ふたばたけし「水になって」リリックビデオ

Поделиться
HTML-код
  • Опубликовано: 5 окт 2024
  • 2024年4月17日リリース「水になって」
    ☑︎配信リンク
    linkco.re/cHZS...
    この曲は2023年夏に
    能登に歌をうたいに訪れた際に見た景色と
    当時の僕の感性・価値観が混ざり合ってできた曲です。
    曲が完成したのは2023年11月頃。地震が起こる前でした。
    場所は変わり、更に時も戻して、、
    昔、熊本に「アトリエdot」という場所がありました。
    そこは障がいを持たれた方と一緒に絵を描いたり、歌をうたったり、
    表現活動を通して支援を行っている事業所です。
    アトリエdotは末藤翔太さん、佳織さんのご夫婦で営んでおられ、
    みんなの温かな居場所となり
    僕もギターを持って遊びに行かせてもらううちに、
    アトリエdotという場所が、そして翔太さん、佳織さんの事が
    好きになっていました。
    生き方を変えてくれた恩人でもあります。
    数年前に佳織さんが漆芸の勉強をするために
    お二人は能登へ移住する事となりアトリエdotは一旦幕を閉じました。
    今でもアトリエdotにいたみんなで「ひだまり文化祭」というイベントを
    企画したり、のんびり集まったりしています。
    お二人が能登へ移住されてから、佳織さんは漆芸の研修所へ通い
    翔太さんは地域おこし協力隊に勤めていました。
    移住してしばらく過ぎた頃、
    お二人から能登に歌いに来て欲しいとお誘いがありました。
    繋がりや、人のことを大切にするお二人なので、
    能登でも地域の方に親しまれていた様で
    ライブ会場から照明、音響、撮影などありとあらゆるもの全て
    能登の方達の力を集結させてライブを作り上げて下さいました。
    このリリックビデオの風景は、実際にそのライブをさせて頂いた
    「茅葺庵」というレストランから見える風景を元に描いてもらっています。
    本当に美しい景色でした。
    茅葺庵は現在、ボランティアの方の拠点として使用されていると聞きました。
    冒頭で説明した通り、「水になって」という曲はこの日に見た
    能登の海、山、茅葺庵から見える田畑、
    美しい景色と温かさが元になってできたラブソングです。
    ライブが終わって翌日、
    「そろそろ一旦熊本に帰るから、次は熊本で会いましょう」と言って
    翔太さん、佳織さんと
    2023年夏、能登空港で別れました。
    2024年1月1日。突然の大きな地震で
    翔太さんは崩れた自宅の下敷きとなり命を落としました。
    40歳でした。
    翔太さんが瓦礫の下敷きになっているという情報が届いた時、
    翔太さんが亡くなってしまったという情報が届いた時、
    佳織さんが一人で避難しているという情報が届いた時、
    何もできませんでした。
    不甲斐なくて自分が嫌になって、悲しくて、
    どう説明していいのか今でもわからない気持ちでした。
    しばらくしてやっと佳織さんとも連絡がつくようになって、
    ぼんやりとではありますが能登の状況も少し入ってくるようになった頃。
    「水になって」は僕の中でどうしていいかわからない状態になっていました。
    元々、翔太さんと佳織さんに聴かせるのを楽しみにしていた曲だったし、
    そして何より歌詞の内容に死が絡んでいたからです。
    その後も色々悩んだ結果、
    この曲はやっぱり世に出して色んな人に聴いてもらうべきだと感じたし、
    佳織さんにもちゃんと聴いて欲しいと思い
    「能登の景色を見て、地震の前に作った曲があるんです。」と伝え
    リリースして佳織さんにも聴いてもらいました。
    『ふたばさんを通して、翔ちゃんからの全力のラブレターだと思ったよ。
    きっと「この方法しかない」って翔ちゃんがふたばさんを介して
    伝えてくれてるんじゃないかって。』
    と、佳織さんからメッセージが届きました。
    翔太さんが僕を能登に呼んでくれて、
    茅葺庵、朝市、職人さんの工房など色んなところ案内してくれて、
    次来た時は塩田を見てもらいたいと楽しそうに話す翔太さんの顔は
    嬉しそうで楽しそうで、本当にこの地を愛してるんだなと感じました。
    そんな風に翔太さんが導いてくれた能登での経験から生まれてきてくれたこの曲が、どうしてラブソングになったのか(それも本当に翔太さんから佳織さんへのラブレターの様な歌詞で)。
    今となっては本当に不思議です。
    僕は幽霊もお化けも信じまてせんし、奇跡もあまり信じていません。
    それでもこの曲は翔太さんが残してくれたんだと思います。
    佳織さんにとってはラブレター
    僕にとっては大切なラブソング
    この曲がまた誰かにとっての大切になれるように。
    そして翔太さんからもらった温かい気持ちが
    水のように多くの人に行き渡るように。
    大事に大事に歌っていきます。
    長い文章読んでくれてありがとうございました。
    この曲を
    翔太さん、佳織さん、そして能登へ捧げます。
    #能登

Комментарии • 3

  • @米原享子
    @米原享子 5 месяцев назад

    こんなことあるんですね✨。涙が止まりません‥
    いい歌です。

  • @平本米子
    @平本米子 5 месяцев назад +2

    佳織の母です!何回聴いても、翔太さんと娘の事が想い出されて、涙がとまりません!ラインでも、感想を述べさせてもらいました!有り難うございました!

    • @futabatakeshi
      @futabatakeshi  5 месяцев назад

      ラインでもメッセージありがとうございました。
      大切に歌い続けていきます。