第2代如信上人御祥月日中法要【2月2日9時30分~】

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  • Опубликовано: 8 фев 2025
  • 如信上人は文暦二年親鸞聖人のご長男善鸞のご子息として親鸞聖人が六十三歳のときにご誕生されました。幼少のころから二十歳頃までは聖人の傍らにて薫育を受けられました。その後、父である善鸞が関東地方での異義を正すため東国に向かわるのにご同行されましたが、父善鸞は関東の地にて独自の異義を唱えたため、聖人から義絶を申し渡されました。しかし、如信上人は「聖人の教えを的確に継承した面授の弟子」の一人として『親鸞聖人門侶交名帳』に名を連ねています。如信上人は主に関東で教化を続けられ、そのご旧跡として陸奥国白川郡大網の願入寺や常陸国久慈郡太子町上金沢の法龍寺などが伝えられています。
     上人は親鸞聖人の廟堂の留守職にはつかれませんでしたが、第三代覚如上人は本願寺を公称し血脈の正当を示されるに当たり、開祖を親鸞聖人・第二代を如信上人・第三代に自身を位置づけ、「三代伝持の御影」を作製して門徒に示されました。
     上人は京都大谷で行われる報恩講には努めて上洛され、上洛した折りには大谷の覚恵・覚如上人父子に親鸞聖人の教えを説かれたと伝えられています。また、覚如上人の伝記絵巻である『慕帰絵』・『最須敬重絵詞』には、覚如上人が二十歳のころ、父覚恵とともにおよそ二年間にわたって関東を巡拝をされたとき、如信上人と親しく接見されたことが記されてあります。上人は正安二年正月四日ご往生されました。

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