古い文法・新しい文法 There is構文まるわかり【いのほた言語学チャンネル(旧井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル)第219回】
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- Опубликовано: 18 окт 2024
- ・I have been to ... / ... are talking / there is ...のうちもっとも古い文法形式ともっとも新しい文法形式は?
0:04 今日は三択クイズから
0:15 三択クイズ・もっとも古い文法形式は?
2:04 古い英文法・新しい英文法
4:44 There is 構文発達の歴史
【参照文献】
保坂道雄『文法化する英語』(開拓社、2014年)
◎水曜日は、ゲストをお迎えして「言語学バル」
◎日曜日は、堀田・井上でしっかり(?)言語学、英語学を語ります
★コメント、ご質問等、お寄せください。トークの中で取り上げさせていただくことがあります。チャンネル登録、高評価もなにとぞよろしくお願いします。
◎英語学、言語学のおもしろさ、魅力を語ります。
研究する人も、研究してない人も、研究したことない人も、おもしろい(と思います)!
「社会言語学」というものの見方のお話しをします。
「英語史」という研究分野の話もわかりやすくお話しします。
「英学」、「英語受容史」にまで話がおよびます。
一見、わかりやすそうだが、意外と知られていない、「英語学」、「言語学」のおもしろさを、主として、英語史(英語の歴史の研究)と社会言語学(ことばと社会との関わりやコミュニケーションの研究)の観点から、いろいろわかりやすく語ります。
英語学習や英語文化(英米の文化)の理解にも役立ちます。
(註)
「中英語」(Middle English, ME):ノルマン人の征服(1066年)あたりからシェイクスピア時代(16世紀頃)までの英語
「古英語」(Old English, OE):450年くらいからノルマン人の征服あたりまでの英語
◎語り手:
井上逸兵(慶應義塾大学文学部)
専門:英語学・社会言語学
Twitter: @ippeiinoue
堀田隆一(慶應義塾大学文学部)
専門:英語学・英語史
Twitter: @chariderryu
【井上逸兵主要著書】
『もっともシンプルな英語ライティング講義』(慶應義塾大学出版会)
www.amazon.co....
『英語の思考法--話すための文法・文化レッスン』(ちくま新書)
www.amazon.co....
『伝わるしくみと異文化間コミュニケーション』(南雲堂)
www.amazon.co....
【堀田隆一主要著書】
『英語の「なぜ?」に答える はじめての英語史』(研究社)
www.amazon.co....
『英語史で解きほぐす英語の誤解―納得して英語を学ぶために』(中央大学出版部)
www.amazon.co....
『スペリングの英語史』(早川書房)(翻訳・サイモン・ ホロビン著)
www.amazon.co....
・堀田隆一関連サイト・ラジオ
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hellog~英語史ブログ: user.keio.ac.jp...
Voicy の「英語の語源が身につくラジオ」: voicy.jp/chann...
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堀田ゼミの『英語史新聞』創刊号
keio.box.com/s...
ツイッター
/ khelf_keio
『英語史新聞』編集長まさにゃん(堀田ゼミ博士課程3年)のRUclips
/ @まさにゃんチャンネル英語史
【井上逸兵の過去のマスメディア露出】
・InterFM「バラカンモーニング」(レギュラー)
・テレビ朝日「Future Tracks →R」
・NHK Eテレ「ニュースで英会話」(レギュラー)
・NHK Eテレ「おもてなしの基礎英語」(レギュラー)
・TBS「林先生が驚く初耳学」
・Abema TV 「ABEBA Prime」
・Tokyo MX TV「堀潤モーニングFLAG」
※2024年2月28日Tokyo MX TV「堀潤モーニングFLAG」生出演決定!
【堀田隆一の過去のマスメディア露出】
・NHK Eテレ「漢字ふむふむ」
・NHK 「チコちゃんに叱られる!」
#PrayForUkraine
音楽
フカガワ さん(Fukagawa Music)
withmusic-wimu...
Opening Music:
withmusic-wimu...
Ending Music:
withmusic-wimu...
