岩屋外務大臣 就任記者会見(令和6年10月2日)

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  • Опубликовано: 27 янв 2025
  • 英語版(English) • 〔October 2〕FM Iwaya’s ...
    岩屋毅外務大臣就任会見記録(要旨)
    《令和6年10月2日(水) 15:00~15:41   於:本省会見室》
    【主な項目】冒頭発言: 就任にあたって
    【質疑応答】
    ◯石破総理の総裁選期間中の発言(アジア版NATO、核共有)
    ◯石破総理の総裁選期間中の発言(日米地位協定の改正)
    ◯石破総理の総裁選期間中の発言(アジア版NATO)
    ◯日中関係
    ◯日韓関係
    ◯核兵器禁止条約オブザーバー参加
    ◯中東情勢(イランのイスラエルへのミサイル攻撃)
    ◯ウクライナ情勢
    ◯捕鯨問題
    ◯日中・日韓関係
    ◯日中関係
    ◯北朝鮮情勢(拉致問題)
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    ◯冒頭発言:就任にあたって
    【岩屋外務大臣】霞クラブの皆さん、こんにちは。
     この度、外務大臣を拝命いたしました岩屋毅(いわや・たけし)でございます。
     以後よろしくお願い申し上げます。
     冒頭、私(岩屋大臣)から御挨拶を申し上げたいと思います。約18年前に、外務副大臣を務めさせていただきました。また、その後、防衛大臣を務めるなどして、一貫して、私(岩屋大臣)は、外交・安全保障の分野に携わってまいりました。今般、誠に畏れ多いことでありますが、私(岩屋大臣)の同郷の尊敬する大先輩であります重光葵先生も、かつて務められた、この外務大臣という任務をいただくことになりまして、改めて身が引き締まる思いがしているところでございます。今後の御指導・御鞭撻を、まず心からお願いを申し上げたいと思います。
     まず、昨日、石破総理からは、これまでの日本外交の積み重ね、これを踏まえて、更に、この成果を発展・充実させていってもらいたいと、こういう御指示をいただいたところでございます。
     外交は、言うまでもなく、継続性と一貫性が肝要でございます。上川前大臣を始め、先人の功績をしっかりと引き継いで、この激動する国際情勢の中で、日本の平和を守り、国民の生命と財産を守り抜いていく、そして、世界の平和の構築に貢献していく。このことを第一にして、これから外交を展開してまいりたいと考えております。
     現在、日本は、戦後最も厳しい安全保障環境の中にあると申し上げて過言でないと思います。また、既存の国際秩序は、今、挑戦にさらされております。こうした国際情勢における、日本外交の基本的な方針について、改めて申し上げたいと思います。
     第一に、かつてない高みにある日米同盟については、今後とも、日本の外交・安全保障政策の基軸であり続けます。したがって、この日米同盟を更に深化させ、その抑止力と対処力を強化してまいりたいと考えております。
     第二に、「自由で開かれたインド太平洋」、FOIPの実現に向けまして、米国、韓国、豪州、インド、ASEAN、欧州などと共に、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に取り組んでまいります。また、岸田前総理と韓国の尹(ユン)大統領の信頼関係によって大きく改善をした日韓関係、また、昨年8月の歴史的な米国キャンプデービッドでの首脳会合から大きく進展しております日米韓の協力につきましても、更に、しっかり取り組んでまいりたいと思います。その上で、大事な隣国である中国とも、しっかり対話を強化してまいりたいと思います。
     第三に、国際社会の分断や対立が深刻化する今こそ、G7の連携を継続・強化していくことはもちろん、より一層、グローバル・サウスの国々とも、きめ細やかに連携し、国際社会の秩序の強化、あるいは、再構築をリードしていきたいと考えております。
     こうした外交を展開していくためには、人的体制、財政基盤、DXや働き方改革の推進を含めた、外交実施体制の抜本的な強化が不可欠だと考えております。職員の皆さんが、その能力をいかんなく発揮し、一丸となって、外交課題に取り組んでいくための環境を、しっかりと整えてまいりたいと考えております。
     今後も、APECの閣僚会議、あるいはG7外相会合などの国際会議が予定されています。また、御承知のように、多くの国と「2+2」の会合も持っているところでございます。こうした様々な外交機会を捉えまして、カウンターパートの方々との人間関係を構築し、日本の存在感、日本外交の存在感をしっかり示していきたいと思っております。
     外交の失策は、国を誤ることにつながりかねません。日本の外務大臣として、誠心誠意、「至誠通天」という言葉を胸に、しっかりと、この重責に取り組んでまいりたいと考えております。
     重ねて、皆様の今後の御指導・御鞭撻を、心からお願いを申し上げまして、冒頭の御挨拶に代えたいと思います。よろしくお願いします。
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    (続きの文字情報は、www.mofa.go.jp... をご確認ください。文字情報として全文記載しています。)
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