「ザワークラウト」はご存知ですか？
ドイツ語でザワーは酸っぱい、クラウトはキャベツのこと。なので日本語では「キャベツの酢漬け」と訳をされることが多いようですが、本来はキャベツを乳酸発酵をさせたものです。簡単に作れますのでキャベツが豊富にある時期に挑戦してみませんか？
キャベツは、柔らかい春キャベツよりも冬のどっしりと重いキャベツの方がザワークラウト作りに向いています。なるべく重いキャベツを探して作ってくださいね！
基本の材料は千切りにしたキャベツと塩をだけであとは好みでスパイスを入れます。伝統的にはキャラウェイシードや月桂樹の葉を入れますが、他に唐辛子、ディル、ジュニパーベリーなどアレンジしてみてください。
室温で発酵させるので夏より寒い季節に作るのがおすすめです。室温に置いたザワークラウトは毎日様子をみて発酵具合を確認します。勢いよく発酵して溢れ出る場合もあるので瓶はバットにのせると良いでしょう。キャベツが空気に触れているとカビやきやすいので水分とラップで覆われていることを確認してください。発酵の様子を見るときは瓶を傾けてみたり、重石を少し押してみてください。気温にもよりますが、18℃位の部屋に3-6日位置いておくとブクブクと泡が出てきます。これが発酵が始まった合図です。その後は冷蔵庫に入れてゆっくりと発酵さるのがおすすめです。
発酵したキャベツはすぐに食べられますが、2〜3週間経ってからの方がさらにザワークラウトらしい香りと酸味が出てきます。フレッシュなうちはサラダにして食べるのが好きです。ザワークラウトにはすでに塩味があり、乳酸発酵によって酸味もあるので、味付けは少しの甘味と...