草加もみ＠神明宮大祭2012～神輿渡御（ろ若⇒伍若）

2012年9月1日（土）、2日（日）の両日、日光街道草加宿旧町に伝承されている2つの大祭のひとつ「神明宮大祭」が開かれ、伝統の神輿渡御（みこしとぎょ）「草加もみ」が披露されました。草加旧町には壱丁目から六丁目の６つの町割りがあり、神明宮大祭は六丁目にある神明宮の祭礼。この祭礼を四、伍、六丁目の3町が順番に年番を務めて、それぞれの若衆会が渡御します。
今日は草加宿旧町の神明宮大祭。綾瀬川の流れを表した伝統の「草加もみ」と呼ばれる神輿渡御（みこしとぎょ）は、草加市の重要無形文化財に指定すべき草加の歴史的風俗だと思います。
神輿が微動だにせず静かに移動していく「流せ」、激流を表し神輿を激しく揺さぶる「やんわれ」、渦潮のように神輿をゆっくりと回転させる「回れ」という大きく分けて三つの動きを組み合わせて、担ぎ手の心と力がひとつになった時、担ぎ手はもちろん、沿道の見物客の心まで感動させてくれます。