜さと子供の純粋さ、そしてその中で描かれるクリエイターとしての葛藤を宮崎駿のセンスだけで押し通してしまったのからこその難解さだと思う。だからこそ今作は超有名天才アニメ監督宮崎駿でなく、人生を積んできた一人の老人宮崎駿の作品として見るべきなのかもしれない。
今まで所謂芸名的に使ってきた宮崎駿じゃなくて、実家由来の宮﨑駿の漢字を当ててるから、風立ちぬで監督として引退して1人の人間として遺作に望んでるのは本人も意識してると思う
ストーリーや世界観がジブリ特有の不気味さと綺麗さをより強めたアート寄りの作品だった。それに加えて次から次へと情報が出てくるからついていくのに大変だった。だけど最後は不思議な満足感みたいなものを感じた作品だった。一つ言えるのはこの作品は合う人は合うし、合わない人は合わない。そう言う作品だ。
純粋な人が観たら楽しめて汚れた大人が観ると楽しめない。アニメって昔はこんな感じだったな。おじの君たちには、この石がどう見える?のシーンが全て何だろうなw
合う人には合うし、合わない人には合わないってのは殆どのアニメに言えるのでは…?
「主人公マヒトきゅんが、読書と異世界冒険を通して心を成長させる物語」という基本のストーリーはとてもシンプルなんだけど、そこに付随するメタファーとオマージュと趣味と性癖の大洪水で見る人を困惑させる作品。だから、賛否分かれると言うより好き嫌いが分かれる作品だと思う。ジブリアニメ界のラーメン二郎といったところか。
#少年ニモの冒険 なんよな、幻のジブリ版
面白さはずば抜けてはいなかったけど、見て良かったと思える作品だったのは本当に間違いないな。
こういう“落ちついた”感想が聴けてほんとに良かった…。話題作でYou Tubeだからか大袈裟な感想を演出するものに溢れてしまっていたから、それこそ数字のために“悪意”に塗れたレビューをあの映画を観たあと見れる気力が少し沸かなかったので、とてもたすかりました…。ありがとう。
なんかみんな叩くこと・粗探しに夢中になってて萎えた。ホッカイロレンとか。
@@醤油漬け-o7b 奴まだんなことやってんのか……。一回消されたとき同情したけど、その後すぐ登録解除したから知らんかった……。
@@醤油漬け-o7b ホッカイロレンは、一応それなりにジブリ好きなのもあって、否側の人間の中ではまだ筋が通ってるほうだと思う。Yahoo映画とかTwitterとかのレビューを見ると、本当に悪意と粗探しとしか言いようのないレビューだらけで悲しくなる。
ホッカイロレンは見ててエンターテイメントととして面白いけど、私は映画の趣味は合わないって思ってる。ゴジラ-1を絶賛してたし…あ〜そういう感性かあって思った。クソ映画レビューは面白いけどね。
事前の情報無しで一体どうなるんだと自分も思ったけど、これはそれで良かったね。子供が一緒にいって楽しめるかは難しいかもしれないが、見て良かったと思える作品だった
私もシンエヴァのラストと通ずるものを感じた。塔を全壊させたのがもう本当に終わりだよって言われてるみたいで寂しくてたまらなかったけど、1日経って宮崎駿の人生爆発オチって考えたらそれはそれでらしいのかも…みたいな気もしてきた。
この作品はずっと誰かのために作品を作り続けてきたクリエイターが、人生の終わりを見据えて初めて自分の為にだけ筆をとったような作品だなって思った。願わくば、宮崎監督が作品を仕上げた際に「てめー勝手にしてやったぜ」とニンマリ笑っていてくれてたらイイなって思ってる。
色んな方の感想解説動画を見てきましたが、今のところ笠さんの解説が一番解りやすい!宮崎作品を良く知ってる人ほど、味わい深い作品で、そうでない人はいまいちという厄介な作品であることは確か。
石の積み木を現世に持ち帰れたわけは積み木はどこででも積めるということ大叔父さんは勘違いをしていたあの清浄な世界でなければ積み木を積むことはできないとでも罪に汚れた現実世界でも積み木は積めるし世界をどんなふうに形作ってもよいそれが宮崎監督なりの若者へのメッセージ
最近はしっかり伏線回収したり綺麗にまとまった作品が評価される傾向にあるからこういう謎の多い作品はこれからはあんまり評価されなくなるのかも…
一緒に見に行った人、うるさいと言われて可哀そう...友達は大事にしてあげてください
観てきたけど正直よう解らん・・・って感じでした。色んな人の感想読んで成る程と思ったけど、「そんな人の感想や考察を見ないと解らない作品は、やっぱり駄目だ」という意見を見聞きしたりして複雑な心境に。でも駄作かと言われれば、それは絶対違うと思うし、観終わってから何か心に残り続けている。とにかく、もう一回観たいし、パンフ読みたいです。
家族が死んだとき、産まれたとき、大切な人に出会った時、それは「簡単に説明できる感情、感動だろうか」と一度考えてみてほしい嬉しい、悲しい、と一言で片付けることは可能だけど、本当はもっとグチャグチャだと思う映画も同じで、分かりやすい、分かりにくいなんてのは人による また映画の歴史を遡れば、分かりやすい物語を作り続けて一度映画会社がバタバタ潰れたフランスやドイツなどで分かりにくい表現をして映画が復活した過去がある(トリュフォー「大人はわかってくれない」など)だから、そんな低レベルな評価を気にしなくていい問題は、君はこの映画をどう見たいか?だと思う
最後のシーンが異常に短かったのは高齢の宮崎駿監督が「自分はどう生きるか」についてほとんど時間が残っていない事を自覚して表しているんだろうな。。。
9:18 お父さんがお母さんの妹と結婚···ってことについては、明治~昭和初期生まれには結構あるらしいです。自分の曾祖母も三姉妹で同じ人に嫁いでいます。長女が嫁ぎ先で亡くなった場合同じ家の次女が嫁ぐことがあって、 結婚は個人同士ではなく家と家との繋がりであるという価値観が強いその世代ならではのことみたいです。宮﨑さんも周りでそういう人がいて微妙な気持ちになった経験があるのかなと。私も三姉妹で順番にひいじいちゃんと結婚してた知ってひいじいちゃんクズなん?って思ってしまいましたが、別にひいじいちゃん自身が望んでそうなった訳でもないようで、この映画でも眞人のパパがただのクズだからという話でもなく、時代背景が大きいと思います。···とはいえパパは普通にたらしっぽい描写ではありましたね。木村さんだし
最近NHKでのドキュメンタルで宮崎監督から答え合わせがありましたが、曰く主人公の眞人は監督自身、サギ男は鈴木敏夫監督、大叔父は故・高畑勲監督がモチーフで、ある意味この映画は高橋監督とのお別れを描いたという側面があるそうですね
2回行きました。1回目は色々考察しちゃって「面白かった気がするけどすごく疲れた」という感想でしたが、2回目、何も考えずに観ると、すごく感動し、泣きました。「これはあれこれ考察して論理的に語ろうとしない方が良い映画だ」というのが今のところのこの映画に対する意見です。3回目も感覚で楽しもうと思います。
たしかに数回見ると考察云々よりも共感や感覚に伝わるものがダイレクトにきますよね!私も2回目で泣きました!
