冷たい珈琲 - IA

[@soredake.]

相手にとって何気なくても、胸につっかえる言葉。
冷たい珈琲
「全然なんて笑っていないでよ」
掬いきれずにこぼれたスープだけ
まだぬくもりを保っている
君も何か言ってくれるならいいさ
全然なんて笑っていないでよ
全然なんて笑っていないでよ、か
十一月の風、嫌いじゃない
自分だけが空っぽじゃないと
思えるから
あーあ指先傷だらけって
心配そうに触れ合って
他の誰かにも同じことをする
例えるなら君は浮き輪のようだ
楽しいことをぱんぱんに
詰めないと浮かんではいられない
そうやって
「全然そんなことはないんだよ」
珈琲の香り染み付いた席
ふたりとも飲めないはずなのに
君は何も言ってくれないか、いっそ
全然そんなことはないんだよ、が
全然そんなことはないんだよって
みんな遠くに行く夢を見た
自分だけがいつまでもここに
留まるから
あなたにだけは聴かせるねって
内緒のポーズ微笑んで
それだけは本当のことだった
もしも僕に才能があるのなら
それは謝る才能だ
目に見えないものなんて読めないし
そうだって
「全然そんなつもりなかったよ」
とてもじゃないけどデザートはないね
ふたりとも甘いもの好きなのに
君が何か言ってくれるならいっか
全然そんなつもりなかったよ
全然そんなつもりなかったの？
「全然なんて笑っていないでよ」
掬いきれずにこぼれたスープだけ
まだぬくもりを保っている
君も何か言ってくれるならいいさ
全然なんて笑っていないでよ
全然なんて笑っていないでよ、か

[@cxlcom]

いい曲、楽しく聴いています！

[@soredake.]

楽しく聴いてくださってとてもうれしいです！あたたかいコメントありがとうございます！

[@sesounai]

オケがめっちゃ進化してる、、、！

[@soredake.]

コメントありがとうございます！
こんなにメインがギターの曲は初めて作ったのでそう言っていただけて安心しました。うれしい気持ちでいっぱいです！