【アスリートの原石】チアリーディングの原石「サツマオールスターチア」 ～世界に挑む！チアリーディング～ ”Jチャン＋”特集

今回の「アスリートの原石」は、鹿児島で活動するチアリーディングクラブに注目します。
クラブの選抜メンバーで作るチームは昨年、東京で行われた大会で2位に輝き世界大会への出場権を獲得しました。
選手たちの思いに迫ります。
今回訪れたのは、鹿児島市にある体育館。
ここにチアリーディングの原石たちがいました。
SatsumaAllstarCheer(サツマオールスターチア)は、2021年に鹿児島市で発足したチアリーディングクラブです。
楽しくチアリーディングを学ぶ未就学児のコースから、世界を目指す大会コースまであり、成長に合わせたクラスで練習に励んでいます。
世界を目指すコースの選抜メンバー「BlackVolcano」(ブラックボルケーノ)は、小学6年生から高校1年生までの12人が所属しています。
これまで数々の大会に出場し輝かしい成績をおさめていて、昨年10月に東京で行われた大会では2位に輝き、5月にアメリカで開催される世界大会への出場権を獲得しました。
チアリーディングはタイムを競ったり、1対1で戦ったりするスポーツとは異なり、チームで「いかに観客を魅了し、ひきつけることができるか」を競う採点競技です。
ほかのスポーツを応援することから始まったチアリーディングの特色を生かし、掛け声や特殊なジャンプ、組体操の技などで2分30秒の演技を構成します。
チアリーディングに必要な要素の一つが「笑顔」！
競技会では技の正確性や完成度、演技がそろっているかなどを審査しますが、笑顔も採点の項目に含まれています。
見ている人に元気や勇気を届ける、まさに『笑顔の真剣勝負』なんです。
他のチームに負けない笑顔が強みのブラックボルケーノ。
笑顔の他にも演技で特に力を入れている技が『ピラミッド』です。
複数人で組体操のように人を乗せる技「スタンツ」が繋がった大技です。
下位置のメンバーがしっかり支え上に乗るメンバーもバランスを取りながら演技をする、とても難易度の高い技です。
成功するかどうかが試合の結果を大きく左右するため、チームワークが問われます。
演技が終わるたびに撮影した映像で動きを確認し、選手同士で位置やタイミング、改善点を話し合います。
大技を成功させる裏には、地道な練習の積み重ねがありました。
声を掛け合いお互いを励ましあいながらチームワークを高めてきた「ブラックボルケーノ」。
世界大会でも、その抜群の笑顔と技を生かした演技が期待されます。
詳しくは動画をご覧ください。
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