やっぱりそういう方沢山いるんですね!!私も1回目が終わったあとは混乱して処理しきれなかったんですが2回目は肩の力を抜いて見れて思わず泣いてしまいました。割と二回目以降の方が楽しめる映画な気がします。
ほんとそれ!この映画は一つ一つをロジカルに理解するのではなく、どこかしらに自分と重なる部分を素直に感じ取るとすごく楽しめる
自分は、塔の崩壊は「監督が生きた時代の終わり」「思想が未来を作るという信仰の終わり」「人の手が作る物語の味わい方が失われるということ」という風に見えました。映像作品の作り方や目指すところ、そこに関わる外野の圧力、観客の視聴法。全てが、宮﨑監督の観てきた世界、目指してきた世界とは違う世界になった。ちょうど本作の企画が動き出したとされる2016年の夏には新海誠監督の「君の名は。」が公開されていますが、あの作品を自分が観た時に「映画の演出が、自分が親しんできた過去の巨匠のものから変わってしまった」と強く感じたことを覚えています。宮﨑監督たちの世代が心血を注いで作ってきた夢や理想は、現実の前に既に力を失っているかも知れない。新しい世界を担う人たちは受け継いでいかないものかも知れない。では、その古き世のあり方が通用しなくなった世界で「君たちはどう生きるか」、今度は君たちが心血を注いで道無き世界の生き様を描いて行って欲しい。願わくは、私達の世界の欠片一つでも活かしながら。というメッセージに見えました。これは映像作品のクリエイターだけに向けたものではなく、現実の世界を構築していくことになる全ての観客に向けたエールだと思えるのです。
この作品を見てどう感じたか考える事も1人1人違う「どう生きるか」の1つに感じた。こんな意見や感想も人によって、どんな心境かによって果てし無く在るのが人生や生き方みたいでワクワクしたなぁだからとにかく自分で見て「宮崎駿の生き方」と「自分の生き方」を考えてみるのも良いと思う
全然説教くさくもなく、この映画のキャラたちや駿に思いを馳せて、自分がどう生きるか勝手に考えちゃう映画だった。だからこそこの映画をみて自分を思い直す人もいれば跳ね返す人もいる。それぞれですね。
現代の感覚ではアレだが、あの時代の田舎では、妻亡き後、妻の妹を娶ることで、妻の実家を支えるのはよくあったこと。作中でも妻の実家は、金持ちではあるが、すごく余裕があるわけではない。あの旦那と結婚することで支えてもらわないと終わるっていう状態。
たぶん前妻が病院に行ってる時点で夏子は父親の愛人だったんだろうなぁ…
マヒトが胆座ってるし、武闘派ではねっ返り。まっすぐな少年っぽいけど、結構手癖が悪いし周りの人を見ての処世術を身に着けている。見てて個人的に凄く好きなキャラクターだった。
映画を観た後、自身のポケットに入っていたものは何かそれを捨ててすぐに忘れてしまうか、大切にしまうか、心に留めておくか石はちゃんと届いていましたよ…
先に逝った高畑勲に、自分の終着点はこうだぞと言ってるような作品だと感じました。主に冒頭部分にその宣言があったように思います。宮崎監督は年齢的に全盛期ほど、作業はできなかったと思いますが冒頭の階段シーンは自分の人生を刻みつけるような思いで書かれていると感じました。劇中の解釈は概ね、動画の内容と同じです、自分を傷つけた意味や悪意については視聴時は今ひとつ解釈できてなかったですが動画を見てわりと納得できました。主人公が最後に欠片を持っていたのは、忘れてもいいというだけでなく、一欠片ぐらいは持って行けよという思いを感じました、
銀河鉄道の夜や星の王子様みたいな、命の讃歌。生まれることへの喜びと辛さ。みんな嘘もつくし、世界は悪意で溢れている。そんな世界でどう生きるかが大事なんだ。って気持ちが感じられました。メタファーを探すオタク的な楽しみ方でも美味しいし、素直な感性や感情、共感で受け止める大事さを今作で改めて自覚できました。最後世界から飛び出したインコ=アニメーターやジブリスタッフという考察で、エンドロールで錚々たる豪華なアニメ制作会社が協力してたの思い出し熱くなりました。飛び出したインコたちはいつか巣に戻ってくれるかもですね。
笠さんも言ってたように、子供の頃は何にも考えずに見て、ただ「面白いー!」「かわいいー!」「良かったー!」と感じてた その頃の感覚を思い出しました細かいことは何のこっちゃわからんけど、ワクワクしたし、見て良かったと思えた考察も楽しいけれど、ジブリはそんな見方でいいのかなってぼくは思います
情報量が多くてめちゃくちゃ考えながら観てたから見終わった後めっちゃお腹すいたお昼ご飯とてもおいしかった
このレビュー観て目からウロコだったそういえばジブリパークを特集した番組にて鈴木プロデューサーが、この作品の事を「自伝」とだけ呼んでいた今度2回目観るつもりだからその解釈をふまえて楽しんでみます
見終えた時の感想としては「分からん分からん どう言語化したらいいか分からん」随所随所響くものはあるんだけど、20年そこらしか生きていない私の頭では、理解し切れない部分が沢山あって。でもその随所と理解できてない何かで泣いていた。ufotable、米津玄師、初期には居なかった今の猛者たちが集っている。その中に変わらず久石譲も居てくれている。それがなんだか嬉しくて。 ペリカンは命が生きる限り、何かを傷つけたり奪ったりすることは避けられない。幻想だけではお腹は膨れない。そういう宮崎駿監督らしい自然と人との、また人生の話だと思ったよ。 命を憐れみ、埋葬する。それが自己満足でも、自己満足ができるだけいいのかもしれない。埋葬って死者への敬意や、死後の往生や転生を願うものだから。 父と新しい母は隠し事をしているかもしれない。 でもその真実を知ることはないのだろうな。 父はマヒトを探しに来た、新しい母はマヒトを思って追い帰そうとした。 その真実だけで充分だ。 アオサギが最後、自分も友に含まれていたことに、呆気に取られて自分を指差す。 自分が好かれると思っていなかったんだ。 私も間違い、嘘をつき、後悔を引き摺る暗い人間だ。表上は人並みに見えているかもしれないけど、それって美しいアオサギの中に、チビで鼻のデカいアンバランスなおじさんが入っているのと、少し似ている気がするよ。外見をよく見せているという点で。 改めて誰かから好かれていると知ると、やっぱり驚くし嬉しいし、私もその人を友だと呼びたくなるのだ。 スタッフロールを見ながら、やっぱりなんだかあんまりエンタメではない気がして、これが彼の集大成なんかと、遺作なんか思うと……死ぬのか〜〜〜〜;;って苦しくなって泣いてしまった。 宮崎駿……死ぬのか〜〜 嫌だな、苦しいな。 なんだか小さいころから凄いお世話になって楽しませてくれていてくれたお爺ちゃんが、死期を悟って人生の話をしてくれているようで。 勿論まだご存命なのだけど、人はいつか必ず死ぬ、というのを穏やかに優しく改めて語り聞かされたような気持ちで……。 真っ当に美しい人など居やしない、隠し事や嘘など平気でして、にこやかに生きていくのだ。私も貴方も。 それに疲れて本に逃げもする。でも幻想だけでは生きていけない。 人生はどんなに上手く生きようとしても、冗長で足りなくて理不尽で、歪でぐらぐらしてしまう。 それでも貴方を愛する人はいるし、世界も貴方をじっと見守っている。 それを忘れないで、お生きなさい。 そう言ってくれているようだと、勝手に感じ取ったのです。 大変お世話になりました。ありがとう、ありがとう……。 また何回か、時間を置いて見返していくだろうな。
僕はつい最近このチャンネルを知って色々見させていただいているのですが、この動画だけでここを信頼できるなぁって思いました。概ね感想に同意ですし、僕はこの作品を宮崎駿の「遺書」だと感じました。映画のラストシーン、あまりにもあっけなく、そしてそっけなく終わるところも「この作品を観て、現実の世界へ戻るあなたたちはこれからどう生きますか?」というメッセージを突き付けられたようでその重さにエンドロールずっと泣きそうでした。あまりにも宮崎駿欲張りハッピーセット、僕はこの映画を一生胸に生きていきます。
ジブリ作品って、笠さんの言葉を借りるなら「子供向けストーリー」と「駿オタク向けストーリー」の二つが一つの作品の中にあると思ってる。私は駿オタクではない一般人だけど、多分子供向けストーリーの方を解釈して楽しめたから、「君たちはどう生きるか」は面白かった。勿論訳わかんない部分はたくさんあったけど、それらを訳わかんないと放り出してしまうのがものすごく勿体無い事だけは分かった。これはやっぱアニメーションとして魅せる力がカンストしてるからなのかな考える余地がある気持ちよさを味わえるし、駿オタクの解釈が見たいと思う作品だった。
自分が観て思ったのが「結局宮崎駿の言いたいことって変わっていないんだな」ですね。「作られたユートピアでなく、地獄かもしれないけどリアルな世界で生きなさい」と。個人的には面白かったです。展開含めて不親切な所もありますけど小難しくは無かったですね。
この動画も含めて、自分以外の「観客はどう解釈するか」に触れるのもこの映画の要素の一部なのかもしれない
マーニーのレビューを見た後にこの動画を見たんですけど宮崎監督とマーニーの監督、ゴロー監督作品の違いって「主人公はじめ登場人物の魅力」が大きいなと改めて思います。「君たちはどう生きるか」の主人公って明るい性格ではないし序盤あんまり可愛げのない無愛想な子なんだけど 自分でこの状況を打破しよう!と困難に立ち向かって行く強さが爽快感があるんですよね。マーニーとゲド戦記の主人公って物語の大半を「自分可哀想」のことろで立ち止まってて、共感できない人から見たら「なんかウジウジしてんなー」って見辛いんですよね……。そっちのがリアルじゃんって声もあるのかもしれないけど、エンタメなんだから楽しく見たいし駿主人公の方が見やすいって人のが多いだろうな。「君たちはどう生きるか」はストーリーが少し難しいので宮崎駿監督の世界観やアニメーションの魅せ方(構成?)やキャラクターの魅力で観客を引っ張っていく能力がよく解る作品だと思いました。
ほぼほぼ、同じ感想をもちました。宮崎監督からの最後の手紙みたいな作品だなあと。ラストシーンで欠片(積み木?)を一つ主人公が持ってきて、その影響で主人公だけが記憶を保っているわけだけれど、「そんなもん持ってきても、あんま意味が無いよ」的なセリフをサギが言ったときに、やたら泣けました。宮崎さん、俺の半分はあんたからもらった積み木でできてるんだよ。意味ないわけないじゃないか。日本中、世界中にあんたからもらった積み木を大事に胸にしまって生きてきた人がたくさんいるし、これからもいるんだよ。そう思いました。宮崎駿の遺言みたいな作品に思えたので、宣伝するのは無粋だと思ったのかなあ(もちろん戦略でもあったのだろうけど)。もしそうなら、粋な事するじゃねえか、鈴木Pよ。宮崎監督のこと好きすぎだろ。
鈴木プロデューサーは結構、今までは宮崎駿監督を騙し討ちしたり(もののけ姫の題名が決まった経緯とかね。監督はアシタカ戦記って題名にしたかった。)まあ、売れるために宮崎監督に申し訳ない事をしたこともあったから、最後の恩返しじゃないかな。好きにやらせてあげたのは。、
