惜別の歌 cover Scoremaker ZERO

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  • Опубликовано: 7 фев 2025
  • この歌は、島崎藤村の詩集「若菜集」の中の「高楼」という詩をもとに、当時(1944年)中央大学予科生であった藤江英輔によって曲をつけられたものです。藤江はこの時軍需工場に勤労動員させられていました。そのとき、召集令状により次々と戦地に赴く学友への惜別の情を込めて作曲しました。
    このような背景の歌なので、詩を一部変更しています。
    藤村の「高楼」は、遠い地に嫁ぐ姉と妹の会話形式で書かれた詩です。そのため1番の詩では
     悲しむなかれ わが姉よ
    となっているのですが、この歌のように変更しています。この変更については、藤村の子孫の了解を得ているようです。
    小鳩くるみさんの歌では、藤村の原詩どおり歌っています。
    このように変更しているにもかかわらず、小林旭さんなどのほとんどの歌では、3番の歌詞は次のようになっています。
     君がさやけき 目のいろも
     君くれないの 唇も
     君がみどりの 黒髪も
     またいつか見ん この別れ
    これは女性に対する表現なので、ここでは「高楼」の中の他の節を使ってお聞きのようにしています。
    実はこれは4番に使われていたのですが、却下されたようです。

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