ねこじゃらし 坪内稔典自選十句より
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- Опубликовано: 8 фев 2025
- 坪内稔典(としのり)さんは、通称「ねんてん」さん。1944年愛媛県生まれ。正岡子規の研究で名高い国文学者にして、京都教育大学名誉教授。俳句グループ「船団の会」(1985-2020)の代表もつとめました。ですがその真髄は、なんと言ってもユニークな実作の世界。なんだかよくわからないけれど、一度聞いたら忘れられない俳句、こどもから大人まで幅広い人気を持つ俳句、リズムが面白くてつい口ずさんでしまう俳句、そんな作品の数々で知られています。今回の配信ではその「ねんてんワールド」が炸裂。不思議で楽しくて、思わずジーンとしてしまうことでしょう。あなたもねんてんファンになること請け合い。さあ、みんなで河馬になりましょう。
ねんてんさんが自分でも気に入っていると言う作品。まるで、小さな虫たちに同化して、道端の雑草への道のりを歩んでいるかのような気持ちになってきます。道端が大好きで、そこにねっころがったり、草に触ったり、ゴロゴロしたりする会を、長年主宰してきた作者だからこそ詠めた一句。ねんてんさんはまさに筋金入りの道端マニアなのです。