個人的には面白かったと思うし、あまりジブリの過去作品詳しい訳でもないけど(ここあの作品っぽいなぁ)ってのはなんとなくわかったし。群衆の描き方とかワラワラのかわいさとかジブリっぽいなぁ、宮崎駿っぽいなぁっていうのはふんだんに伝わってきた。行間を読めない、必要なものは全て説明されないとわからないって人には凄くわかりにくい作品だと思う。「君たちはどう生きるか」の本を読んで真人が夏子を受け入れる、向き合える様になったのかなって思ったけど、その本を読んだことない人間からすると真人がどういう気づきを得られたのかわからないからそこに共感しにくいっていうのはあったと思う。あと、ヒミの「大おじさま」の発音がひたすら気になったのは私だけだろうか(笑)
家族やカップルで観に行くものじゃないな〜
これが宮崎駿の最後の作品になるのかななんやかんや100歳くらいまで生きてもう1本くらい作ってくれないかな
宮崎駿が描き続けてきた児童文学の世界やファンタジー小説の世界を楽しめる映画。お話の内容はひとりぼっちの少年が頭の中に作り出した世界をひたすら冒険し続ける話といえばいいのかも。これまでの作品であればそこそこ丁寧に描かれていたものが、今回は結構生のままで入っている。映像で与えられる暗喩の数々を抽象的な思考で繋いでいく作業が求められる。一般の観客からすると溜まったもんじゃないだろう。しかし、少しでもそういった素養がある人であればきっと最後に3人が帰ってきた時にホッとしたはずだ。行って帰ってくる。だって、ファンタジー世界のお決まりなのだから。
不思議の国のアリスや銀河鉄道の夜。ネバーエンディングストーリーみたいな、王道さを感じましたね。そこに駿監督の感性を足した、王道でありオリジナリティにあふれた傑作だと思います。
「逆に子供が見るとそのエンタメだけ見えるかも」が心にささりました。他のレビューでは良くわからないので子供も楽しめないって意見が多くてもやもやしてたんですけど、ジブリを見てる大人だとオマージュが多くて物足りないし最後が拍子抜けするのではないかと思ってたのでこういう意見も聞けて良かったです。おおまかでもジブリっという会社を分かってないと飲み込めない映画だなって思いました。ジブリという会社の絵本と思って観たら好きになりました。
「君はこう生きたかった少年のひと夏の冒険」って言う映画でした。あのラストシーンも、「生きたかった自分」の悪意と向き合った上で、弟が産まれてかつて「一緒に生きたかった」東京で「どう生きるか」ってスタートラインにようやく立ったって解釈でしたね。
純粋に主人公とアオサギのコンビが大暴れするシーンがもっと観たいと思った。塔の世界はカリオストロの城のような冒険活劇アニメでも面白いだろうなと。
アオサギがすごく好きになっただんだんデレてくるとこがかわいい
実は大叔父の後継者はもう一人いると自分思います。それはおばさんのおなかの中にいる赤ん坊で、『石』はその子を後継者に選んだから、産屋で大事に囲っていたんだと思います。
考察させる点や芸術的側面は確かに良かったかもしれない。だが、話として単純に盛り上がらない。今までのジブリ作品は「エンタメとしての楽しさ」+「深読みさせる絵」の二刀流であったのに、今回の作品は前者が完全に消え失せていた。冒頭は伝説クラスの作画で、歴代ジブリ作品の色んなシーンのオマージュも盛り込まれてて、前半はそういった点を探しつつ、「後半でどう盛り上がるんだろう?」とワクワクさせてくれた。ジブリにしては珍しい不穏な空気も、「千と千尋の神隠し」みたいに一気に後半で盛り上げてくれるのだと期待した。だが、後半はただ不思議な世界を移動してるだけで、盛り上がりも脈絡もない。そして、船やアオサギの目的など、気になった部分は伏線として回収されず、ラストそのまま急な駆け足でぽつっと終わった。後半に深い意味があるとしても、単純に物語としてのクライマックスや起承転結をもっとはっきりさせて欲しかった。少なくとも、この作品の不思議な世界感は宮崎監督にしかできない、見ごたえのあるものではあったからこそ、もう少し話の方にも力を入れてほしかった。ついでに言っておくと、「ワラワラ」がジブリキャラにしてはかなり簡素なデザインで、コダマやトトロみたいにジブリ独特なデザインにしてくれたら、幅広い層にも食いつきが良かったのではないかとおもってます。
「僕はこう生きましたよ」って映画だと思いました。自分はこう生きた(君たちはこれからどう生きるんだろうなぁ)という感じ。説教臭いタイトルが嫌という人もいるけれど、説教とかじゃなく年齢的に自分は見られない、(新規の作品を作ったりして)関わることができない先の時代を生きる若者たちの未来に想いを馳せているようなそんな感じがしました。宮崎監督からの盛大な「さようなら」だと思います。冒頭にいつものジブリのロゴ(トトロの線画のやつ)がなく、エンディングロールの背景がそのトトロ線画の背景の色なのも象徴的だと思いましたね。あと映像を見ていて、自分一人の才能で経済的な部分でジブリっていう王国を保たせるのが実はすごくきつかったんだろうなあとひしひしと感じました。(高畑監督は作品の質は素晴らしいけど収支はど返たのでw)だからこその最後の作品は、ジブリ100%出資で、配給会社や日テレなどのしがらみから離れ、ジブリのロゴも出さずに、宮崎監督が何も気にせず作れるようにした作品なんだと感じました。
圧巻のレビューでしたありがとうございます。これは遺作だっておもったのはそういう諸々を感じたのかなぁ
わけわからんって聞いてたから身構えてたけど、全然理解できるし意外と説明はされてる方だと思うよ飛び抜けていいシーンがあるわけじゃないけど別に悪くはなかった
あの不思議な世界も考察がはかどりますね。どうとでも想像できるし、ストレートにとることもできる。途中からなぜか見ててボロボロ泣いてしまって…。そこを過ぎると忘れてしまう世界…ちょっとトトロを思い出したり。
個別のメタファーは笠さんと全く同じ意見ですが、それらを繋げて意味のある解釈に出来るのは凄いです!
あとね…誰かのレビューによると、終始、主人公が大人びていると……そこについては自分もハッとしました。そんじょそこらの漫画家が描いたら「ひぐらしのなく頃に」みたいな顔して発狂するだろうに、そういう事が無かったんですよね。真面目に夏子さんを探しに行こうとしてるし。
なんやかんや面白かった。これに尽きる。
セルフオマージュというより本当はこう言う風に映像にしたかったっていうリメイク的な要素があると思った序盤から背景のリアリティーをワザと下げてるところも興味深い東映時代にやりたかったことやできなかった作品やり残した事を詰め込んでのかもしれない老婆に関しては確か宮﨑駿の乳母の様な人がモデル?宮﨑本人の家庭環境がモチーフなのでかなり私小説の部分があるお父さんは男前で女好き家の仕事は戦闘機のキャノピーを作っていた王蟲の発想はそのキャノピーと言われてるモデルグラフィックやアニメージュの連載も読んでないと解らない部分も多そう宮﨑駿自身の生い立ちをある程度知っていたら見方ががらりと変わる13個の積み木に関しては自分にはまだ謎だがおぼろげながらに自分が作品を作る上での組立てる為のピースなんじゃないかっていうのが最初に浮かんだ多分あと何回か見に行くと思う名作であるのは間違いない万人受けしない、オタク全開の映画、遺作にするつもりで作ったのだろうが未練も感じられてまだ作るつもりなんじゃないか?とも受け取ったしかし、ジブリの広告に宮﨑本人が曇りのない満面の笑顔で映っているのを見るとやり切ったのかもしれないとも思うまだまだたくさんあるが整理しきれてないのでそのうちまた書きます2回3回目見て感想と考察の追加があったら動画にしてください
再婚してすぐなのにもうすぐ出産、あー関係持ったの死ぬ前だなとか。嫌いなわけじゃないんだなとか。自然と頭を動かされる。セリフ少なく情報を伝えてくる。本当に素晴らしかった。
眞人が最後小っちゃい石を持ち帰ったのは、ゆくゆくは塔の世界を忘れるけれど、そこで得た何かは残り続ける。みたいな風に解釈してます。
訳あって12月23日にようやく劇場で観てきました。ネタバレOK派なので、散々レビュー読み漁って不安しかなく観に行ったんだけど、“ポニョ”以降の作品で感じられなかった爽快感、スッキリ感が半端無く味わえました‼️大叔父と眞人の対話シーンでメチャクチャ号泣してしまった。鑑賞後にこんなに晴々とした気持ちで劇場を後にした宮﨑監督作品は“ハウル”以来です。素直に好きと言える映画でした👍まだ上演続くなら、2回は劇場で観たいと思ってます❤
戦中戦後は死んだ姉妹の代わりに姉や妹が再婚するのは珍しくありませんでした。結婚観が今とだいぶ違ったのです。だからこそ、堀越二郎の誠実さが光るのですね...(風立ちぬ)
うちの母方のおじいちゃんとおばあちゃんがそうだったよ。おばあちゃんの結婚してた兄が戦争でなくなったから、おばあちゃんと弟(おじいちゃん)が結婚してた。なので、割とおばあちゃんの方が年上だった。しかも子どもが出来ないと思って親戚から養子を貰ってた後に3人子どもが出来たから、うちの母親の一番上の姉は祖父母からみたら本当の子じゃなかったし。今から考えると複雑な家庭だけど、普通だった。私の父親も、おばあちゃんの最初の旦那は戦死して、連れ子が一人ずついる上での再婚だし。でも、そんな家はゴロゴロあったみたいね。
いくつか観たレビューの中で一番共感できたし一番納得が行く解釈でした。あの情報量の多さは解釈厨に対する圧倒的な力の見せつけにも思えましたね。
単純にジブリ作品を見たい層が求めるものと違うものを出したから賛否が分かれたんだと思う。。まぁ監督も「求めるもの」は分かりきってるけどそんな事よりこの作品を通して言いたい事を全部?言ってやったって感じなんかなって。それはそれとして、動画にあった監督が「後継者が出来なかった事」を悔いている件。心残りなんていくらでもあるにせよ、この問題が一番後悔してる心残りだろうなって。。。
見た感想は、宮崎駿&ジブリオタク向け映画って感じ。映像はすごかったけど宮崎駿じゃなかったら酷評されてるだろうなという印象でした。
こうやってストーリーを改めて追って見るとシンエヴァだなシン•ジブリ
色々なレビューや考察の動画を観ていましたがこの動画が一番しっくりきました!これほどの映画体験は多分一生こないのでしょうね…
やはり流石笠さんだなと思うレビューでした。とても面白かったです。この映画に関して、描ききれなかっただらだらとした思いはたくさんありましたが、無駄に考察しながら見てしまう感覚は、えも言われぬ幸福感に満ちていたことは確かでした。エンタメから逃げたとも取れますが高畑勲さんに勝るとも劣らない複雑なメッセージを遺してもらえて本当に宮崎駿には感謝しました。また見に行きます。
funness というよりも interest の方が強いなと感じました。夏目漱石のをリアタイするとこんな感じなのかな〜みたいな
駿の哀愁と少年の未来がコントラストになってるのがなんとも言えない感じだった
某映画レビューRUclipsrが「考察はテキトーに言ってるだけです」と岡◯ロイドとずんだもんに言わせていた内容、ほとんど全部笠さんが同じこと言ってて笑っちゃった。「公開して間もなくは信者がヨイショしてるだけだからある程度落ち着いた頃に客観的なレビューが出る」って言ってたけどまさにそうなんだな。
生前葬には感じなかったな前世の記憶を引き継いで生まれ変わった新生宮崎駿って感じだと思ったこれから宮崎駿は新しい映画作ってくれそうに見えた今回は出発としての自立と覚悟がテーマのストーリーがとても良かったので、次はどんなテーマで新しい宮崎駿作品を作ってくれるか楽しみすぎる
何か凄みを感じる映画でした。
風立ちぬよりずっと良かった。期待薄かったけど自分は絵を見ているだけでも面白かった。
ゴールデン・グローブ賞のアニメーション作品賞受賞!すごすぎる!
