ブランク20年で弾いてみた⑤バッハ 9つの小前奏曲ニ短調BWV925

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  • Опубликовано: 29 дек 2024
  • 1685年3月31日に誕生したバッハが1720年35歳の頃に作曲した「Petits Preludes」の中から2曲目を選曲してみました。
    今年は、336回目のお誕生日に脈々と受け継がれる力強い生命力を感じさせるこの曲に躍動感を加え、オルガン的な感覚で感謝の心を込めて演奏してみました。
    やはり、バッハはこの短い小品ですら偉大だなと改めて感じました。
    最近思うことを少々。
    人それぞれいろんな使命をもって生まれてきている中で、平凡な私に与えられた使命は、きっとこの曲の中の1音の命を繋ぐただのパイプ役ではないかと。
    途中で投げ出して命を断つ若者が多い今日この頃ですが、少しだけ考えてもらいたいのです。
    この曲のどの音も抜ければこの美しい音楽は成り立たないのだと。
    どの音も立場や役割、効果や存在感こそ違うけど、大切な音であることに変わりないのです。
    人も同じではないでしょうか。
    楽譜の上ではどの音符もみな迷いなく堂々と整然と並んでいます。
    そして、ありのままで良いのだと教えてくれているのだと私は感じます。

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