置賜のふるさと工芸品③【青苧織(山形県南陽市)】

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  • Опубликовано: 12 сен 2024
  • 山形県置賜地域の「ふるさと工芸品」の紹介映像です。
    別名カラムシとも呼ばれる青苧(あおそ)は、茎の白い繊維が強靭で美しく、古くから織物の材料とされてきました。置賜地域で本格的に生産を始めたのは、直江兼続が上杉藩の国替えで越後から米沢に来てからです。越後縮(えちごちぢみ)や奈良晒(ならさらし)といった高級織物の材料として日本各地へ運ばれていました。第9代藩主上杉鷹山公の時代となり、当初は青苧による織物づくりを試みましたが、その後、絹織物に転換。織物としての青苧は人々の暮らしに静かに埋もれていきました。
    この伝統を復活させたのが、南陽市に住む染織家・川合ひさ子さんです。川合さんは、ふとしたきっかけで青苧に魅せられ、地元に自生している青苧を探し当てました。そして独自に研究を始め、試行錯誤を経て昭和63(1988)年に青苧織を完成。もともと、汗を吸収して発散させるという快適性や、気品ある涼感が人気だった青苧織。平成14年からは青苧生産者などと「古代織りの伝統を守る会」を結成して、さらに魅力ある織物づくりに励んでいます。
    《山形県HP:ふるさと工芸品》
    www.pref.yamaga...

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