オンユアマーク的な、感覚だけでも目が離せなくて後から考えると多層構造に気付いて驚くみたいな作品を待ってます。次回作でw
配偶者と死別してその兄弟と再婚するケースは、古い家とかだとあったのです。名家が婿養子を迎えたケースとか。
千と千尋の神隠しやもののけ姫みたいな冒険活劇を期待して見に行ったため、見終わっても何とも言えないもやもやが残りましたが笠さんの考察を聞いてようやくそういう意図があったんだとようやく消化できた気がします。どうも自身で考察するより誰それがこれはこういう意図を模してるんじゃないかという論議を眺める方が合うようです
嬉しいことがあったので改めて見に来ました。12:10 本の内容を私は知りませんが、創作には人の心をほんのちょっと動かす力がある、という描写なのかも。私はそう思うことにしました。
セルフオマージュだメタファーだ生前葬だってのを抜きにエンタメの面だけ見た場合、もののけ姫や千と千尋ほどの大作感がないように思えた。何か雀や狐城のようにまとまった感じ。その辺も賛否の否が出る一因かと思う。
後継者の件の考察が凄すぎる...
こどもなら純粋にエンタメとして見れるかもしれませんが(ストーリーの流れ的に子供が理解しにくい部分もありませが。。。)、大人だとメタフォアがありすぎて、その「伝えたいメッセージ」がずっとぶつかってくるから、楽しみたくてもできない、と思いました。一回見れば大体伝えたいメッセージはこれかな、でも、もう一回見ようかとなかなか思いません。ま、世界に「息子は後継者にならない、なれない」と叫んで発表したいならそれでいいかもしれません。
この作品見て陥りやすい「解んないのは勉強不足」と言いがちな人こそこの作品のテーマの悪意そのものだなとは思った。(実際周りで2人確認)そういう「俺は解ってる」通気どり、監督が一番嫌うものなのにな。
みんな言っていることだけど、絵や音楽は素晴らしいが、内容が意味わからな過ぎて、評価がしづらいっていう。
これから生きる人達へ向けた祈りを感じるな。善く生きてみるか。
ワラワラ…こだまをキュートアグレッション用にしたみたいな生き物。ナガノ先生が好きそう。
1番腑に落ちた解説かも。13個の石の解説はほんとスッキリ。
観終わった感想...主さんと同じく生前葬だったなぁこれまでの諦めと足掻き、苦しみが詰まってる印象だった
この作品は、これはこのメタファーですとか深く追及していくと確実にRUclipsの規約や社会規範的にアウトなので、こういうなんだかモヤモヤするレビューを書くしかない大人達を見て楽しむ作品ですね。
個人的には正直アニメーション技術以外でこの作品のどこを評価して良いか本当に分からない。考察勢やアート作品好きには刺さるのかもしれない。でも感情移入できるほどよく描かれたキャラがおらず、特に後半はあまりにも唐突な展開がラストまで続くので唖然としてしまった。ジブリでこんな感情になるのは初めてで、最後の作品として消化不良感は否めない…
鳥たちが悪意の集合体というのは違う気がする彼らに共通しているのは「大叔父が連れてきたこと」「食べ物がない地獄の中でそうならざるを得なくなったこと」だから歳を重ねたペリカンは飛べる誇りを無くしたことに悲嘆し、大王の連れ添いは大叔父の天国の果樹園で涙しただから悪意というか、悪意だとも認識していなく、ある意味、純粋に生きているってだけなんだと思うじゃあなんだっていうと、まだ解答には至っていないけどまた、眞人が石で自傷した心情は、居場所がなくて構ってほしいっていうのもあるけど、出征をしていく人達を見て、父親の「(人が死ぬから)工場が儲かる」っていうやり取りからも人の生死に自分が関わっているようなものなのに喧嘩までしてしまった、人一倍立派にならないと行けないのに情けないという自戒もあるのかな、とも感じた血を流しているときの顔が嘘をつこう、とかなんかマイナスの感情のそれでは無いような気がするかつ、その後のシーンでは親父が常に求めていないことをして主人公の気持ちに対して上滑りばかりしているが、一応の気遣いの言葉にも聞いていないかのような態度なのでそんなふうに感じた
千と千尋の頃から感じてましたが、宮崎駿は寓話や童話を描きたくなったのかなと。本来メタファーを一切考えなくてもこの作品の大筋は追えるのにも関わらず難しいと言われてるのは、分かり易いカタルシスが無いから退屈して、長時間の視聴に耐えられない観客が居る事の裏返しだと思います。宮崎駿は「子供は外で遊べばいいんだ。アニメなんか1年に一度見ればいいんだ」とインタビューで真顔で言う人なので未だにアニメーションの魔法を信じて居て、毎日アニメを見てる観客から「コレなろうじゃん。どこかで見た設定ばっか」とか、不思議の国のアリスのような童話を知らない観客から「いきなり人食いインコ帝国キモ。カルト映画」と言われる事を一切考えて居ないと思われます。私は楽しめましたが、ジブリの時代の必要性が終わりを迎えているという事なのかも知れません。
数年前、映画化の話が有ったので原作を読んでいたけど映画は全くの別物で困惑した。感想としては意識高い系の人が好きそうな話だった。あと、原作とは別物なのに『君たちはどう生きるか』って題名はどうなんだろう?なんとなく『日本沈没2020』という作品のタイトルが頭に浮かんだ。
原作は普通に宮崎駿だよ。吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」は、同名の小説というだけで、原作でも原案でもない。名前を借りてるのは…まあどうなんだろうね。昔、太宰治の「人間失格」と全然違う作品で当時、 人気があった野島伸司って人が「人間失格」ってTVドラマ作ってた。キンキキッズが主演の。私は太宰治の人間失格が好きだったから、薄っぺらいドラマにタイトル使われたの嫌だったから…いいタイトルだから使うってのはちょっとね。でも、今回はリスペクトもあるし、物語の中にも出てくるし、まあどうなんだろう。
映画をみるまで考察・解説動画を封印し、原作だけ読んで劇場に行きました。それから動画を色々見漁りましたが初めて『あ!同じ!』と思える感想の方(動画)に出会えました。私も監督に『さよなら』を言われている気がして、異世界崩壊のシーンでは涙が止まりませんでした。ただし今作の監督のお名前(漢字)が変わっていることに、勝手ながら次回作への希望を抱いてします!(結局インコであることは変えられないのかも?笑)
主人公の心の変化が理解できていなかったけどあの本がそうなのか…読んでもう一回見てみるかなぁ
宮崎駿作品の総決算というか、風立ちぬからの再決算であり、「スタジオジブリ」の一旦の区切りのように感じた。宮崎駿作品は言わずもがな、石の塔の形がマーニーのしめっち屋敷っぽかったりetc。
絵コンテまでしか駿がやってないとのことで、作画から別の人なのでなんかジブリじゃないな、と思いました。でも、開始数分たたずに引き付けるところはさすが駿だなと。何も知らずに見に行ってよかったです。ほんとうにこんな機会ないですもん
展開早すぎてよく分かりませんでした(りゅうさんみたいにそんなに汲み取れない…)ストーリーについていこうとしてしまってアニメーションも正直楽しめてないですある程度理解してから2回目見たら感じ方も変わってくるんでしょうか
主読解力高すぎやろ
お母さん亡くなってその後妹さんが代わりに結婚したのって、戦中戦後はよくあったことなのにすごく驚いてるのに驚いた。子どものいない夫婦にどちらかの兄弟の子どもを養子に出すのが一般的だった頃に生まれてたからかな……そこは驚くところじゃないだろって思っちゃった。
なんとなくこの作品を見ながら、7人のおばあさんからはディズニーオマージュ、空を映す描写の多さから新海誠…みたいに他のアニメーションのオマージュも感じたなぁ…だからってわけじゃないけど、このタイトルは次のアニメーターたちに向けたメッセージって感じがした。
最近インコの野生化が問題になてるのも相まってインコの害悪シーンは好きだった。
考えすぎかもだけど、最後のアオサギの警告は唯一のファンへのメッセージだと思ってる。「あのね、子供時代のファンタジー体験なんて忘れなさいよ、普通はそんなの忘れて大人になるんだから」「でもまあ、少しだけなら良いんじゃない?」 って言う感じで宮崎監督がツンデレであるなら、素直にファンにありがとうって言えないんだなと納得できます。
この解釈好きです!
あんな作品を作っておいて考えすぎなんて存在しないので安心してください!
その考え方、好きだな
私は夏子さんの「お前なんて大嫌い」は、本音だとは思わなかったな。
夏子さんがマヒトを帰そうと思った時の言葉なのかな、と。
そういう必死に帰してくれようとする夏子さんの愛情を受け取ってマヒトも夏子さんをお母さんとして受け入れられたのかなと。
人が産まれること、生きることを全肯定した映画だと思う。
自分が火事で死ぬ運命にあっても「素敵じゃないか!お前を産めるなんて!」と言ってくれる母がいるし、「子どもたちにこの世は生きるに値すると伝えたくて、映画を作ってきた」と宮崎駿引退会見での発言がこれでもかと伝わる作品。
すげーわかる!
隠喩とか何よりも、命の素晴らしさ、人間讃歌が何よりのメインテーマだと思う!
