JR西日本・四国 瀬戸大橋線 快速マリンライナー(岡山-高松) 前面展望ビデオ
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- Опубликовано: 2 дек 2024
- JR西日本の岡山駅からJR四国の高松駅まで走る快速「マリンライナー」の前面展望ビデオです。
走行路線は宇野線・本四備讃線・予讃線ですが、併せて「瀬戸大橋線」の愛称で呼ばれています。
岡山駅からは、まず宇野線を走ります。
宇野線は、岡山駅から宇野駅までを結ぶ路線で、かつては終点の宇野から四国の高松を行き来していた宇高連絡船の接続路線でした。
とはいえ、1988年4月10日に瀬戸大橋が開通するまでは、行き違い施設はあるものの単線の路線でした。
1991年に妹尾駅構内に行き違い施設を新設、1992年に大元駅・備前西市駅・早島駅構内の行き違い部分の配線改良、2001年に大元駅付近の行き違い施設が約1.9kmに延長され、2009年に早島駅-久々原駅間の約3.3kmが複線化といった改良を経て現在の形態になっています。
結果、未だにほとんどが単線区間ではあるものの、行き違い施設を長めにしたりすることで、運転本数は多めながら待ち時間は少なめとなっています。
岡山駅を出ると、しばらくは市街地を走ります。
大元駅では、JR四国所属の113系リニューアル車とすれ違います。
この113系は行き先表示器部分に前照灯が内蔵され、行き先表示器は窓下に、また尾灯も角形に変更されるなど、独特の顔になっています。
備前西市駅では運転停車(列車行き違いのための停車でドアは開かない)が行われるのもおもしろい所です。
また妹尾駅の少し前で、回送列車ながらキクハ32形トロッコ列車を牽引したキハ185系気動車も見る事ができます。
妹尾駅を過ぎる頃から田園風景が広がりしばらく走ると茶屋町駅に到着します。
ここから、宇野線を離れて本四備讃線に入ります。
本四備讃線は全線が複線で、実際には茶屋町駅を出て複線の高架を走ると、途中で宇野線が単線で分岐し、高架を降りていくような形です。
その後蟻峰山トンネル・福南山トンネル・児島トンネルとトンネルを連続で通り、そのすき間に駅を設置したような印象です。
やがて児島駅に到着し、本四備讃線のままですが、JR西日本からJR四国に会社が変わります。
児島駅を出ると、さらにトンネルを通って、トンネルを抜けると突然瀬戸大橋を渡っています。
瀬戸大橋は、瀬戸中央自動車道の下に在来線と新幹線を合わせて4線敷設できるように考慮されていますが、現在は中央の2線のみで、空間の広さを感じます。
瀬戸大橋上では一部横方向の風景の映像も楽しめるようにしています。
四国に入ると工場地帯を通過し、瀬戸中央自動車道と分かれると、線路が分岐している地点にさしかかります。
左に曲がると、予讃線を高松方面に合流し坂出駅があり、一方直進すると予讃線を逆方向の多度津方面に合流し宇多津駅があります。
もちろん予讃線自体は高松から坂出駅、宇多津駅、多度津駅を通る線なので、高松から出発すると、坂出駅を出て少しすると右に瀬戸大橋方面の線路が分かれていき、左にカーブをして進むと、右側から瀬戸大橋方面からの線路が合流し、少しすると宇多津駅という形になります。
そのため、複線による三角形ができており、少々複雑な構造の合流となります。
予讃線では、JR四国の特急や普通を見る事ができます。
また、複線で、最高速度は130km/hなので、かなりのスピード感がありますが、線路のジョイント音が非常に細かく聞こえ、ロングレール化されていない中を高速で走る様子が楽しめます。
しばらく走ると4面9線の大きな高松駅に到着し、54分間の旅は終了です。