岩城 喜美子「火の神への祈り」〜万葉集より〜

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  • Опубликовано: 30 янв 2025
  • 「火の神への祈り」
    よみ人知らず/作曲:綱澤僚
    【和歌】
    天地の 神は無かれや
    愛しき 我が妻離る
    光る神鳴り はた乙女
    携はり 共にあらむと
    思ひしに 心違ひぬ 言はむ術
    せむ術知らに 木綿だすき 肩に取り掛け
    倭文幣を 手に取り持ちて
    な離そと 我は祈れど
    巻きて寝し 妹が手本は 雲にたなびく
    ~万葉集 巻19-4236~
    【対訳】天にも地上にも神はいないのだろうか。愛しい私の人は離れていってしまった。火の神に私は祈る。手を携わり、ずっと共に生きて行こうと思っていたのに、それが叶わなくなり、何と言葉を掛ければ良いのか。これからどうすればよいのか分からず、たすき掛け、幣を持って行かないでくれと、私は祈ったがそれも叶わず、私が巻いて寝たその服は火葬され煙となって、空にたなびいている。
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    歌枕直美音楽教室主宰 歌枕直美はプロデューサー・歌手・作曲家。音楽教育分野にも力を注いでいる。
    歌枕直美音楽教室は大阪府吹田市を中心に3ヵ所の教室があり、ピアノ・歌のレッスンを行っている。
    教室主宰 歌枕直美は、万葉集の和歌に日本人の心の原点を感じ、西洋音楽と融合させ、CD「みやびうた~音楽で綴る万葉集」シリーズを1997年に発表。現在では万葉集だけでなく、古事記・日本書紀などの和歌に加えて、懐風藻などの漢詩にも現代に伝わる言葉に書き下し、日本人の心の原点を「やまとうた」として発信し、国内外で活躍している。
    このRUclipsページでは歌枕主宰プロデュース、教室の生徒様・講師が歌枕主宰の「やまとうた」を『歌う方の表現を引き出す』という歌枕主宰の考えのもと、歌われる方の個性・世界観を自由に表現して、演奏している。
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