辛いことはあっても「どう生きるか」が大事ってシンプルなメッセージを感じたわ
わかる。
ネットの発展で他者評価に晒されまくって自己肯定感が下がってる現代人をモロにターゲットにした人生讃歌の映画だと思う。
そうそれ、悪意や不幸という自然を受け入れた主人公たちと悪意の無い純粋な世界で地獄を作り上げた大おじの対比からもそうだと思う
善意の業や、命の汚さも含めた生きるということの肯定
@@cellcolor2270 そう思うと、もののけ姫と伝えたいメッセージはガチで一緒なんだよな。
エゴまみれで呪い呪われの人生だけどそれでも「生きろ」
本当に最近は 高望みして、些細な事で勝手に絶望して、軽々しく[死にたい]とか言って、それに対してなんか言うと [ お前はのんきで恵まれてなんの苦労してないから分からないんだ]みたいな事を言ってくる奴が多いからね。 頑張って働いて税金さえ納めてりゃそれだけで偉いから、幸せになって贅沢三昧出来て当たり前 出来なきゃ社会や政治のせい。 だから自殺したいくらい辛い。みたいな人が多い。
この映画の賛側の人は、一回で全てを理解出来なくてもよくて何かしら感じ取るものがあればいいって思うタイプの人かも
まさにそれ。もののけ姫だって歴史知識や神話知識がなきゃメインストーリーすら理解しきれないけど、アシタカとサンのストーリーだけでお釣りが来る面白さだったし、今作もそんな感じ。
わかんないことがあればまた観ればいいし、勉強すればいいだけ
手放しに肯定もできないし否定もできない作品。大人の醜さと子供の純粋さ、そしてその中で描かれるクリエイターとしての葛藤を宮崎駿のセンスだけで押し通してしまったのからこその難解さだと思う。だからこそ今作は超有名天才アニメ監督宮崎駿でなく、人生を積んできた一人の老人宮崎駿の作品として見るべきなのかもしれない。
今まで所謂芸名的に使ってきた宮崎駿じゃなくて、実家由来の宮﨑駿の漢字を当ててるから、風立ちぬで監督として引退して1人の人間として遺作に望んでるのは本人も意識してると思う
ストーリーや世界観がジブリ特有の不気味さと綺麗さをより強めたアート寄りの作品だった。それに加えて次から次へと情報が出てくるからついていくのに大変だった。だけど最後は不思議な満足感みたいなものを感じた作品だった。一つ言えるのはこの作品は合う人は合うし、合わない人は合わない。そう言う作品だ。
純粋な人が観たら楽しめて汚れた大人が観ると楽しめない。アニメって昔はこんな感じだったな。おじの君たちには、この石がどう見える?のシーンが全て何だろうなw
合う人には合うし、合わない人には合わないってのは殆どのアニメに言えるのでは…?
「主人公マヒトきゅんが、読書と異世界冒険を通して心を成長させる物語」という基本のストーリーはとてもシンプルなんだけど、そこに付随するメタファーとオマージュと趣味と性癖の大洪水で見る人を困惑させる作品。
だから、賛否分かれると言うより好き嫌いが分かれる作品だと思う。
ジブリアニメ界のラーメン二郎といったところか。
#少年ニモの冒険 なんよな、幻のジブリ版
面白さはずば抜けてはいなかったけど、見て良かったと思える作品だったのは本当に間違いないな。
こういう“落ちついた”感想が聴けてほんとに良かった…。話題作でYou Tubeだからか大袈裟な感想を演出するものに溢れてしまっていたから、それこそ数字のために“悪意”に塗れたレビューをあの映画を観たあと見れる気力が少し沸かなかったので、とてもたすかりました…。ありがとう。
なんかみんな叩くこと・粗探しに夢中になってて萎えた。ホッカイロレンとか。
@@醤油漬け-o7b
奴まだんなことやってんのか……。
一回消されたとき同情したけど、その後すぐ登録解除したから
知らんかった……。
@@醤油漬け-o7b ホッカイロレンは、一応それなりにジブリ好きなのもあって、否側の人間の中ではまだ筋が通ってるほうだと思う。Yahoo映画とかTwitterとかのレビューを見ると、本当に悪意と粗探しとしか言いようのないレビューだらけで悲しくなる。
ホッカイロレンは見ててエンターテイメントととして面白いけど、私は映画の趣味は合わないって思ってる。ゴジラ-1を絶賛してたし…あ〜そういう感性かあって思った。クソ映画レビューは面白いけどね。
事前の情報無しで一体どうなるんだと自分も思ったけど、これはそれで良かったね。子供が一緒にいって楽しめるかは難しいかもしれないが、見て良かったと思える作品だった
私もシンエヴァのラストと通ずるものを感じた。塔を全壊させたのがもう本当に終わりだよって言われてるみたいで寂しくてたまらなかったけど、1日経って宮崎駿の人生爆発オチって考えたらそれはそれでらしいのかも…みたいな気もしてきた。
この作品はずっと誰かのために作品を作り続けてきたクリエイターが、人生の終わりを見据えて初めて自分の為にだけ筆をとったような作品だなって思った。
願わくば、宮崎監督が作品を仕上げた際に「てめー勝手にしてやったぜ」とニンマリ笑っていてくれてたらイイなって思ってる。
色んな方の感想解説動画を見てきましたが、今のところ笠さんの解説が一番解りやすい!
宮崎作品を良く知ってる人ほど、味わい深い作品で、そうでない人はいまいちという厄介な作品であることは確か。
石の積み木を現世に持ち帰れたわけは積み木はどこででも積めるということ
大叔父さんは勘違いをしていた
あの清浄な世界でなければ積み木を積むことはできないと
でも罪に汚れた現実世界でも積み木は積めるし世界をどんなふうに形作ってもよい
それが宮崎監督なりの若者へのメッセージ
最近はしっかり伏線回収したり綺麗にまとまった作品が評価される傾向にあるから
こういう謎の多い作品はこれからはあんまり評価されなくなるのかも…
一緒に見に行った人、うるさいと言われて可哀そう...
友達は大事にしてあげてください
観てきたけど正直よう解らん・・・って感じでした。
色んな人の感想読んで成る程と思ったけど、
「そんな人の感想や考察を見ないと解らない作品は、やっぱり駄目だ」という意見を見聞きしたりして複雑な心境に。
でも駄作かと言われれば、それは絶対違うと思うし、観終わってから何か心に残り続けている。
とにかく、もう一回観たいし、パンフ読みたいです。
家族が死んだとき、産まれたとき、大切な人に出会った時、それは「簡単に説明できる感情、感動だろうか」と一度考えてみてほしい
嬉しい、悲しい、と一言で片付けることは可能だけど、本当はもっとグチャグチャだと思う
映画も同じで、分かりやすい、分かりにくいなんてのは人による
また映画の歴史を遡れば、分かりやすい物語を作り続けて一度映画会社がバタバタ潰れた
フランスやドイツなどで分かりにくい表現をして映画が復活した過去がある(トリュフォー「大人はわかってくれない」など)
だから、そんな低レベルな評価を気にしなくていい
問題は、君はこの映画をどう見たいか?だと思う
最後のシーンが異常に短かったのは
高齢の宮崎駿監督が
「自分はどう生きるか」について
ほとんど時間が残っていない事を自覚して表しているんだろうな。。。
9:18
お父さんがお母さんの妹と結婚···ってことについては、明治~昭和初期生まれには結構あるらしいです。自分の曾祖母も三姉妹で同じ人に嫁いでいます。長女が嫁ぎ先で亡くなった場合同じ家の次女が嫁ぐことがあって、 結婚は個人同士ではなく家と家との繋がりであるという価値観が強いその世代ならではのことみたいです。宮﨑さんも周りでそういう人がいて微妙な気持ちになった経験があるのかなと。私も三姉妹で順番にひいじいちゃんと結婚してた知ってひいじいちゃんクズなん?って思ってしまいましたが、別にひいじいちゃん自身が望んでそうなった訳でもないようで、この映画でも眞人のパパがただのクズだからという話でもなく、時代背景が大きいと思います。···とはいえパパは普通にたらしっぽい描写ではありましたね。木村さんだし
最近NHKでのドキュメンタルで宮崎監督から答え合わせがありましたが、曰く主人公の眞人は監督自身、サギ男は鈴木敏夫監督、大叔父は故・高畑勲監督がモチーフで、ある意味この映画は高橋監督とのお別れを描いたという側面があるそうですね
2回行きました。1回目は色々考察しちゃって「面白かった気がするけどすごく疲れた」という感想でしたが、2回目、何も考えずに観ると、すごく感動し、泣きました。「これはあれこれ考察して論理的に語ろうとしない方が良い映画だ」というのが今のところのこの映画に対する意見です。3回目も感覚で楽しもうと思います。
たしかに数回見ると考察云々よりも共感や感覚に伝わるものがダイレクトにきますよね!私も2回目で泣きました!
やっぱりそういう方沢山いるんですね!!私も1回目が終わったあとは混乱して処理しきれなかったんですが2回目は肩の力を抜いて見れて思わず泣いてしまいました。割と二回目以降の方が楽しめる映画な気がします。
ほんとそれ!
