嵯峨の春(Saga-no-Haru)-松浦検校作曲-2024年8月18日
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- Опубликовано: 6 фев 2025
- 箏: 望月 雅子 Sangen: Masako Mochizuki
三弦: 柳瀬 和子 Koto: Kazuko Yanase
尺八: 藤本 禘山 Shakuhachi: Teizan Fujimoto
歌詞:
去年(こぞ)見にし
弥生半ばの 嵯峨の春
嵐の山の 山桜
色香妙(たえ)なる花の宴
散りても残る 心の花に
思ひ乱るる 憂き身にも
また繰り返へす この春も
汲(く)むや泉の 大堰川(おおいがわ)
浮ぶ筏(いかだ)の 行末は
人の手活け(ていけ)と なる花を
恨むや己が 迷ひをば
払ふは法(のり)の 御誓ひ(おんちかい)
嵯峨の寺々 廻らば廻はれ
水車(みずぐるま)の輪の
臨川堰(りんせんぜき)の川波
川柳は水に揉まるる
ふくら雀は竹に揉まるる
都の牛は車に揉まるる
茶臼は挽木(ひきぎ)に揉まるる
我は色香に揉まれ 揉まれて玉の緒も
絶えぬばかりに 思ひ川
床に淵(ふち)なす 夜半のきぬぎぬ