2024/8/11ノクターンハ短調Op.48-1(再)@エリーゼ音楽祭2024横浜予選

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  • Опубликовано: 12 сен 2024
  • 音量を再調整して再掲です。今回は「著作権」に引っかかりませんでした。
    音量を変えただけなのに何故? 
    *2024年第14回エリーゼ音楽祭・横浜予選@みなとみらい
    自分の演奏よりも、司会のバリトン歌手・磯谷大樹さんのお声を残したくて?
    「血圧がどうたら」ではなくて、もっとかっこいいコメントを書けばよかったと後悔🤣
    素晴らしいお声で、審査終了後のリサイタルはハンカチ握りしめていました。
    演奏の冒頭。
    レッスンでは先生からダメ出しの嵐だった冒頭。ひたすら冒頭のCのオクターブ和音のみとか、最初の4小節(と次の4小節の弾き分け)を続けたこともあった、のに!
    最初の4小節は闇夜の静けさの中、這うような深い音を出す予定だったのに、上ずってしまいました……これでは、次の4小節の少し明るくなって夜空に昇るような音と区別がつかない……
    思ったような音のイメージを表現できないまま弾き進めることになってしまいました。
    こう表現したい、を音で伝えるためには、その部分だけではなく、前後との関係・落差の付け方が大事だと言われて練習していたのに、先生、ごめんなさい~、本番ってこんなものですよね😢
    中間部、コラール。
    ペダルにバスの基音を入れたかったのに入らない~、いや、今そんなことを考えていたら、ソプラノのトップの大切な音が出ない! などなどと葛藤しながらも止まるわけにはいかない。
    ごちゃごちゃ考えていたら、ペダルの踏み替えが間に合わない……
    とにかくこの美しいハ長調コーナーのイメージを崩さないように弾かなくては! 
    でも、もっと音を抑えたかったのに、あちこちで尻餅ついたり、やはりトップメロディが出なかったりしで、しょぼん😖
    とか思っている間に、オクターブの連打に突入してしまいました。
    ここからスピードアップしてしまい、自分のコントロール可能な範囲を超えて高速でdoppio~に突っ込んで撃沈してきたので、以前よりテンポを落として、長いクレシェンドはもっと抑えたスピード・音からスタートして……と頭では考えていたのに……思うようになりません。
    そして、いいところでバスの音が行方不明に!
    doppio movimento。
    出だしは許せる範囲だったと思いますが、ソフトペダルを外した時に「左手!」「姿勢を正す!」と呪文を唱えるつもりが、ここにきて私の「集中力5分法則」が忍び寄ってきたのでした。
    突っ込んでいってしまいました。案の定、混乱で真っ白になりかけて……うわ、何弾いてるの私😵‍💫
    左手~!
    あの、ふわ~っとわからなくなる瞬間の、空中に放り出されたような感じになってしまいました。
    色んなところで躓いてきたけれど、ここは初めてかも? 
    今年もまた大事故? そんなのイヤ~~!
    この一瞬、止まったところからどう戻ったのか、後から音源聴いたら、かつての私にはできなかった火事場の馬鹿力?が発揮されていました。1小節分くらい何かごにょごにょやって次へ持ち込んでいる?
    でも、坂道を走っていて、「あ! コケる!」って浮いたとたん、前のめりになって、てててっ!とこけかけて、何とか倒れずに済んだ、でもその後も「おっとっとっと~」と姿勢を戻すのに必死で、なりふり構わない状態へ。
    なんとか先へ繋がったものの、ここから一気に緊張が増大してしまいました。
    右手のメロディラインが埋もれてしまう!
    もともと音を外したりしていましたが、それが悪化。
    そんなとこフォルテにしてどうするん? こっちがフォルテでしょ!
    歌うところ、かっ飛ばしている~
    あれだけ練習した、落としたくない内声のひとつの和音、この美しい和声変化、弾き飛ばしちゃった😢
    でももうこれ、どんな状態でも止まったらあかん! 
    とどめに、ピアニッシモでノンペダルでホールの後ろまで届かせる予定のアルペジオの最後のCの音を外しました😢
    でも、最後の和音を弾いた。
    みなとみらいで、コケながらも耐えきった。
    小学生でやめたピアノ、再開したのはその40年後。今年は再開7年目。来年は還暦。
    基礎力はないし、スケールももたもたやってるし、インヴェンションはこの1年ずっと6番だし、老眼で、指も回らないし、チェルニーも覚えらないし……
    なかなか思うようにならない中、上級の人たちが弾く曲を、恐れ多くも実力より(多分)2コースくらい上のコースで、最後まで弾いた! 
    人前演奏の中でもハードルの高いコンクールの舞台、憧れのみなとみらいのホール、そして、いつもソウルメイトのようにそばにいてくれたノクターン(決して甘い顔は見せない相棒、しょっちゅう蹴りを入れてくる)。
    ちゃんと弾けなくてごめんね、自分の中の30%くらいの演奏になっちゃった。
    (でも、いつもコンクールでは20%くらいだったから、ちょっとマシ?)
    練習計画もまた間に合ってなくて、最後まで分解練習し続けたら、上手く組み立てられずにちょっとゲシュタルト崩壊もしているけれど、でも、今回も本当にありがとう。
    この曲には感謝しかありません。
    みなとみらいを目指してきたので、先のことは考えていませんでした。
    演奏は悔しいけれど、優秀賞(全国大会出場権)を頂けて、やっぱり嬉しかった港町の1日でした。

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