この映画は一つ一つをロジカルに理解するのではなく、どこかしらに自分と重なる部分を素直に感じ取るとすごく楽しめる
自分は、塔の崩壊は「監督が生きた時代の終わり」「思想が未来を作るという信仰の終わり」「人の手が作る物語の味わい方が失われるということ」という風に見えました。
映像作品の作り方や目指すところ、そこに関わる外野の圧力、観客の視聴法。全てが、宮﨑監督の観てきた世界、目指してきた世界とは違う世界になった。ちょうど本作の企画が動き出したとされる2016年の夏には新海誠監督の「君の名は。」が公開されていますが、あの作品を自分が観た時に「映画の演出が、自分が親しんできた過去の巨匠のものから変わってしまった」と強く感じたことを覚えています。
宮﨑監督たちの世代が心血を注いで作ってきた夢や理想は、現実の前に既に力を失っているかも知れない。新しい世界を担う人たちは受け継いでいかないものかも知れない。
では、その古き世のあり方が通用しなくなった世界で「君たちはどう生きるか」、今度は君たちが心血を注いで道無き世界の生き様を描いて行って欲しい。願わくは、私達の世界の欠片一つでも活かしながら。
というメッセージに見えました。
これは映像作品のクリエイターだけに向けたものではなく、現実の世界を構築していくことになる全ての観客に向けたエールだと思えるのです。
この作品を見てどう感じたか考える事も1人1人違う「どう生きるか」の1つに感じた。
こんな意見や感想も人によって、どんな心境かによって果てし無く在るのが人生や生き方みたいでワクワクしたなぁ
だからとにかく自分で見て「宮崎駿の生き方」と「自分の生き方」を考えてみるのも良いと思う
全然説教くさくもなく、この映画のキャラたちや駿に思いを馳せて、自分がどう生きるか勝手に考えちゃう映画だった。
だからこそこの映画をみて自分を思い直す人もいれば跳ね返す人もいる。それぞれですね。
現代の感覚ではアレだが、あの時代の田舎では、妻亡き後、妻の妹を娶ることで、妻の実家を支えるのはよくあったこと。
作中でも妻の実家は、金持ちではあるが、すごく余裕があるわけではない。あの旦那と結婚することで支えてもらわないと終わるっていう状態。
たぶん前妻が病院に行ってる時点で夏子は父親の愛人だったんだろうなぁ…
マヒトが胆座ってるし、武闘派ではねっ返り。
まっすぐな少年っぽいけど、結構手癖が悪いし周りの人を見ての処世術を身に着けている。
見てて個人的に凄く好きなキャラクターだった。
映画を観た後、自身のポケットに入っていたものは何か
それを捨ててすぐに忘れてしまうか、大切にしまうか、心に留めておくか
石はちゃんと届いていましたよ…
先に逝った高畑勲に、自分の終着点はこうだぞと言ってるような作品だと感じました。
主に冒頭部分にその宣言があったように思います。
宮崎監督は年齢的に全盛期ほど、作業はできなかったと思いますが冒頭の階段シーンは自分の人生を刻みつけるような思いで書かれていると感じました。
劇中の解釈は概ね、動画の内容と同じです、自分を傷つけた意味や悪意については視聴時は今ひとつ解釈できてなかったですが動画を見てわりと納得できました。
主人公が最後に欠片を持っていたのは、忘れてもいいというだけでなく、一欠片ぐらいは持って行けよという思いを感じました、
銀河鉄道の夜や星の王子様みたいな、命の讃歌。生まれることへの喜びと辛さ。
みんな嘘もつくし、世界は悪意で溢れている。そんな世界でどう生きるかが大事なんだ。って気持ちが感じられました。
メタファーを探すオタク的な楽しみ方でも美味しいし、素直な感性や感情、共感で受け止める大事さを今作で改めて自覚できました。
最後世界から飛び出したインコ=アニメーターやジブリスタッフという考察で、エンドロールで錚々たる豪華なアニメ制作会社が協力してたの思い出し熱くなりました。
飛び出したインコたちはいつか巣に戻ってくれるかもですね。
笠さんも言ってたように、子供の頃は何にも考えずに見て、ただ「面白いー!」「かわいいー!」「良かったー!」と感じてた その頃の感覚を思い出しました
細かいことは何のこっちゃわからんけど、ワクワクしたし、見て良かったと思えた
考察も楽しいけれど、ジブリはそんな見方でいいのかなってぼくは思います
情報量が多くてめちゃくちゃ考えながら観てたから見終わった後めっちゃお腹すいた
お昼ご飯とてもおいしかった
このレビュー観て目からウロコだった
そういえばジブリパークを特集した番組にて鈴木プロデューサーが、この作品の事を「自伝」とだけ呼んでいた
今度2回目観るつもりだからその解釈をふまえて楽しんでみます
見終えた時の感想としては「分からん分からん どう言語化したらいいか分からん」
随所随所響くものはあるんだけど、20年そこらしか生きていない私の頭では、理解し切れない部分が沢山あって。でもその随所と理解できてない何かで泣いていた。
ufotable、米津玄師、初期には居なかった今の猛者たちが集っている。その中に変わらず久石譲も居てくれている。それがなんだか嬉しくて。
ペリカンは命が生きる限り、何かを傷つけたり奪ったりすることは避けられない。幻想だけではお腹は膨れない。そういう宮崎駿監督らしい自然と人との、また人生の話だと思ったよ。
命を憐れみ、埋葬する。それが自己満足でも、自己満足ができるだけいいのかもしれない。埋葬って死者への敬意や、死後の往生や転生を願うものだから。
父と新しい母は隠し事をしているかもしれない。
でもその真実を知ることはないのだろうな。
父はマヒトを探しに来た、新しい母はマヒトを思って追い帰そうとした。
その真実だけで充分だ。
アオサギが最後、自分も友に含まれていたことに、呆気に取られて自分を指差す。
自分が好かれると思っていなかったんだ。
私も間違い、嘘をつき、後悔を引き摺る暗い人間だ。表上は人並みに見えているかもしれないけど、それって美しいアオサギの中に、チビで鼻のデカいアンバランスなおじさんが入っているのと、少し似ている気がするよ。外見をよく見せているという点で。
改めて誰かから好かれていると知ると、やっぱり驚くし嬉しいし、私もその人を友だと呼びたくなるのだ。
スタッフロールを見ながら、やっぱりなんだかあんまりエンタメではない気がして、これが彼の集大成なんかと、遺作なんか思うと……死ぬのか〜〜〜〜;;って苦しくなって泣いてしまった。
宮崎駿……死ぬのか〜〜 嫌だな、苦しいな。
なんだか小さいころから凄いお世話になって楽しませてくれていてくれたお爺ちゃんが、死期を悟って人生の話をしてくれているようで。
勿論まだご存命なのだけど、人はいつか必ず死ぬ、というのを穏やかに優しく改めて語り聞かされたような気持ちで……。
真っ当に美しい人など居やしない、隠し事や嘘など平気でして、にこやかに生きていくのだ。私も貴方も。
それに疲れて本に逃げもする。でも幻想だけでは生きていけない。
人生はどんなに上手く生きようとしても、冗長で足りなくて理不尽で、歪でぐらぐらしてしまう。
それでも貴方を愛する人はいるし、世界も貴方をじっと見守っている。
それを忘れないで、お生きなさい。
そう言ってくれているようだと、勝手に感じ取ったのです。
大変お世話になりました。ありがとう、ありがとう……。
また何回か、時間を置いて見返していくだろうな。
僕はつい最近このチャンネルを知って色々見させていただいているのですが、この動画だけでここを信頼できるなぁって思いました。
概ね感想に同意ですし、僕はこの作品を宮崎駿の「遺書」だと感じました。
映画のラストシーン、あまりにもあっけなく、そしてそっけなく終わるところも「この作品を観て、現実の世界へ戻るあなたたちはこれからどう生きますか?」というメッセージを突き付けられたようでその重さにエンドロールずっと泣きそうでした。
あまりにも宮崎駿欲張りハッピーセット、僕はこの映画を一生胸に生きていきます。
ジブリ作品って、笠さんの言葉を借りるなら「子供向けストーリー」と「駿オタク向けストーリー」の二つが一つの作品の中にあると思ってる。
私は駿オタクではない一般人だけど、多分子供向けストーリーの方を解釈して楽しめたから、「君たちはどう生きるか」は面白かった。
勿論訳わかんない部分はたくさんあったけど、それらを訳わかんないと放り出してしまうのがものすごく勿体無い事だけは分かった。これはやっぱアニメーションとして魅せる力がカンストしてるからなのかな
考える余地がある気持ちよさを味わえるし、駿オタクの解釈が見たいと思う作品だった。
自分が観て思ったのが「結局宮崎駿の言いたいことって変わっていないんだな」ですね。
「作られたユートピアでなく、地獄かもしれないけどリアルな世界で生きなさい」と。
個人的には面白かったです。展開含めて不親切な所もありますけど小難しくは無かったですね。
この動画も含めて、自分以外の「観客はどう解釈するか」に触れるのも
この映画の要素の一部なのかもしれない
マーニーのレビューを見た後にこの動画を見たんですけど
宮崎監督とマーニーの監督、ゴロー監督作品の違いって「主人公はじめ登場人物の魅力」が大きいなと改めて思います。
「君たちはどう生きるか」の主人公って明るい性格ではないし序盤あんまり可愛げのない無愛想な子なんだけど 自分でこの状況を打破しよう!と困難に立ち向かって行く強さが爽快感があるんですよね。
マーニーとゲド戦記の主人公って物語の大半を「自分可哀想」のことろで立ち止まってて、共感できない人から見たら「なんかウジウジしてんなー」って見辛いんですよね……。そっちのがリアルじゃんって声もあるのかもしれないけど、エンタメなんだから楽しく見たいし駿主人公の方が見やすいって人のが多いだろうな。
「君たちはどう生きるか」はストーリーが少し難しいので宮崎駿監督の世界観やアニメーションの魅せ方(構成?)やキャラクターの魅力で観客を引っ張っていく能力がよく解る作品だと思いました。
ほぼほぼ、同じ感想をもちました。
宮崎監督からの最後の手紙みたいな作品だなあと。
ラストシーンで欠片(積み木?)を一つ主人公が持ってきて、その影響で主人公だけが記憶を保っているわけだけれど、「そんなもん持ってきても、あんま意味が無いよ」的なセリフをサギが言ったときに、やたら泣けました。
宮崎さん、俺の半分はあんたからもらった積み木でできてるんだよ。意味ないわけないじゃないか。日本中、世界中にあんたからもらった積み木を大事に胸にしまって生きてきた人がたくさんいるし、これからもいるんだよ。
そう思いました。
宮崎駿の遺言みたいな作品に思えたので、宣伝するのは無粋だと思ったのかなあ(もちろん戦略でもあったのだろうけど)。
もしそうなら、粋な事するじゃねえか、鈴木Pよ。宮崎監督のこと好きすぎだろ。