**English**
Japanese Linguist and Philologist Talking About Language
(Casual Talk in Japanese on Linguistics and Philology)
Topic:
Known as collectors and compilers of fairy tales, the Brothers Grimm were also linguists
Speakers:
Ippei INOUE, Professor of Linguistics, Keio University, Japan
Ryuichi Hotta, Professor of Philology, Keio University, Japan
導入のテンポとクイズの形式がいいなと思いました
とても動画に入り込みやすく感じました
ドイツ語初心者ですが、ドイツ語では習慣だけでなく未来のことや進行形のことも単なる現在形で表すとならったので、2の現在進行形はゲルマン系言語の中でも英語特有(逆にドイツ語が特殊なのかもしれないが)みたいなもので、新しめの文法なのかなと考えました
デンマーク在住、デンマーク語を学習しているものです。全く同様の文法的特徴がデンマーク語にもみられます。
ソ系が文法化しやすいのはもしかしたら旧情報に繋げやすいとかがあるかもですね。すでに相手の頭にある情報は相手の近くにある物を指すソ系と結びつきやすいからなのかもしれないと思いました。
文法化の例ではないですけど、物語の冒頭で「あれは新月の夜だった」なんて書き出しで始まったりしますけど、新情報はア系と結びつきやすいんでしょうね。
だんだん話が逸れていってしまうんですけど、今から話すことに対してはコ系を使いますよね。例えば、「これは先の結果を表にしたものである」と言って下記のものを指したりなど。ア系は話し手の過去に見聞きしたことについてですが、コ系はそうではないですよね。ア、ソ、コで過去、現在、未来と体系が出来上がってるんじゃないかと思ってきました。
以上、余談に付き合っていただきありがとうございました
趣味でロシア語をやっている者です。
ロシア語にはThere is(are)… にあたる「文法」はありません。
さらに現在形と現在進行形の文法上の区別もありません。ただ、その動作が完了しているのか完了していないのかの区別があるだけです。
膠着語である日本語やトルコ語は語順が自由といわれますが、ロシア語などヨーロッパの言語で主流の屈折語もわりと語順は自由。
格助詞や格変化(つまり語形)によって語の意味が分かるからですね。
思うに、英語という言語は時代が進むにつれて屈折語的な特徴が失われ独立語化していったので、語順が重要になるとともに、それを補完するため
(語順だけでは意味を伝えきれない)にたくさんの熟語や構文(語を本来の意味とは異なって使用)が生まれたんだと思います。
格変化で苦労するのか、熟語や成句・構文を覚えるのに苦労するか・・・世界は選択したようですね。
There is 構文について中学校のころに先生と話したことがあるんですよね
結局結論的なものは出なかった記憶ですがこういうネタのときだけ参加してたなあ
先生 「There is の主語はis の後ろ。意味上の主語
私 「Thereが主語じゃいかんのか? そっちのほうが文法そのままでいける
先生 「主語ならThereは名詞ってこと? are のとき変化しないけど?
私 「単複同形ってことでいいでしょ
先生 「でも後ろを意味上の主語にしないとうまく訳せなくない?Thereは形式主語ってこと?
私 「ここにおわすは水戸光圀公なり
先生 「形式主語ですらないって主張かぁ
私 「おわすの部分はないから形式主語かも
先生 「おもしろいねぇ。普段の授業もちゃんと聞いてくれたら最高なんだけどなあ
そういえば There goes 名詞 という倒置もよくありますね
あっちのthereは副詞じゃないと説明つかないかな?
英語だけじゃなくドイツ語(dasein)などのように他のゲルマン語にもある共通表現なのでたぶん古い構造な気がする
進行形が英語にしかないのとは対照的
登録者数8888が近い! 英語でも末広がりみたいに縁起がいい数字ってあるのかな?
動画の本題ではない部分でI have been~の表現がスラングだったってかなりの衝撃で
この部分で動画一本撮ってほしいと思ってしまいましたw
初期にかなり強めに教えられる事柄なのに、そこまで歴史が深くもないとは・・・
中英語期の語順の固定化は格変化(屈折)の消失と関係あるんでしょうか?
ドイツ語は現在もV2言語ですが、古英語のときはV2だったということですかね?もしそうだとすると、There is ...と文法化しても、何となくV2の雰囲気を感じさせますね。
ダミーで置かれるの1番困る〜
18世紀後半は二百数十年前です
言語学界隈の有名なエイプリルフールネタはありますか?
文法化するというのは、日本語の補助動詞的な感覚だろうか
日本語の主語省略って昔からあるんですかね?
there is a book.はthereについて述べており、thereが文の論理主体ですよね。this is a bookがthis に関して述べているのと完璧におなじ。isの役割が違うだけ。主語というのは、動作主、属性保持主などに限定したものなので文法解析には適さないと思いますが、その様な見方はありませんか?thereに限らず「その角に」に関して述べる場合「on the corner is a banker with a motor car」などとなります。
タイトルは「まるわかり」の誤字ですかね
ですね。ありがとうございます。