鈴木プロデューサーは結構、今までは宮崎駿監督を騙し討ちしたり(もののけ姫の題名が決まった経緯とかね。監督はアシタカ戦記って題名にしたかった。)まあ、売れるために宮崎監督に申し訳ない事をしたこともあったから、最後の恩返しじゃないかな。好きにやらせてあげたのは。、
個人的には面白かったと思うし、あまりジブリの過去作品詳しい訳でもないけど(ここあの作品っぽいなぁ)ってのはなんとなくわかったし。群衆の描き方とかワラワラのかわいさとかジブリっぽいなぁ、宮崎駿っぽいなぁっていうのはふんだんに伝わってきた。
行間を読めない、必要なものは全て説明されないとわからないって人には凄くわかりにくい作品だと思う。「君たちはどう生きるか」の本を読んで真人が夏子を受け入れる、向き合える様になったのかなって思ったけど、その本を読んだことない人間からすると真人がどういう気づきを得られたのかわからないからそこに共感しにくいっていうのはあったと思う。
あと、ヒミの「大おじさま」の発音がひたすら気になったのは私だけだろうか(笑)
家族やカップルで観に行くものじゃないな〜
これが宮崎駿の最後の作品になるのかな
なんやかんや100歳くらいまで生きてもう1本くらい作ってくれないかな
宮崎駿が描き続けてきた児童文学の世界やファンタジー小説の世界を楽しめる映画。
お話の内容はひとりぼっちの少年が頭の中に作り出した世界をひたすら冒険し続ける話といえばいいのかも。
これまでの作品であればそこそこ丁寧に描かれていたものが、今回は結構生のままで入っている。
映像で与えられる暗喩の数々を抽象的な思考で繋いでいく作業が求められる。
一般の観客からすると溜まったもんじゃないだろう。
しかし、少しでもそういった素養がある人であればきっと最後に3人が帰ってきた時にホッとしたはずだ。
行って帰ってくる。だって、ファンタジー世界のお決まりなのだから。
不思議の国のアリスや銀河鉄道の夜。ネバーエンディングストーリーみたいな、王道さを感じましたね。
そこに駿監督の感性を足した、王道でありオリジナリティにあふれた傑作だと思います。
「逆に子供が見るとそのエンタメだけ見えるかも」が心にささりました。他のレビューでは良くわからないので子供も楽しめないって意見が多くてもやもやしてたんですけど、ジブリを見てる大人だとオマージュが多くて物足りないし最後が拍子抜けするのではないかと思ってたのでこういう意見も聞けて良かったです。おおまかでもジブリっという会社を分かってないと飲み込めない映画だなって思いました。ジブリという会社の絵本と思って観たら好きになりました。
「君はこう生きたかった少年のひと夏の冒険」って言う映画でした。
あのラストシーンも、「生きたかった自分」の悪意と向き合った上で、弟が産まれてかつて「一緒に生きたかった」東京で「どう生きるか」ってスタートラインにようやく立ったって解釈でしたね。
純粋に主人公とアオサギのコンビが大暴れするシーンがもっと観たいと思った。
塔の世界はカリオストロの城のような冒険活劇アニメでも面白いだろうなと。
アオサギがすごく好きになった
だんだんデレてくるとこがかわいい
実は大叔父の後継者はもう一人いると自分思います。
それはおばさんのおなかの中にいる赤ん坊で、
『石』はその子を後継者に選んだから、産屋で大事に囲っていたんだと思います。
考察させる点や芸術的側面は確かに良かったかもしれない。だが、話として単純に盛り上がらない。
今までのジブリ作品は「エンタメとしての楽しさ」+「深読みさせる絵」の二刀流であったのに、今回の作品は前者が完全に消え失せていた。
冒頭は伝説クラスの作画で、歴代ジブリ作品の色んなシーンのオマージュも盛り込まれてて、前半はそういった点を探しつつ、「後半でどう盛り上がるんだろう?」とワクワクさせてくれた。ジブリにしては珍しい不穏な空気も、「千と千尋の神隠し」みたいに一気に後半で盛り上げてくれるのだと期待した。
だが、後半はただ不思議な世界を移動してるだけで、盛り上がりも脈絡もない。そして、船やアオサギの目的など、気になった部分は伏線として回収されず、ラストそのまま急な駆け足でぽつっと終わった。
後半に深い意味があるとしても、単純に物語としてのクライマックスや起承転結をもっとはっきりさせて欲しかった。
少なくとも、この作品の不思議な世界感は宮崎監督にしかできない、見ごたえのあるものではあったからこそ、もう少し話の方にも力を入れてほしかった。
ついでに言っておくと、「ワラワラ」がジブリキャラにしてはかなり簡素なデザインで、コダマやトトロみたいにジブリ独特なデザインにしてくれたら、幅広い層にも食いつきが良かったのではないかとおもってます。
「僕はこう生きましたよ」って映画だと思いました。
自分はこう生きた(君たちはこれからどう生きるんだろうなぁ)という感じ。説教臭いタイトルが嫌という人もいるけれど、説教とかじゃなく年齢的に自分は見られない、(新規の作品を作ったりして)関わることができない先の時代を生きる若者たちの未来に想いを馳せているようなそんな感じがしました。宮崎監督からの盛大な「さようなら」だと思います。
冒頭にいつものジブリのロゴ(トトロの線画のやつ)がなく、エンディングロールの背景がそのトトロ線画の背景の色なのも象徴的だと思いましたね。
あと映像を見ていて、自分一人の才能で経済的な部分でジブリっていう王国を保たせるのが実はすごくきつかったんだろうなあとひしひしと感じました。(高畑監督は作品の質は素晴らしいけど収支はど返たのでw)
だからこその最後の作品は、ジブリ100%出資で、配給会社や日テレなどのしがらみから離れ、ジブリのロゴも出さずに、宮崎監督が何も気にせず作れるようにした作品なんだと感じました。
圧巻のレビューでしたありがとうございます。これは遺作だっておもったのはそういう諸々を感じたのかなぁ
わけわからんって聞いてたから身構えてたけど、
全然理解できるし意外と説明はされてる方だと思うよ
飛び抜けていいシーンがあるわけじゃないけど別に悪くはなかった
あの不思議な世界も考察がはかどりますね。どうとでも想像できるし、ストレートにとることもできる。途中からなぜか見ててボロボロ泣いてしまって…。そこを過ぎると忘れてしまう世界…ちょっとトトロを思い出したり。
個別のメタファーは笠さんと全く同じ意見ですが、それらを繋げて意味のある解釈に出来るのは凄いです!
あとね…誰かのレビューによると、終始、主人公が大人びていると……そこについては自分もハッとしました。
そんじょそこらの漫画家が描いたら「ひぐらしのなく頃に」みたいな顔して発狂するだろうに、そういう事が無かったんですよね。真面目に夏子さんを探しに行こうとしてるし。
なんやかんや面白かった。
これに尽きる。
セルフオマージュというより本当はこう言う風に映像にしたかったっていう
リメイク的な要素があると思った
序盤から背景のリアリティーをワザと下げてるところも興味深い
東映時代にやりたかったことやできなかった作品やり残した事を詰め込んでのかもしれない
老婆に関しては確か宮﨑駿の乳母の様な人がモデル?
宮﨑本人の家庭環境がモチーフなのでかなり私小説の部分がある
お父さんは男前で女好き
家の仕事は戦闘機のキャノピーを作っていた
王蟲の発想はそのキャノピーと言われてる
モデルグラフィックやアニメージュの連載も読んでないと解らない部分も多そう
宮﨑駿自身の生い立ちをある程度知っていたら見方ががらりと変わる
13個の積み木に関しては自分にはまだ謎だが
おぼろげながらに自分が作品を作る上での組立てる為のピースなんじゃないかっていうのが最初に浮かんだ
多分あと何回か見に行くと思う
名作であるのは間違いない
万人受けしない、オタク全開の映画、
遺作にするつもりで作ったのだろうが未練も感じられて
まだ作るつもりなんじゃないか?とも受け取った
しかし、ジブリの広告に宮﨑本人が曇りのない満面の笑顔で映っているのを見ると
やり切ったのかもしれないとも思う
まだまだたくさんあるが整理しきれてないのでそのうちまた書きます
2回3回目見て感想と考察の追加があったら動画にしてください
再婚してすぐなのにもうすぐ出産、あー関係持ったの死ぬ前だなとか。嫌いなわけじゃないんだなとか。自然と頭を動かされる。セリフ少なく情報を伝えてくる。
本当に素晴らしかった。
眞人が最後小っちゃい石を持ち帰ったのは、ゆくゆくは塔の世界を忘れるけれど、そこで得た何かは残り続ける。みたいな風に解釈してます。
訳あって12月23日にようやく劇場で観てきました。ネタバレOK派なので、散々レビュー読み漁って不安しかなく観に行ったんだけど、“ポニョ”以降の作品で感じられなかった爽快感、スッキリ感が半端無く味わえました‼️大叔父と眞人の対話シーンでメチャクチャ号泣してしまった。鑑賞後にこんなに晴々とした気持ちで劇場を後にした宮﨑監督作品は“ハウル”以来です。素直に好きと言える映画でした👍まだ上演続くなら、2回は劇場で観たいと思ってます❤
戦中戦後は死んだ姉妹の代わりに姉や妹が再婚するのは珍しくありませんでした。結婚観が今とだいぶ違ったのです。
だからこそ、堀越二郎の誠実さが光るのですね...(風立ちぬ)
うちの母方のおじいちゃんとおばあちゃんがそうだったよ。
おばあちゃんの結婚してた兄が戦争でなくなったから、おばあちゃんと弟(おじいちゃん)が結婚してた。なので、割とおばあちゃんの方が年上だった。
しかも子どもが出来ないと思って親戚から養子を貰ってた後に3人子どもが出来たから、うちの母親の一番上の姉は祖父母からみたら本当の子じゃなかったし。
今から考えると複雑な家庭だけど、普通だった。
私の父親も、おばあちゃんの最初の旦那は戦死して、連れ子が一人ずついる上での再婚だし。
でも、そんな家はゴロゴロあったみたいね。
いくつか観たレビューの中で一番共感できたし一番納得が行く解釈でした。
あの情報量の多さは解釈厨に対する圧倒的な力の見せつけにも思えましたね。
単純にジブリ作品を見たい層が求めるものと違うものを出したから賛否が分かれたんだと思う。。まぁ監督も「求めるもの」は分かりきってるけどそんな事よりこの作品を通して言いたい事を全部?言ってやったって感じなんかなって。
それはそれとして、動画にあった監督が「後継者が出来なかった事」を悔いている件。心残りなんていくらでもあるにせよ、この問題が一番後悔してる心残りだろうなって。。。
見た感想は、宮崎駿&ジブリオタク向け映画って感じ。
映像はすごかったけど宮崎駿じゃなかったら酷評されてるだろうなという印象でした。
こうやってストーリーを改めて追って見るとシンエヴァだな
シン•ジブリ
色々なレビューや考察の動画を観ていましたがこの動画が一番しっくりきました!
これほどの映画体験は多分一生こないのでしょうね…
やはり流石笠さんだなと思うレビューでした。
とても面白かったです。
この映画に関して、描ききれなかっただらだらとした思いはたくさんありましたが、無駄に考察しながら見てしまう感覚は、えも言われぬ幸福感に満ちていたことは確かでした。
エンタメから逃げたとも取れますが高畑勲さんに勝るとも劣らない複雑なメッセージを遺してもらえて本当に宮崎駿には感謝しました。
また見に行きます。
funness というよりも interest の方が強いなと感じました。夏目漱石のをリアタイするとこんな感じなのかな〜みたいな
駿の哀愁と少年の未来がコントラストになってるのがなんとも言えない感じだった
某映画レビューRUclipsrが「考察はテキトーに言ってるだけです」と岡◯ロイドとずんだもんに言わせていた内容、ほとんど全部笠さんが同じこと言ってて笑っちゃった。
「公開して間もなくは信者がヨイショしてるだけだからある程度落ち着いた頃に客観的なレビューが出る」って言ってたけどまさにそうなんだな。
生前葬には感じなかったな
前世の記憶を引き継いで生まれ変わった新生宮崎駿って感じだと思った
これから宮崎駿は新しい映画作ってくれそうに見えた
今回は出発としての自立と覚悟がテーマのストーリーがとても良かったので、次はどんなテーマで新しい宮崎駿作品を作ってくれるか楽しみすぎる
何か凄みを感じる映画でした。
風立ちぬよりずっと良かった。期待薄かったけど自分は絵を見ているだけでも面白かった。
ゴールデン・グローブ賞のアニメーション作品賞受賞!すごすぎる!
オンユアマーク的な、感覚だけでも目が離せなくて後から考えると多層構造に気付いて驚くみたいな作品を待ってます。次回作でw
配偶者と死別してその兄弟と再婚するケースは、古い家とかだとあったのです。名家が婿養子を迎えたケースとか。
千と千尋の神隠しやもののけ姫みたいな冒険活劇を期待して見に行ったため、見終わっても何とも言えないもやもやが残りましたが笠さんの考察を聞いてようやくそういう意図があったんだとようやく消化できた気がします。どうも自身で考察するより誰それがこれはこういう意図を模してるんじゃないかという論議を眺める方が合うようです
嬉しいことがあったので改めて見に来ました。
12:10 本の内容を私は知りませんが、創作には人の心をほんのちょっと動かす力がある、という描写なのかも。私はそう思うことにしました。
セルフオマージュだメタファーだ生前葬だってのを抜きにエンタメの面だけ見た場合、もののけ姫や千と千尋ほどの大作感がないように思えた。
何か雀や狐城のようにまとまった感じ。
その辺も賛否の否が出る一因かと思う。
後継者の件の考察が凄すぎる...
こどもなら純粋にエンタメとして見れるかもしれませんが(ストーリーの流れ的に子供が理解しにくい部分もありませが。。。)、大人だとメタフォアがありすぎて、その「伝えたいメッセージ」がずっとぶつかってくるから、楽しみたくてもできない、と思いました。一回見れば大体伝えたいメッセージはこれかな、でも、もう一回見ようかとなかなか思いません。ま、世界に「息子は後継者にならない、なれない」と叫んで発表したいならそれでいいかもしれません。
この作品見て陥りやすい「解んないのは勉強不足」と言いがちな人こそ
この作品のテーマの悪意そのものだなとは思った。(実際周りで2人確認)
そういう「俺は解ってる」通気どり、監督が一番嫌うものなのにな。
みんな言っていることだけど、絵や音楽は素晴らしいが、
内容が意味わからな過ぎて、評価がしづらいっていう。
これから生きる人達へ向けた祈りを感じるな。善く生きてみるか。
ワラワラ…こだまをキュートアグレッション用にしたみたいな生き物。
ナガノ先生が好きそう。
1番腑に落ちた解説かも。
13個の石の解説はほんとスッキリ。
観終わった感想...主さんと同じく生前葬だったなぁ
これまでの諦めと足掻き、苦しみが詰まってる印象だった
この作品は、これはこのメタファーですとか深く追及していくと確実にRUclipsの規約や社会規範的にアウトなので、こういうなんだかモヤモヤするレビューを書くしかない大人達を見て楽しむ作品ですね。
個人的には正直アニメーション技術以外でこの作品のどこを評価して良いか本当に分からない。考察勢やアート作品好きには刺さるのかもしれない。でも感情移入できるほどよく描かれたキャラがおらず、特に後半はあまりにも唐突な展開がラストまで続くので唖然としてしまった。ジブリでこんな感情になるのは初めてで、最後の作品として消化不良感は否めない…
鳥たちが悪意の集合体というのは違う気がする
彼らに共通しているのは「大叔父が連れてきたこと」「食べ物がない地獄の中でそうならざるを得なくなったこと」
だから歳を重ねたペリカンは飛べる誇りを無くしたことに悲嘆し、大王の連れ添いは大叔父の天国の果樹園で涙した
だから悪意というか、悪意だとも認識していなく、ある意味、純粋に生きているってだけなんだと思う
じゃあなんだっていうと、まだ解答には至っていないけど
また、眞人が石で自傷した心情は、居場所がなくて構ってほしいっていうのもあるけど、出征をしていく人達を見て、父親の「(人が死ぬから)工場が儲かる」っていうやり取りからも人の生死に自分が関わっているようなものなのに喧嘩までしてしまった、人一倍立派にならないと行けないのに情けないという自戒もあるのかな、とも感じた
血を流しているときの顔が嘘をつこう、とかなんかマイナスの感情のそれでは無いような気がする
かつ、その後のシーンでは親父が常に求めていないことをして主人公の気持ちに対して上滑りばかりしているが、一応の気遣いの言葉にも聞いていないかのような態度なのでそんなふうに感じた
千と千尋の頃から感じてましたが、宮崎駿は寓話や童話を描きたくなったのかなと。本来メタファーを一切考えなくてもこの作品の大筋は追えるのにも関わらず難しいと言われてるのは、分かり易いカタルシスが無いから退屈して、長時間の視聴に耐えられない観客が居る事の裏返しだと思います。
宮崎駿は「子供は外で遊べばいいんだ。アニメなんか1年に一度見ればいいんだ」とインタビューで真顔で言う人なので未だにアニメーションの魔法を信じて居て、毎日アニメを見てる観客から「コレなろうじゃん。どこかで見た設定ばっか」とか、不思議の国のアリスのような童話を知らない観客から「いきなり人食いインコ帝国キモ。カルト映画」と言われる事を一切考えて居ないと思われます。
私は楽しめましたが、ジブリの時代の必要性が終わりを迎えているという事なのかも知れません。
数年前、映画化の話が有ったので原作を読んでいたけど映画は全くの別物で困惑した。
感想としては意識高い系の人が好きそうな話だった。
あと、原作とは別物なのに『君たちはどう生きるか』って題名はどうなんだろう?
なんとなく『日本沈没2020』という作品のタイトルが頭に浮かんだ。
原作は普通に宮崎駿だよ。吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」は、同名の小説というだけで、原作でも原案でもない。
名前を借りてるのは…まあどうなんだろうね。昔、太宰治の「人間失格」と全然違う作品で当時、 人気があった野島伸司って人が「人間失格」ってTVドラマ作ってた。キンキキッズが主演の。
私は太宰治の人間失格が好きだったから、薄っぺらいドラマにタイトル使われたの嫌だったから…いいタイトルだから使うってのはちょっとね。
でも、今回はリスペクトもあるし、物語の中にも出てくるし、まあどうなんだろう。
映画をみるまで考察・解説動画を封印し、原作だけ読んで劇場に行きました。それから動画を色々見漁りましたが初めて『あ!同じ!』と思える感想の方(動画)に出会えました。私も監督に『さよなら』を言われている気がして、異世界崩壊のシーンでは涙が止まりませんでした。ただし今作の監督のお名前(漢字)が変わっていることに、勝手ながら次回作への希望を抱いてします!(結局インコであることは変えられないのかも?笑)
主人公の心の変化が理解できていなかったけどあの本がそうなのか…読んでもう一回見てみるかなぁ
宮崎駿作品の総決算というか、風立ちぬからの再決算であり、「スタジオジブリ」の一旦の区切りのように感じた。宮崎駿作品は言わずもがな、石の塔の形がマーニーのしめっち屋敷っぽかったりetc。
絵コンテまでしか駿がやってないとのことで、
作画から別の人なので
なんかジブリじゃないな、と思いました。
でも、開始数分たたずに引き付けるところはさすが駿だなと。
何も知らずに見に行ってよかったです。
ほんとうにこんな機会ないですもん
展開早すぎてよく分かりませんでした(りゅうさんみたいにそんなに汲み取れない…)
ストーリーについていこうとしてしまってアニメーションも正直楽しめてないです
ある程度理解してから2回目見たら感じ方も変わってくるんでしょうか
主読解力高すぎやろ
お母さん亡くなってその後妹さんが代わりに結婚したのって、戦中戦後はよくあったことなのにすごく驚いてるのに驚いた。
子どものいない夫婦にどちらかの兄弟の子どもを養子に出すのが一般的だった頃に生まれてたからかな……そこは驚くところじゃないだろって思っちゃった。
なんとなくこの作品を見ながら、7人のおばあさんからはディズニーオマージュ、空を映す描写の多さから新海誠…みたいに他のアニメーションのオマージュも感じたなぁ…だからってわけじゃないけど、このタイトルは次のアニメーターたちに向けたメッセージって感じがした。
最近インコの野生化が問題になてるのも相まってインコの害悪シーンは好きだった。